倉吉市につたわる「ほどき紙」を体験してきました!
断ち切りたい過去や整理したい気持ち、そして新たな自分へのスタートをほどき紙に託すと、その思いを昇華してくれるそうです。
この記事では、「ほどき紙」の販売場所や手順などについてご紹介していきます。
「ほどき紙」とは?
「ほどき紙」は、整理したい過去や思い、やめたい習慣などを断ち切り、新しい自分へと出発するこれからの願いを叶えてくれるといわれています。
倉吉市役所のすぐ隣、打吹公園内にある「羽衣池」にそれぞれの願いを書いたほどき紙を浮かべ、紙が溶けていくのと同時に過去も水に溶け、願いが昇華されるそうです。
この羽衣池そのものにも天女伝説が残っていて、神秘的な雰囲気のなかでほどき紙体験ができます。
「ほどき紙」の手順
では、さっそく「ほどき紙」を体験してみましょう!
ほどき紙の購入場所や手順についてご紹介していきます。
①「ほどき紙」を購入しよう!
まずは、「ほどき紙」を購入しましょう!
ほどき紙は、赤瓦・白壁土蔵群内で購入することができ、販売場所は倉吉白壁土蔵群観光案内所と赤瓦一号館です。
ほどき紙を浮かべる羽衣池には倉吉白壁土蔵群観光案内所の方が近いですが、赤瓦一号館からでも歩いてすぐに行けます。
ほどき紙には赤と青の2種類があり、赤が恋愛、青が仕事や健康についてです。
セット内容は、ほどき紙と良縁福守りで税込400円です。
②表面と裏面にそれぞれの思いを記入しよう!
ほどき紙を購入したら、さっそく思いや願いを記入しましょう!
ほどき紙には表面と裏面があり、両面にそれぞれ記入します。
リボンがほどけている絵が描かれている表面には、断ち切りたい過去や思い、やめたい習慣などを記します。
そして、リボンがしっかりと結ばれている裏面には、叶えたいお願い事を記します。
お守りはそのまま大切に持っていて大丈夫です。書き終えたら、記入済みのほどき紙を持って羽衣池がある打吹公園と向かいましょう!
③羽衣池にほどき紙を浮かべよう!
打吹公園に到着したら、赤い橋がかかる羽衣池へと向かいましょう!
橋の上まで来たら、池にそっとほどき紙を浮かべます。
水に溶ける紙が使われているほどき紙は、時間をかけてゆっくりと羽衣池に溶けていきます。
ほどき紙と同時に過去も水に溶けていくといわれていて、溶けきったら過去の整理完了です!
新しい自分に生まれ変わったような気持ちで、裏面に書いたお願い事に向けて新たなスタートを切りましょう!
おわりに
断ち切りたい過去を整理して新たな自分へのスタートが切れる「ほどき紙」のご紹介はいかがだったでしょうか?
複雑な手順もなく、販売所がある赤瓦・白壁土蔵群から羽衣池まで歩いていける距離にあるので気軽に体験することができます。
赤瓦・白壁土蔵群観光に訪れた際には、ぜひ「ほどき紙」を体験してみて下さいね!
※本記事の情報は2020年2月2日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
※写真の無断掲載・使用を禁止します。