日本三大投入堂の1つ、不動院岩屋堂に行ってきました。
同じく日本三大投入堂の鳥取県東伯郡にある三徳山は知っていたのですが、八頭郡にもあるとは、実は知りませんでした。
知らないまま行かないままでは勿体なすぎる、見事な投入堂を拝める不動院岩屋堂について、ご紹介します!
不動院岩屋堂とは?
不動院岩屋堂は、大分県宇佐郡 龍岩寺、鳥取県東伯郡 三徳山とならび、日本三大投入堂の1つとして、国の重要文化財にも指定されています。
建立時代は明らかになっていないものの、形式手法からみて、室町初期(1340~)頃のものではないかとされています。また、この時期は修験道が盛んであり、密教系の一院として建立されたのではないかという説が有力だそうです。
建物は舞台造で、三朝町三仏寺の国宝奥院(投入堂)と共に、地方的独自性をもった貴重な歴史的建造物であり、その厳かかつ堂々たる姿は見る物を圧倒する迫力があります。
本当に岩の中にすっぽり!見事な岩屋堂を拝もう!
さて、いよいよ国の重要文化財、そして日本三大投入堂の1つである岩屋堂を参拝しましょう!
まさに「投入堂」の名前の通り、岩の中にお堂を投げ入れたように、すっぽりと天然の岩窟内に建っています。
その姿は走行中の車からもはっきりと見え、遠くから見ても、近くからみても、感動するものがあります。
柵のぎりぎりのところまで行き、下から見上げてみると見事な床下の舞台造りも楽しめます。
岩屋堂のすぐ隣には岩屋神社も建っており、こちらは近くまで行くことができ、迫りくるような岩窟も間近で感じられます。
祠の前で空を見上げてみると、勇ましい岩肌と樹齢を感じさせる木々が見え、雄大な大自然を感じることができました。
車通りも少なく、観光客の方も少ないため、穴場スポットとしても大変おすすめです。
おわりに
鳥取県八頭郡にある日本三大投入堂の1つ、不動院岩屋堂はいかがだったでしょうか?
若桜駅からも車で10分ほどの距離なので、若桜町周辺の観光と合わせて、ぜひ訪れてみて下さいね!
不動院岩屋堂の基本情報
住所:鳥取県八頭郡若桜町岩屋堂
駐車場:専用駐車場あり