なんかすごい！純粋に好奇心が芽生える！鳥取県美術展覧会「県展」開幕！！

鳥取県立博物館で９月18日に開幕し、今年で65回目となる鳥取県美術展覧会「県展」に行ってきました。

展示室の受付を通ると、普段はお目にかかれないような大きな書の作品がずらりと迎えてくれます。

展示室内は、工夫と技が光る力作ぞろい。

博物館のしん・・とした静かで独特な空気感と相まって「なんかすごい」と思わず言ってしまう・・・まさに、ダイナミックな展示風景に感動しました！

応募総数534点！選び抜かれた力作が展示

県展では、鳥取県内在住の方に美術作品を募り、応募作品の中から選び抜かれた力作が展示されています。

また、県展賞、奨励賞の２つの受賞作品が厳正に審査されています。

今年は応募総数534点、その内県展賞14点、奨励賞33点と入選作品282点（+無鑑査などの作品）合計399 点が展示してあるそうです。

第一展示室は「書道」「日本画」「版画」
第二展示室は「デザイン」「洋画」
第三展示室は「写真」「工芸」「彫刻」

中でも編集部が注目したのは、デザイン部門。

コラージュあり、立体的な作品あり、コンピューターグラフィックやポスターカラーで描いた正統派なものまで、自由な表現が面白い部門です。

現在の時代背景を反映した作品も多く、中には詩や言葉を文字にした作品もありました。

その詩や言葉に思いを馳せたり、何度も通り過ぎては、戻ってみたり・・・感慨深い美術鑑賞になりました。

どの作品も、純粋に好奇心が湧いてくるような、作品ばかり。作品を作ってみたい！とインスパイアされる方もいるかもしれませんね（実は記者もです）。

観覧者投票による「あなたが好きな作品賞」など面白い人気投票も実施されているので、ぜひ参加してみてください。

会期について

鳥取県内４カ所を巡回するので、お住いの近くの会場にぜひお出かけください。

この秋、県展で芸術の秋に浸ってみてはいかがでしょうか？

→令和3年度（2021年度）第65回鳥取県美術展の詳細はこちら