まだ桜が残る4月上旬、倉吉市のシンボル的存在「打吹山」に登ってきました。
距離も時間もそんなにかからず、小さなお子さんともお散歩気分で楽しめる親しみやすい山です。
この記事では、打吹公園から打吹山山頂までのコースについて詳しくご紹介していきます。
山頂までのコース紹介
打吹山には様々なコースがあり、分岐や合流も多く、色々な道を楽しめますが、今回は「打吹城跡トレッキングコース」に沿って登っていきます。
打吹公園内から山頂までの距離は約1.7km、歩いて30分くらいで到着します。
スタート地点である鎮霊神社、正面展望台、山頂のゴール地点である打吹城跡という順に、大きく3つに分けて、それぞれの道のりや見どころについてご紹介していきます。
①スタート地点・鎮霊神社境内
スタート地点の鎮霊神社は、打吹公園内の小動物園やアスレチックがある広場を少し登った先にあります。
遊歩道入り口を示す看板がたっているので、案内に従って行けば150mほどで到着します。
境内から山頂へと続く道が伸びているので、まずは「長谷寺 つつじ園」方面へ歩いていきます。
整った緩やか道をお散歩気分で登っていくと、左手に階段が出てきます。
看板などもなく迷われるかもしれませんが、どちらも同じ道に出ます。階段を上っていけばショートカットで展望休憩所前に出て、道なりにいけばグルッと回って同じところに出るので、お好きな道を選んでみて下さいね。
展望休憩所を過ぎると、ほどなくして正面展望台に到着です。
②正面展望台
正面展望台には2階建ての、櫓のような建物があります。
1階には水飲み場、2階にはベンチがあり、外の景色を眺められるようになっています。
先ほど通りすぎてきた展望休憩所は、周囲が草木で覆われていたために立ち寄らずに来ましたが、こちらの正面展望台は眺めも良く、遠くまで見渡せます。
また、この展望休憩所から長谷寺方面へほんの少し下ると、トイレ休憩所もあります。
コース内のトイレはここだけで、それ以外は打吹公園まで下りないとありません。お手洗いが必要な方はこちらを使われるとといいと思います。
③ゴール地点・打吹山頂(打吹城跡)
正面展望台を過ぎると、今までの整えられた道に比べ、山らしさがグッと増した道になります。
登り進めていくと、頂上の少し手前に、山頂の本丸を守るために建てられた打吹城備前丸跡があり、かつての打吹山の歴史についても触れられます。
こちら以外にも「打吹城跡トレッキングコース」では、至るところで歴史や打吹山の自然について紹介されているパネルがいくつもあるので、ぜひ意識して歩いてみて下さいね。
そして、ここから約170mほどで、打吹山山頂です。
草木が生い茂り、より自然を身近に感じられる坂道を引き続き登っていきます。とは言え、危険な道などはなく、これまでと同様に歩きやすい山道です。
ほどなくして、打吹山の頂上に到着します。
山頂は開けており、打吹山の魅力について紹介されている看板や、打吹城址の石碑などがあります。
周囲を木々に囲まれているため、なかなか眺めの良い景色を見ることができませんが、石碑の前まで行くと倉吉の街並みが覗けます。
山頂までの道のりも短く、大変な道や悪い足場もほぼなかったので、小さいお子さんから高齢の方まで楽しめるコースかと思います。
森林浴を楽しみながら、ぜひ登ってみて下さいね。
おわりに
子供から大人まで、お散歩気分で楽しめる「打吹山」はいかがだったでしょうか?
観光やファミリーのお出かけスポットとして人気の打吹公園内にあり、アクセスもよく、大変登りやすい山です。
ご紹介したコース以外にも色々なコースや見どころがまだまだあるので、ぜひ実際に登って散策してみて下さいね!
※本記事の情報は2019年4月13日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
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