昼食付き日帰り観光バスツアー「鳥取・因幡Gバス」の体験レポート

私は鳥取駅南口からバスに乗って参加しました。

バス乗り場は、三朝温泉、はわい温泉、鳥取駅南口の3カ所から選べます。鳥取で人気の温泉宿の近くからバスが出ているのは嬉しいですね♪

旅行の2日目にもぴったりです！

それでは、いよいよバスツアーのスタートです！

移動中は砂の美術館の案内DVDを見ながら過ごします。これもバスツアーならではの楽しみですね！

参加者の方には資料が配布されるのですが、その中にはGバスツアー専用の缶バッチが入っています。

私は服につけられなかったので、時計にバッチをつけました。

浦富の遊覧船乗り場に到着しました！

ここから約40分間の遊覧船の旅がスタートします。

天気は少し曇っていたため海は少し黒く、透き通った岩美ブルーは見られませんでした。

遊覧船に乗っている間、ガイドさんが漁業権の話やのどぐろの名前の由来など、ネタが尽きずにさまざまな話をしてくださるのでとても楽しいです！

鳥取の海は、日本屈指の透明度を誇るので、県外から来られた方々もテンションが上がっていました。

みなさん写真を撮っていて大満足の様子。素敵な思い出になったこと間違いありません！

 続いては鳥取が世界に誇る砂の美術館へ！

こちらは世界初の砂の彫刻を室内展示する美術館になっています。

2006年からオープンして今年で15期目を迎えます。

砂の美術館の砂像は一年ごとにテーマを変えて一から作り変えられ、約９ヶ月間展示されます。

砂とは思えないほど精巧で細部まで丁寧に作り込まれており、息を呑むほどのリアルさでした。

砂と水というありふれた素材から、こんなに素晴らしいアートができるとは驚きです。

ツアーの昼食は刺身から鍋、姿唐揚げに釜飯と、お昼ご飯とは思えないほど豪華です。

特にモサエビの入った釜飯が印象的でした！

釜飯の蓋を開けた瞬間にエビの香りが広がりとても美味しそう。

香ばしく炊き上がったご飯にモサエビの旨みが染み込んでいて箸が止まらなくなります。

こちらはモサエビをはじめとしたお刺身。モサえびは弾力があって噛めば噛むほど旨味が増します。

猛者えびは幻のエビとも呼ばれていて、鳥取県以外に出回ることがない珍しいエビです。

これを食べるだけで日本海で今どんなものが取れているのか分かる、そんな満足感たっぷりのランチでした！

午後からは晴れていて鳥取砂丘は絶景！

お昼ご飯を食べ終わったら砂丘へ！

この日はかなり人がいましたが午後は晴れたのでとてもきれいな砂丘を見ることが出来ました。

のんびり食べすぎたせいであまり時間がなかったので、馬の背まで登ることは出来ませんでした。またリベンジしたいと思います。

ツアーもいよいよ終盤に差し掛かってきました。

続いて鳥取有数の漁港である賀露港に行ってきました。

賀露港には、新鮮な魚が並ぶ市場「かろいち」や、地元の農作物やお土産がずらりとそろう「わったいな」、鳥取で唯一の水族館「かにっこ館」などのスポットが集まっています。

かろいちでは、鳥取名物のカニやモサエビをはじめ、ヒラメやサザエなど多種多様な海の幸が売られていました。

この日は夏休みの日曜ということもあってどこも活気があり、たくさんの人でにぎわっていました。

時間が限られていたので急いで全部回りましたが、どれも見どころ満載で楽しめました。

砂丘から白兎神社へ向かうバス移動中、ガイドの方が「因幡の白兎」について詳しく説明してくださいました。

因幡の白兎は、日本最古のラブストーリーともいわれる伝説で、白兎神社に伺う前にその知識を得られたのは嬉しかったです。

白兎神社に到着してからはまず最初に白兎海岸へ！現地のガイドの方が案内してくださいました。

白兎神社は神話の舞台でもあり、もともと砂丘だったらしく、その場所に建てられた神社だそうです。

途中にある御手洗池は、白兎が身体を洗った場所として知られており、砂丘の上にあるにもかかわらず、水が染み込むため「不増不減の池」とも呼ばれているそう！

さらに、安山岩と砂丘の境目も教えていただきました。

普段よく訪れる白兎神社ですが、詳しいガイドのおかげで思いがけない知識を得られ、とても楽しかったです！

16:40に鳥取駅の南口へ到着！10:30から始まった約半日の旅。本当に半日だったのかと思うほど濃いツアーで大満足の内容でした！