鳥取市鹿野町「雲龍寺」は年に2回、お庭の一般公開をされています。
今年は寅年とのこともあり、以前「開運!なんでも鑑定団」に出品された「竹虎図屏風」が紅葉に合わせて飾られていました!
美しいお庭と、県指定保護文化財に指定された迫力ある屏風を一緒にご紹介します。
※2022年11月14日撮影
▼場所はここ
〒689-0405 鳥取県鳥取市鹿野町鹿野164
「これより先は仏様の領域です。何人も身と心を清め心静かにご入山ください。」との言葉に背筋がスッと伸びるようです。
入り口から本堂までのお庭は見頃を迎えており、落ち葉が彩る鮮やかな絨毯にうっとりします。
入り口の門を叩くと、住職が笑顔で出迎えてくださいました!
優しい表情に、緊張していた身体がゆるみ、ほっとします。
1度目の紅葉はピークを迎え、落ち葉になりつつありますが、まだ緑色のモミジやイチョウがあり12月初旬まで楽しめるそうです。
住職曰く「お寺は本来明るい場所であり、誰でも気軽に立ち寄れる場所なんですよ。」とのことで、お寺に来るきっかけをと20年以上前から毎年お庭の公開をされています。
集めた美術品の一部が展示されており、今年の干支にちなんで飾られた屏風は「開運!なんでも鑑定団」に出品された作品。
手前のテーブルクロスは、鹿野町で藍染された檀家さんの手作りです。
飾られた作品の説明も丁寧にしてくださり、大変興味深かったのですがそれ以上に住職の生き方、お話に引き込まれました。
大手企業を脱サラ後、ガラス職人となり30年前に仏道に転職と驚きの経歴。
好きなもの、本物の美しいものを見るために日本国内だけでなく、外国へも足を運んできたそうです。
目の前に見える庭も今日は美しく見えるけれど、明日は気になる場所ができ一生かかっても完成はない。
「今もこれから先も、自分の生きる場所で自分のやるべきこと、好きなことをする。」とありがたいお言葉をいただきました。
「ケ・セラ・セラ」と見送ってくださり、少年のように楽しそうに話す住職に出会たこと、この地を訪れたことの幸せを感じました。
新しいことをはじめたい。だけど一歩踏み出せない方。「雲龍寺」に訪れてみませんか?きっと新しい自分に出会えますよ。
その際は、電話での予約をお忘れなく。
TEL:0857-84-3399
※ケ・セラ・セラ
~なるようになる。運に任せていればよし。明日や10年先を思って悩むより『今を生きる』この一瞬。今日1日を充実して過ごすこと。
とっとりずむ紅葉フォトコンテストのキャンペーンも実施していますので、ぜひチャレンジしてみてください。