鳥取に転勤で来てからずっと登ってみたかった「湊山」に行ってきました!
標高はわずか約90mで、山頂まで徒歩15分ほどにも関わらず、360度の大パノラマや国史跡の米子城跡などがあり、見どころの多い山です。
今回は、観光スポットとしてはもちろんのこと、地元の方の散歩コースとしても大変人気な「湊山」についてご紹介していきます!
湊山の場所
今回ご紹介する湊山は、米子市街地に隣接した湊山公園の一角にあります。
無料で利用できる湊山公園駐車場があるので、マイカーで訪れた際にはそちらに車を停めることができます。
駐車場を出るとすぐに「米子城跡登り口」の案内板があるので、そちらを頼りに登山口まで向かいましょう!
湊山山頂までのコース紹介
湊山山頂まで続く登山口はいくつかありますが、今回は鳥取大学医学部付属病院の前にある、駐車場からすぐの登山口から登り、本丸跡を目指していきます。
コース詳細は下記の通りです。
①城山登り口→②分岐点→③山頂(本丸跡)
山頂までは10分~15分程で行くことができ、コースもよく整備されているので、体力に自信が無い方にもオススメです♪
①城山登り口
駐車場を出て「米子城跡登り口」の案内板に従って進んでいくと、すぐに「城山登り口」に到着します。
石段が始まる手前には杖もたくさん用意されているので、足腰への負担や体力が心配な方はお借りすることもできます。
シイノキやタブノキ、ヤブツバキなどの照葉樹が多く、緑に囲まれた道を歩いていくと5分ほどで2つ目の目的地である「分岐点」に到着です。
②分岐点
分岐点では、内膳丸跡や二の丸跡、中海展望所など、様々なスポットへの道標が出てきます。
まずは山頂を目指したいので、「本丸跡」を進んでいきます。
たくさんの看板が出てきますが、頂上までの道のりを示す看板は特に多く設置されていてとても判りやすいので、案内に従って進んでいけば迷うことなく到着できます。
③山頂(本丸跡)
分岐点を過ぎ、更に石段を登っていくと、ほどなくして立派な石垣が見えてきます。
天守閣は現存していないものの、かつての四層五重・山陰一の名城「米子城」を守った大規模な石垣が次から次へと目に飛び込んできます。
その石垣に沿って歩いて階段をのぼっていくと、湊山の頂上(本丸跡)に到着します。
山頂は遮るものが何もないため、標高約90mとは思えないほど見晴らしが良く、360度の大パノラマを楽しめます。
米子市街地を一望でき、中海や弓ヶ浜半島、日本海、天気がいい日には大山まで見渡せます。
たった徒歩15分でこれほどまでの絶景を楽しめる山は、県内では大変珍しいのでぜひ登ってみて下さいね!
おわりに
360度の大パノラマと米子城跡を楽しめる「湊山」のご紹介はいかがだったでしょうか?
今回は山頂を目指すコースのみご紹介させて頂きましたが、分岐点でご紹介したように、他にも内膳丸跡や二の丸跡、中海展望所など様々な見どころが数多くあります。
時間と体力に余裕があれば、ぜひ色々なコースを散策してみて下さい!
※本記事の情報は2019年8月22日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
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