ぐったりするような暑さが続いたと思えば、降り続ける雨。
心も少々お疲れ気味の方も多いのではないでしょうか?
少しでもホッとする時間を求めて自然スポットへ行ってきたのでご紹介します。
「落河内のカツラ」の場所
鳥取県鳥取市河原町北村
山陰道鳥取南インターチェンジを降り、河原方面へ。
中井窯や牛ノ戸焼などの窯元を通り過ぎ、三朝方面へ向かう途中に看板があります。
大雨の影響等もあり、少々道が荒れてましたが車で問題なく行くことが可能です。
「落河内のカツラ」とは?
「落河内(おちがこうち)のカツラ」と読みます。
県指定の天然記念物で、鳥取の名木100選にも選ばれているようです。
車道沿いにあり、目の前に車を停める事も可能です。
向いにも2~3台程度、車を停めるスペースがありました。
大地から生きる力をいただく
山道に突然現れる木に圧倒されました。
大きく広げる木の枝が、手を広げ歓迎しているように感じます。
小さな橋を渡って、お邪魔します。
橋の下を流れる水の透明度に感動。
こんなに美しい水を身近に感じれる土地に住める事に感謝です。
近づく前に思わず一礼。
「おじゃまします」と自然に言葉が出ます。
大地にしっかりと張る根。
落ちた幹や枝にも新しい命が生きています。
見る角度によって、沢山の表情を見せてくれます。
前日降った雨をしっかり保湿した木から滴る雫。
何気ない一つ一つに気持ちが落ち着きます。
あいたスペースに腰を落として、そっと目を閉じると心地よい音が聴こえてきます。
鳥の鳴き声、水の流れる音。時折吹く風はヒンヤリと気持ちいい。
ゆっくり目を開ければ目の前には、何でも受け入れてくれそうな大きな木。
目の前の慌ただしい日常を一瞬でも忘れる時間。
最高に贅沢なのではないでしょうか?
おわりに
「落河内のカツラ」のご紹介はいかがだったでしょうか?
写真で伝えきれない包容力と心地よい空間。
なんで今まで知らなかったのだろうか?と思える絶景スポットでした。何を求めるでもなく、ただ癒されるためにまた行きたいと思う場所。
きっと見る人によって、感じるものや好きな部分が違う事でしょう。
時を重ねた自然の美しさを体感してみてはいかがでしょうか?