
自然の恵みをまるごといただくような、やさしいごはんとスイーツを求めて…。2024年10月4日に倉吉市にオープンした「優希 -cafe yuuki-」に行ってきました!
発酵調味料や植物性素材にこだわった、からだにも心にもやさしい料理がいただけるカフェです。
ランチもデザートも、しっかりいただいたのに体が軽く、もたれない。
そんな驚きとともに、丁寧なおもてなしに包まれる時間は、まさに心のごちそうです。
そんな心がじんわりあたたかくなる「優希 -cafe yuuki-」の魅力を、たっぷりご紹介します!
「優希-cafe yuuki-」の基本情報
住所 | 鳥取県倉吉市米田町2丁目31-3(MAP) |
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営業時間 | 11:00〜17:00(L.O.16:00) |
定休日 | 水・木曜日・第1火曜日 |
駐車場 | あり |
公式HP | 優希-cafe yuuki- |
SNS |

ナビ通りに進み住宅街を抜けると、ぽつんと佇む真っ白なお家が見えてきます。
駐車場は店舗前と横に6台分ありますが、グループで訪れる際は乗り合わせがおすすめです。
店内の様子

「優希-cafe yuuki-」のコンセプトは、「まるでおうちに帰ってきたような ゆっくり あたたかい やすらげる 優しい気持ちになれる所」です。
白を基調とした店内は、その言葉通り、ほっと心がほどけるような空間が広がっています。

大きな窓に面したのカウンター席に座れば、まるで自然の中にいるような気分に。
ドリンクを片手にのんびり過ごせば、不安や悩みを忘れられるかもしれませんね。

やさしい空気に包まれてすくすく育った発酵ドリンクは、ランチやスイーツにも使われています。

ヴィーガン、グルテンフリー、発酵フルーツなどを使ったスイーツも人気です。
保存料等不使用のため、テイクアウトはご相談ください。
メニュー
「優希-cafe yuuki-」では、ヴィーガン(植物性)、発酵、米粉(グルテンフリー)をテーマに、料理を提供されています。
ランチ、スイーツともに、卵やバター、牛乳、動物性食品、小麦不使用で、アレルギーにお悩みの方も安心してお召し上がりいただけます。
ランチ【要予約】

完全予約制のランチは、「発酵スープランチ」また「発酵カレーランチ」から選べます。
どちらも発酵調味料と野菜をたっぷり使った、からだにやさしいごはんです。
ランチの予約は、前々日の17:00まで(前々日が休業日の場合は前営業日の17:00まで)予約フォームで受け付けておられます。
ご来店、ご予約の際は、下記の注意事項をご確認ください。
スイーツ

14:00からのカフェタイムは、予約なしでご利用いただけます。
人気の「発酵柚子のガトーショコラ」、フランス・ブルターニュ地方の伝統菓子「ファーブルトン」のほか、本葛や米粉を使った焼き菓子が並びます。
数に限りがありますので、気になるスイーツがある方は、予約がおすすめです。

ドリンク

生の果物と甜菜糖に天然のミネラルを加え、3ヶ月以上酵母発酵させて作られる「発酵ドリンク」は、ビタミンやミネラルがたっぷり詰まっています。
そのほか、有機栽培茶とふわふわ豆乳の「三年番茶カプチーノ」、カップまたはポットが選べる「有機紅茶」「有機ジャスミン」など、どれもほっこり落ち着くドリンクばかりです。
実際にいただいたメニュー

冒頭でもご紹介しましたが、「優希-cafe yuuki-」で提供しているランチ、スイーツは、卵やバター、牛乳、動物性食品、小麦不使用です。
アレルギーにお悩みの方、健康志向の方はもちろん、疲れが取れない方や、食生活のバランスが気になる方など、さまざまな方にお楽しみいただけます。
発酵スープランチ

旬の野菜と発酵調味料をたっぷり使った「発酵スープランチ」は、見た目も心もほっと和むひと皿です。
メインのミネストローネには、切干大根や干し椎茸が入り、まろやかな口あたり。
口の中でじわ〜っと広がる旨みに、「これ、ほんとうに野菜だけ!?」とおどろくこと間違いなしです。
グリル野菜に添えられた「ひよこ豆味噌とピーナッツのソース」や、クリーミーな「発酵フムス」、そして「塩酒粕豆乳グラタン」まで。
どれも素材の味をいかした、やさしい味わいです。
発酵カレーランチ

「発酵カレーランチ」は、2025年の春に仲間入りした新メニューです。

レンズ豆をベースに、じゃがいもなどの野菜とスパイス、そして発酵調味料を合わせて作られています。
辛さは控えめですが、発酵調味料のコクとスパイスの香りがしっかりと感じられ、物足りなさはゼロ。
黒米と小豆入りの発酵玄米ごはんは、もちもちとした食感が楽しく、自然な甘みを感じられます。
発酵カレーとの相性も抜群で、最後までおいしくいただけました。

セットのサラダには、「発酵いちごのバルサミコドレッシング」をかけていただきます。
発酵ドリンクのいちごの甘味とバルサミコの酸味がマッチした「優希-cafe yuuki-」ならではの特製ドレッシングは、新感覚の逸品です。

植物性乳酸菌で作られた、自家製豆乳ヨーグルトの上にも発酵ドリンクのフルーツが使われています。
発酵ドリンクのフルーツは、えぐみが少なく、果肉はもちろん皮まで食べられるのが特徴です。
ひと口食べれば、ヨーグルトとフルーツの自然な甘みが、からだ中に染み渡るのを感じられます。
Vegan Sweets アソート

いろいろなスイーツを少しずつ楽しみたい方には、「Vegan Sweets アソート」がおすすめです。
おまかせで3〜4種類の盛り合わせになっており、内容は日によって変わります。
取材時は、「発酵柚子のガトーショコラ」、「チーズを使っていないveganチーズケーキ」、「アップルシナモンの本葛ケーキ」、「ひまわりのタネとオートミールのクッキー」でした。
どのスイーツも、しっとり、もちっとした食感で、卵、バター、生クリームなどの乳製品、小麦を使っていないのが信じられないほどリッチな味です。
さらに、添えられた豆乳クリームをケーキに合わせると、まるで森林浴をしているような爽やかさがプラスされます。
生クリームが苦手な筆者ですが、この豆乳クリームはたっぷりつけて美味しくいただきました!
ファーブルトン

「ファーブルトン」は、フランス・ブルターニュ地方で親しまれてきた伝統的な焼き菓子です。
本来は卵やバター、小麦を使って作られますが、「優希-cafe yuuki-」では、それらを使わずに作られています。
しっとり焼き上げた生地は、焼き菓子でありながらもちもちの食感。真ん中にはやわらかいプルーンが挟まれていて、素朴ながらも満足感のある味わいです。
発酵ドリンク

豆乳ヨーグルトにもトッピングされていた「甘姫小町(みかん)」の発酵ドリンクは、ソーダ割りがおすすめです。
発酵をイメージさせる気泡入りのグラスに、ガラスのストローが添えられ、細やかな心配りを感じられます。
ひと口飲めば柑橘の香りがふわりと広がり、ほっとひと息つけるおいしさです。
ゆっくりと目をつぶり、幸せを噛みしめる…そんな至福のひと時を過ごしました。
「優希-cafe yuuki-」のおすすめポイント
ヴィーガン、グルテンフリー、予約制と聞くと、少しハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、「優希 -cafe yuuki-」の穏やかで心地よい空間にひとたび身をゆだねれば、2度、3度…いえ、何度でも通いたくなってしまいます。
ひと皿ごとに、野菜や発酵調味料のエネルギーがじんわり伝わってくる「優希 -cafe yuuki-」のランチとスイーツ。
動物性食品や小麦を使っていなくても、こんなにも豊かで満足感のある味わいになるんだ…と、しみじみ実感しました。
※本記事の情報は2025年4月17日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
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