山陰屈指の古湯として知られている「関金温泉」に行ってきました。
周囲を豊かな自然に囲まれ、ワサビを育てられるほどの綺麗な水が流れる長閑な町です。
関金温泉の歴史や、気軽に温泉を楽しめる無料の足湯など、見どころについてご紹介します。
関金温泉とは?
中国地方最高峰の大山の東側に位置する関金温泉。
倉吉の有名な観光スポットである白壁土蔵群から南へ10kmほど車を走らせると到着します。
「清流の里」とも呼ばれている関金は、大変自然豊かで、湧き出る水にワサビが育まれ、ヤマメやイワナなどが生息し、夏にはホタルが飛び交います。
そんな長閑な地に湧いている温泉の開湯は、今から1300年近くも昔の、養老年間といわれています。
古くから「白金の湯」や、江戸期に番所が置かれていたことから「湯の関温泉」とも呼ばれている、歴史ある山陰屈指の古湯です。
湧き出ている温泉は、清らかで、無色透明で無味無臭、温度も適温です。更にラジウム含有量が世界有数の放射能泉であることから、湯治にもオススメな温泉地です。
白金の湯を気軽に楽しめる!温泉街にある無料の足湯
温泉街観光と共に、白金の湯を気軽に楽しみたいという方にオススメなのが、無料の足湯「延命茶屋」です。
温泉街と住宅街の合間にポツンと建っており、少し見つけづらい場所にありますが、温泉街中に看板があるのと、建物さえ見つければ判りやすい外観なので、たどり着けるかと思います。
足湯の湯温もやはり適温で、長く足をつけて疲れをとることができます。
訪れた際には地元の方がちょうどいらっしゃって、足をつけながらゆったりと読書をされており、その長閑さがとても心地よかったです。
延命茶屋の近くには、日帰り温泉を楽しめる「せきがね湯命館」や、「大滝山地蔵院」、「えぐ芋親水公園」などもあるので、ぜひ合わせて訪れてみて下さいね。
おわりに
開湯約1300年の山陰屈指の古湯「関金温泉」はいかがだったでしょうか?
周囲を大自然に囲まれ、ゆっくりと時間が流れているような感じさえする、大変長閑な場所です。
心身ともに穏やかになれる地で、とくと名湯を楽しまれていって下さいね。
※本記事の情報は2018年3月14日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
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