2019年7月のオープン以降、口コミでジワジワと人気を集める炭火料理のお店『グリルダイバーnut’710』をご紹介します。
今回は毎週完売必死、ワンコインのテイクアウトランチを事前に予約しました。
あわせて店主に色々とお話を伺ってきましたので、料理の感想と一緒にこちらもぜひお読みいただければと思います!
グリルダイバーnut’710の場所
場所は倉吉未来中心の飲食店が並ぶ「食彩館」の一角にあります。
駐車場も広々なので気軽に行けますね。
辺りを漂う炭火の香ばしい匂い。
実際に行くと思わずその香りに引き込まれること間違いなし。
これが噂の『グリルダイバーnut’(ナット)710』だ!
完売必死の人気メニュー「テイクアウトランチ(お肉)」
お店の人気メニューであるテイクアウトランチはお肉とお魚から選べ、値段はなんと500円。
予約でいっぱいの日もあり、日曜など飛び込みで行くと買えないことも。
なるべく前日までに予約しておくと安心です。
店舗前のメニュー表。
実際はもっとたくさんの種類のお肉が提供されているみたいです。
おにくランチ、いただきます!(購入者の9割はなんと・・・)
こちら牛肉の炭火焼き2種類と、マーブルポークステーキのテイクアウトランチ(500円)。
食べると分かる、見た目以上のボリューム感。
肉汁たっぷりのお肉に、白いご飯がすすむ!
とにかくすすむ!
この肉肉しさ、さぞかしイカツめの男たちが買い求めているかと思いきや
なんと購入者の90%は女性とのこと。
さらに年齢層も幅広く、若い方からおばあちゃんまで様々だとか。
意外っス。
こちらはまた別のお肉ランチ。
女性の方が多い理由として、色んなお肉をちょっとずつ食べられるから、とお聞きしました。
ガッツリのステーキ1本!という発想とは真逆のニーズをうまくとらえています。
なるほどです!
なぜこんなに安いの?
それにしても、500円でこのボリュームは安すぎる。利益が出ているのか不安になってきました。
もしかして、店主のやさしさだけで、このお店は成り立っているのか。
特別に仕入れたお肉を見せていただきました。
『1週間に仕込める量をまとめて買っているから、安い』
肉の世界は分かりませんが、つまりそういうことらしいです。
(写真↑は十勝黒毛和牛の塊)
(↑マーブルポークの塊)
毎週違うお肉を味わえるから、毎週食べても飽きない。
店主曰く、予約の約9割はリピーターとのこと。
口コミと確かな味によって、着実にファンを獲得しています。
地元の味と、地元で味わえないもの
メニュー表を見ると『大山ハム』の文字が見えますが、
使っているお肉は必ずしも地元鳥取のものだけではないそう。
その理由はずばり『色んなお肉を味わって欲しい』から。
外出自粛などの言葉がさかんに聞かれるようになった昨今、県外での食事が減ったという方も多いのではないでしょうか。
そんな中で、遠くに行かなくても倉吉で気軽に県外のお肉も食べてもらいたい、という思いから
地元鳥取の肉にこだわらず様々なお肉を仕入れて提供しているのだとか。
また、地元のお肉を扱うと競争相手も多くなるのでその点も優位性に繋がりますね。
実は店主、『ガイナーレ鳥取』『スサノオマジック』などのホームゲームにて
スタジアムグルメ、略して「スタグル」の出店も積極的に行われています。
そこでは鳥取産の食材を使ったメニューを提供し、県外のアウェイチームサポーターに食べていただく事で鳥取の食の『ファン』を獲得するという、先ほどとは反対のスタイルをとっています。
地元の方、県外の方それぞれにアプローチを変えることで『鳥取(山陰)を盛り上げる、PRする』にはどうすればよいか、考えられています。
音楽フェス!
そんな店主ですが、ゆくゆくは『音楽フェス』をここ鳥取で開催したいそう。
音楽を聴いて、美味しいご飯を食べて、こだわりのお酒を飲む、最高じゃないですか。
店内にはクラフトビールの瓶がずらり。
ちなみに店主は、米子の『地ビールフェスタ』を起こした方でもあります。
現在はバトンタッチで交代されましたが、それでも今年9月には倉吉でBeer&Sakeフェスを開催するなど常にめちゃくちゃバイタリティに溢れています。
活気の出方が違います。
この方なら多分、音楽フェス実現します。
おわりに
いかがでしたか。『グリルダイバーnut’710』。
お肉が好きな方、オススメです。
ちなみに以前お魚のワンコインランチを食べましたが、ホッケが容器からはみ出すほど大きくておいしかったです。
他にもローストビーフやオードブルなど、豊富なメニューが揃っていますので気になった方はぜひお店のHPなどご覧ください。
最後にもう一度、お肉の写真をどうぞ。
住所 | 鳥取県倉吉市駄経寺198-2 倉吉パークスクエア食彩館 MAP |
営業時間 | 11:00〜14:00(夜予約のみ) |
定休日 | 月・火(但し、イベント出店がある場合定休日有り) |
連絡先 | 050-6866-0895 |
HP・SNS | 公式HP Instagram |
※本記事の情報は2020年10月時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。※写真の無断掲載・使用を禁止します。