白壁土蔵群から歩いていける所に位置する、倉吉で最古の町家建築である「倉吉淀屋」へ行ってきました。
外観もとても美しいです。
「倉吉淀屋」の場所
▼場所はここ
倉吉市東岩倉町2280−3
「倉吉淀屋」のこと
倉吉を代表する商家の一つである牧田家の旧住宅です。
倉吉市の指定有形文化財で、全国的に類例のない屋根構造が見事。建物は、主屋と付属屋から成っています。
主屋は太り柱や梁、垂木材など素朴ながら豪快な空間。東側にトオリニワがあります。
付属屋は主屋と対照的で簡素な構造になっています。
屋内の様子
主屋にあたる部分です。梁や柱が立派です!
欄間に美しい彫刻があります。
透かし彫り板欄間で、近江八景が彫られています。美しいですね。
付属屋から主屋を見たところです。
倉吉や淀屋についての関連本が読めるようになっています。
淀屋研究家の新山通江氏の書籍がそろっています。ゆっくりと歴史をひもとくのにおすすめです。
2階には、釘を使わないで作られた建物の組み木が展示されています。
何種類もの組み方があるんですね。これで強固な建築が実現しています!
「倉吉淀屋」のおすすめポイント
建築に興味がない人でも、梁の立派さや柱の太さ、欄間など感動ポイントがいくつもあります。
ゆっくりと足を休めながら、くつろぐこともできます。
白壁土蔵群を観光したあと、倉吉の歴史に触れるのにもおすすめです。
「倉吉淀屋」の詳細情報
営業時間:9:00〜17:00(入館16:30まで)
定休日:年末年始(12月29日〜1月3日)
駐車場:観光駐車場(無料)をご利用ください
電話番号:0858ー23ー0165
※本記事の情報は2021年7月8日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
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