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[鶴尾山]史跡・若桜鬼ヶ城跡を楽しみながら登れる標高446mの山 – 若桜町

春のポカポカ陽気に誘われて若桜町にある「鶴尾山」を登ってきました!

山の中腹から頂上にかけては時代ごとに築かれた城の遺構が残っていて、歴史を感じながらの山歩きも楽しめます。

この記事では、「鶴尾山」の登山コースや城跡の様子についてご紹介していきます。

目次

鶴尾山の場所

鶴尾山は、中世は城下町、江戸時代は宿場町として栄えた八頭郡若桜町にあります。

今回ご紹介する登山口は若桜駅からもほど近い距離にあり、汽車でもマイカーでも訪れやすい山です。

史跡を楽しみながらの登山後には、当時の面影を色濃く残す若桜宿の仮屋通りや蔵通りなどの町歩きもオススメです。

鶴尾山の登山コースを簡単に紹介!

では、さっそく鶴尾山の登山コースについて簡単にご紹介していきます!

登山口

今回は若桜駅から徒歩10分もかからないくらいの距離にある、八幡広場運動公園の登山口から登り始めました!

近年、城跡が国の指定史跡に選ばれたもともあり、登山口をはじめ、登山道にも道標が数多く設置されていて、とてもわかりやすいです。

案内に従って運動公園内を進んでいくと、脇に登山口が見えてくるのでそこから登っていきます。

やや傾斜のある、足元が覚束ないところに害獣防止柵が設けられているので、注意して進みましょう!

登り始めから3合目くらいまでは細い登山道

登山口を過ぎて登りだすと、道は思っていた以上に細く、足元をよく見て登りました。

1合目を通過すると足場も幅が出てきて、横木渡しの道も出てきます。

分岐点ではもちろんのこと、適度な間隔で道標も建っているので、安心して歩いていけます。

途中には休憩所(トイレは無し)や、若桜鬼ヶ城跡の紹介パネルなどもあり、足を休めながら登ることができます。

3合目~5合目まではちょっぴり野生的な山歩き!

3合目から5合目まではより草木に覆われた、少し野生的な山歩きを楽しめます。

木の階段が続いていたり、足場が整備されている道も歩きやすくていいですが、私は道という道になってないこういう登山道が結構好きです。

ややきつい傾斜を登っていくと、再び木渡しの階段道が出てきます。

進んでいくと、標高345m地点の5合目に到着です。

ここから山頂までは約15分とのこと。特に難所などはなく、あっという間に登れちゃいます!

城の遺構が目白押し!5合目~三の丸・二の丸

5合目を過ぎると、足場が滑りやすかったり、階段が続いたりで、注意を示す看板が目立ち始めます。

足元に注意して登り進めていくと、徐々に視界が開けていき、山頂が近いことが感じられます。

「山頂まであと一息」という道標のすぐ横に、再び害獣防止の柵があります。

山頂城跡は害獣防止柵がぐるりと張り巡らされていて、それに沿うようにして歩いていきます。

ここまでくると、勇ましい石垣が多数目に飛び込んできます。

山頂は数段からなる段階状の地形をしていて、三の丸、二の丸とすぐに見えてきます。

三の丸からの景色も素晴らしいです。

それぞれ史跡に関する紹介のパネルもたっていて、より歴史が感じられます。

ゴール!本丸と天守台

三の丸、二の丸を過ぎると本丸・天守台がある山頂です。

崩れ落ちた石垣が整備されずにそのままになっていますが、これは「その時代、人為的に破壊された石組みを残すことに文化的価値がある」とする形式が踏襲されていることによるそうです。

城跡はもちろんのこと、但馬方面や播磨方面を見渡せる絶景スポットもあるので、山頂ならではの楽しみを満喫していって下さいね。

帰りは足元に気を付けながら往路を引き返しましょう!

おわりに

国指定史跡・若桜鬼ヶ城跡の迫力ある石垣などを楽しみながら登れる「鶴尾山」のご紹介はいかがだったでしょうか?

標高も446mと低く、道標などもしっかり整備されているので、本格的な登山シーズンを迎える前のウォーミングアップにぴったりの山です!

※本記事の情報は2020年3月18日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
※写真の無断掲載・使用を禁止します。

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この記事を書いた人

全国転勤を楽しみながら先々の情報を発信!トラベルライターとしても活動中♪ トリップノート / ブログ

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