鳥取市行徳に7月2日オープンしたカヌレ屋さん「木洩れ日」に行ってきました。
90年代に一度ブームになったフランスの伝統菓子のカヌレ。本場では品質を守るために作り方には厳しい基準がもうけられているそうです。
木洩れ日さんのカヌレは、オーソドックス製法に近いレシピなので、他にはない繊細な味わいになっています。
お店と商品のカヌレについて紹介していきます。
カヌレ屋 木洩れ日のあるところ
トスク本店近くの、元は鳥取銀行のATMだった跡地に建っています。
小さなお店ですので、密を避けるために、2名ずつでの入店になっています。
カヌレ屋 木洩れ日のカヌレメニュー
伺った日は、ほうじ茶、抹茶、ダークラム酒、ショコラの四種類が並んでいました。
フレーバーは何種類かレシピがあるそうで、ローテーション製作されてるとのこと。
次に行ったらなにがあるかな?とわくわくしますね。
ダークラム酒とショコラを購入しました
今回は2種類いただいて来ましたが、お得な4個セット1000も販売されています。
繊細なお菓子なので、賞味期限は1日。必ずその日にお召し上がりください。
ダークラム酒は、外側が飴でコーティングされていようにカリカリ。なのに中はカスタードクリームのようにとろり、もっちりとしています。
銅の型に蜜蝋を塗って焼くからこそ、この焼き上がりが得られるそうです。もっちり食感はフランスパンなどに使用される小麦粉によるもの。北海道産小麦で、通常の小麦粉よりもずっしりとした質感が出せるそうです。
ラム酒がほんのり薫る、上品な甘味。ゆっくり時間をかけて味わいたくなります。
ショコラは少し食感が変わり、中がふわっとケーキのように仕上がっています。もちろん外側はカリカリです。
ザクッとした一口目、ふんわり広がる柔らかな生地の二口目、後に残る豊かな余韻。心もほっとする、ご褒美スイーツでした。
お店の方のお話
もともとは、永楽温泉町でワインダイニングを営んでおられるオーナーご夫婦。デザートとして、ワインやシャンパンに合うスイーツを研究した結果、選ばれたのがカヌレでした。
当初はシリコンの型を使ったり、バターを塗ったりされていましたが、どうせならこだわり抜きたい、と今の製法へシフト。
職人さんが一つひとつ手作りする銅型や、扱いが難しい蜜蝋など希少なアイテムを駆使して現在の逸品ができあがりました。
ここまでこだわったのは、自分たちが食べて美味しさに驚いたから。今後は増産を目指し、通販でも購入出来ることを目指されるようです。
カヌレ屋 木洩れ日 まとめ
現在は1日限定130個の販売が、1時間足らずで売り切れてしまう人気店です。
オープン初日から行列ができていました。
生地は2日間寝かせてから、高温のオーブンで時間をかけて焼き上げます。そのため、一度にたくさん作ることができません。
手に入れるのがなかなか難しいのです。気になる方は開店時間前からチェックするのをおすすめします。
今はオープンしたばかりですから、しばらくして落ち着いたころに行ってみてもいいですね。
カヌレ屋 木洩れ日の店舗情報
住所:鳥取市行徳1-106 (トスク本店駐車場 横)
営業日:金~日
営業時間:11:30~売り切れまで
備考:1日約130個限定(現在ご予約不可)