智頭町の「tomarigi」さんで間借り営業をされているスパイスカレーのお店、「無国籍食堂 晩蝉-ひぐらし-」さんでカレーをいただいてきました。
鳥取を代表するカレー屋さん、かるだもんさんでスパイスカレーの美味しさに目覚め、食べ歩きや岡山のカレー屋さんでの修行を経て現在は実店舗準備中とのこと。
食べることは生きること、美味しさと健康を考えた絶品スパイスカレーをご紹介いたします。
「無国籍食堂 晩蝉-ひぐらし-」の基本情報
住所 | 鳥取県八頭郡智頭町1531 tomarigi(MAP) |
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営業時間 | 11:30〜15:00 |
定休日 | 金〜火曜日 |
駐車場 | 有り(店舗2軒隣、着物カジカワ横12−15番) |
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駐車場は、お店の2軒隣に4台用意されています。
tomarigiさんの看板が目印です。
店内の様子
古民家を改装して作られたtomarigiさんを間借り営業されており、ナチュラルな雰囲気が漂います。
メニュー
メニューは、本日のカレー2種とトッピング、裏には各種ドリンクがありました。
カレーは、砂糖・小麦粉不使用のグルテンフリー、お肉やお野菜等は国産のもの・鳥取のものを使用されており、身体に優しいご飯としていただけます。
トッピングのスパイス半熟たまごは、珍しい平飼いの有精卵で、おとなり岡山県美作のさとみ農園さんの卵を使っているとのこと。
季節に合わせて身体のことを考え、夏は身体を冷やす食材等使った南インドベースのカレーを、冬は身体を温めるような北インドベースのカレーを・・・とメニューも工夫されているようです。
季節の旬の食材がその時々によって楽しめるのも良いですね。
お店の外にもその日のメニューが掲示されています。
実際にいただいたメニュー
フェンネルと黒胡椒のチキンカレー
様々なカレー屋さんでもベースとなっている事が多いチキンカレーですが、今回はフェンネルと黒胡椒が香るチキンカレーをいただきました。
フェンネルは、甘くスパイシーな香りが特徴のハーブですが、利尿作用・発汗作用や消炎効果も期待できるとされています。
こちらとスパイシーな黒胡椒が香るさらさらのカレーが、八頭町ひびき農園さんの無農薬米と黒米、バスマティライス(インドのお米)をブレンドしたご飯の隣に注がれています。
奥側に見える黄色いカレーは少し甘めの豆のカレーです。
ご飯の上には人参やキュウリ・赤タマネギ、キャベツなどが漬物になったもの、生の水菜がのっています。
漬物は南アジアでの漬物でアチャールなどとも呼ばれ、スパイスや塩・酢や油等で漬けられており、カレーと混ぜながらいただきます。
味や食感の変化が楽しいカレーでした。
ジンジャートゥルーシーティー
八頭町のアオノキfarmさんのトゥルーシーと、晩蝉自家製ジンジャーシロップを使った甘いハーブティーです。
トゥルーシーはインドの伝統医学アーユルヴェーダでは不老不死の霊薬とされており、メディカルハーブの代表的存在です。
英名は、ホーリーバジル、タイではガパオといい、よく見かけるスイートバジルよりもお香のような強い甘い香りが特徴です。
こちらのハーブティーに甘さ控えめなジンジャーシロップがつかわれているので、香りとほんのり甘いジンジャーで身体は温まり、香りとともにほっと一息休まる時間でした。
お客様の反応は両極端だそうですが、香りが強いハーブティーがお好みでしたらきっと気に入っていただけるのではないでしょうか。
トゥルーシーは店頭でも購入することができます。
「無国籍食堂 晩蝉-ひぐらし-」のおすすめポイント
週に2日しか営業していない貴重なお店ですが、こだわりの食材は店主の方の思いが沢山詰まったものたちばかり。
夏には夏の、冬には冬の身体に合うようにと考えられた、身体に優しいスパイスカレーです。
無理のない範囲で身体のことを考えたお料理達は、ご自身の体調不良から食べ物を見直したことで変わった過去があるからとのこと。
食べることは生きること、健康であることは日々楽しく生きる上でこれ以上大切なことはないですね。
現在実店舗に向けて準備中とのことで、今度の動向も要チェックです。
自然豊かな智頭へおいしいスパイスカレーを食べにおでかけしてみてはいかがでしょうか。
※本記事の情報は2023年10月5日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
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