2023年5月30日にオープンした「mochi」は、完全予約制のカレーとアイスとトーストのお店です。
店舗住所の情報公開をしておらず、予約した人のみ場所を知ることができるという特別感があります。
完全予約制と聞くと、ちょっと敷居が高いように感じがちですが、店主の魅力的な笑顔とテンポの良い会話を体験すると、2度3度……いや何度も足を運びたくなりますよ。
今回は、10月のカレーOpenの日に伺った様子をご紹介します。
「mochi」の基本情報
住所 | 鳥取県米子市 ※ご予約された方に詳しい住所を案内されます。 |
---|---|
営業時間 | 【トーストの日】9:30〜 【カレーの日】11:00〜 |
定休日 | 不定休 ※営業日はInstagramでお知らせ |
駐車場 | 有り |
SNS |
駐車場は店舗の前に、約4台停められます。
カフェオープンの日は、9:30からはじまるトーストの日、11:00からはじまるカレーの日とあり、手作りアイスはどちら時間帯でもいただけます。
Instagramで告知・予約受付をされていますので、気になる方はフォローして見逃さないようにしてくださいね。
店内の様子
小屋を改装したというコンパクトな店内は、テーブル席がひとつと、カウンター席のみ。
限られた席数、予約時間を分けて受付されているため、満席でも慌ただしい雰囲気がなくゆったりと過ごせました。
筆者の感じる「mochi」の最大の魅力は、店主とお客様の程よい距離です。
プライベートで伺った前回、そして今回ともに、おひとり様の女性ばかりでしたが、自然とお客様同士が話せる雰囲気ができあがります。
これは、店主がお客様に語りかける言葉のリズムと、醸し出す心地よい空気感がぴったり合わさった空間だからこそ。
この唯一無二の空間を、読者のみなさまにもぜひ体感していただきたいです。
メニュー
取材時のカレーは、2種盛りプレート、アイスは、ピスタチオ、大山キウイソルベ、ほうじ茶チャイの3種類でした。
カレーやアイスのフレバーは、季節や仕入れによって変わります。
実際にいただいたメニュー
普段食事をとらない時間帯だったので、小盛りでお願いしました。
ご飯の量に合わせて他の食材も調整いただいているので、通常サイズはInstagram投稿の写真を参考にしてください。
この投稿をInstagramで見る
2種のカレーは、ココナッツの香る海老カレーと、エスニックキーマでした。
原木椎茸アチャールの上には、細かく挽いたかつお節、柚子や、三つ葉と和の要素が添えられています。
エスニックキーマに柚子を絞ると、酸味と香りが加わり爽やかな味わいに。
お豆の粉で作られるパパドは、南インドで食べられている料理です。
「そのままでも良いですが、割ってカレーにのせると美味しいですよ。」と教えてくださいました。
海老カレーにのせていただくと、ココナッツと野菜の甘み、パパドの香ばしさ、複雑なスパイスと、ひと口の中に様々なコクと風味が溢れ出します。
酸味・辛味・甘味が詰まった心躍るひと皿で、これはスパイスカレー初心者の方でも楽しめるのではないでしょうか。
アイス(ほうじ茶チャイ)
カレーでほどよくお腹も満たされましたが、自家製アイスもはずせません。
ひんやり冷たいガラスの器に盛られたアイスが、輝いて見えます。
スパイスカレーを食べた後のミルキーなアイスは、幸せとしか言いようがありません。
アイスの中には、ナッツも入っており、上にはたっぷりのシナモンパウダー、カカオニブが添えてあり食感もいいですね。
地元で採れる旬の食材を使用されることも多いので、その時々の出会いをお楽しみください。
「mochi」のおすすめポイント
前述しましたが、「mochi」のおすすめポイントは、魅力的な店主と秘密基地のような空間です。
はじめての人でも、自然と会話に入ることができ、家庭のような居心地の良さがあります。
さらに完全予約制であることから、お店での出会いと時間を満喫できるため、お料理のおいしさを倍増してくれます。
トーストの日、カレーの日どちらの営業日に訪れても間違いないお店です。
イベント出店やテイクアウトもされていますので、そちらもぜひご利用ください。
※本記事の情報は2023年10月25日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
※写真の無断掲載・使用を禁止します。