三朝町にある『日本一危険な国宝』三徳山に、新しい焼き菓子のお店がオープンしたとの事で早速取材に。
三徳山のお店らしい、ユーモアあふれる商品名にも注目です!
「白狼堂」の場所
〒682-0132 鳥取県東伯郡三朝町三徳989-3
以前、三徳茶屋のあった跡地にお店が出来てました。
大きな通りに面しているので、すぐお店を見つける事が出来ました。
近くには三徳山へ登山する方が利用する、観光駐車場もあるので安心です。
「白狼堂」の雰囲気
取材した日はまだオープンして数日だった為、入り口には沢山のお祝いが飾られていました。
コンパクトな店内は、木を基調とした温かみのある空間。
木材は鳥取県智頭町の杉を使っているそうです。
新しいお店は木の香りもフンワリ。
入口を入って右手には焼き菓子コーナー。
商品はこれから随時更新していくそうです。
「白狼堂」の商品
個包装のクッキーが数種類。
お米の粒が入ったクッキーとは珍しいですね。
三徳山投入堂をもじった『なげいれどーなつ』は、神倉大豆と県産の米粉使用。
三朝神倉大豆を使用したフィナンシェもありました。
「白狼堂」のメイン商品『神住寺(カステラ)』
オープン当日は、閉店時間前に売り切れていたのでショーケースに並んでいてホッとしました!!
もっちりタイプとしっとりタイプ。
サイズが大・小と2種類の計4種類のラインナップ。
ショーケースには、『神住寺』を使用した商品が2種類。
季節のフルーツを挟んだ、神住寺サンド。
取材時はマスカットでした♪
プリンの上に半熟の『神住寺』を乗せて焼き上げた、半熟プリン。
三朝の神倉大豆を使用した、かんのくらシューとどれも美味しそう。
商品の紹介を見て、あれ??と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そう、以前とっとりずむでもご紹介した『寺カフェ りんつ』のオーナーさんの新しいお店なんです。
寺カフェもそうでしたが三徳山らしい、ネーミングセンスが抜群ですね。
実際にいただいた商品
お店イチオシの『神住寺』と『かんのくらシュー』を購入しました。
オープン記念品に神住寺のラスクもいただきました。
カステラのラスクは初めて食べましたが、これも美味しかったです。
シンプルな素材で出来ているからこそ、誤魔化しがきかない焼き菓子。
日持ちは常温で購入日から10日程度です。
フワフワなのに、弾力のあるカステラでカットするのに苦戦しました。
包丁を入れても、弾力があり跳ね返るんです!!
たかおイチオシポイントは、底に敷かれた粒の砂糖!!
最近のカステラには少ない、このシャリっとした食感が大好きなんです。
生地は、卵の香りがふわっと広がるリッチなお味。
底の方のしっとりしたジューシーさは、蜂蜜かな?と思わせる優しいお味でした。
シュークリームは、上をカットしてクリームを詰めているようで側面からカスタードがチラリ。
みんな大好き断面図をどうぞ!!
このたっぷりのカスタードたまりませんね。
三朝産神倉大豆のおからを上のクッキーシューに練り込んであるそうで、甘みたっぷりのサクサク食感。
クリームは同じく神倉大豆の豆乳使用で、こちらは甘さ控えめ。
そして、シュー生地とクリームの間はもっちり。
食べる部分と口に入れるバランスでお味が変わる楽しいシュークリームでした。
おわりに
三徳山の麓に新規オープンした「白狼堂」のご紹介はいかがだったでしょうか?
通常の大豆よりイソフラボンを豊富に含んだ、神倉大豆を使用したスイーツはどれも魅力的でした。
当面の間、寺カフェはお休みして白狼堂を営業されるそうです。
子育てをしながらお店をオープンし、ステキな笑顔で出迎えて下さったオーナー様。