鳥取の観光スポットとしても知られている中国庭園「燕趙園」。
道の駅に併設されているので、無料の駐車場も広々としています。
道路沿いには目立つ看板もあってわかりやすく、JR倉吉駅からは車で約10分です。
敷地の広さは10,000㎡と国内最大で、ドラマ「西遊記」のロケ地となったほど。
東郷湖と山々に囲まれた自然豊かな場所にあり、周辺にははわい温泉と東郷温泉があってロケーションもばっちりです。
「燕趙園」の基本情報
住所 | 鳥取県東伯郡湯梨浜町引地565-1(MAP) |
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営業時間 | 9:00~17:00 ※最終入園16:00 |
定休日 | 1月2月の第4火曜日(祝日の場合は翌日) |
入場料 | 【大人】500円 【小・中学生】200円 ※団体割引あり |
駐車場 | 無料(270台収容可) |
電話番号 | 0858-32-2180 |
公式HP | 燕趙園公式HP |
SNS | Instagram facebook |
園内の雰囲気
本格的中国庭園
鳥取県と中国の河北省との友好提携によって平成7年に開園。
どちらも梨の産地として有名という共通点があり、縁を結んで建てられたそうです。
入口を入ると、異国の地に来たような風景が広がっています。
中国の歴代皇帝が親しんだ庭園がそのまま再現されていて、設計から加工まですべて中国で行われたという徹底ぶり!
この日は小雨降るあいにくの天気でしたが、晴れた日はもっと映える写真が撮れること間違いなしです。
園内を歩くと、いろんな風景を目にすることができる程よい広さ。
景色を見ながら、散策するだけでも楽しめます。
各所にほどこされた美術工芸も見どころで、天井をゆっくりと見渡すと三国志や、西遊記の名シーンが描かれています。
ぜひ、探してみてください。
子供たちもいろんな撮影スポットを見つけては、まったりしていました。
特に「三景軒」は、丸い窓枠から3つの景色がきれいに見えて、イチオシです。
皇帝をお迎えする門「迎水門」も再現されています。
ここから眺める東郷湖もきれいですよ。
子供たちは、洞窟のように入り組んだエリアが楽しかったようで、何度も入ってました。
石積みも見事で、洞窟内の撮影シーンもドラマ「西遊記」に出てきますよ。
鯉のエサやりもできて、小さなお子様でも楽しめる工夫がありがたいですね。
ちょっとした写真も異国の雰囲気が漂っています。
さらにクリスマスシーズンのイルミネーションはまた幻想的です。
夜空に龍が舞っているようで、とてもきれい!
この時期の土日は、夜9時まで開園しています。
見て触れて楽しむ中国文化
イベントホールへ行くと中国の雑技など、さまざまな体験ができます。
中国ごまや座布団回しなどはちょっと難しいけど、夢中になって遊んでいました。
こちらは「魚洗(ゆし)」といって中国の占いに使われるもの。
手でこすって振動をおこし、水柱がたてられるか…結構難しかったですが、運気アップにつながるそうですよ。
毎日3回公演されている雑技ショーも必見!
撮影NGだったので写真はありませんが、瞬時にお面が変わる変面という技は圧巻です。
さらに、中国気分を味わいたい方はチャイナドレスのレンタルもおすすめです。
大人500円、中学生以下300円とリーズナブル!
品揃え豊富なので、お気に入りの1着を着て園内で撮影もいいですね。
帰りに福みくじに挑戦、しかも10円という安さ!おみくじのルーツは中国なんですって。
単なる観光スポットというだけでなく、異文化に触れる学びの場でもありました。
食べて買って楽しむ
お土産物「老龍頭」にも入ってみましょう。
おすすめはあったかふわふわ、桃あんまん。
中国では、桃饅頭は食べた人に不老不死をもたらすと言い伝えがあり、長寿の祝いなどで出される伝統菓子です。
おじいちゃんおばあちゃんへのお土産にもぜひ♪
他にも中国伝統のお菓子「月餅」を始め、雑貨や玩具なども品揃え豊富です。
道の駅に寄ったついでに買い物に立ち寄るのもいいですね。
中国で縁起が良いとされている金色と赤色のものがたくさん。
特に、2024年の干支「辰」の置物が目を引きました。
辰年の1年はさらに賑わいそうな燕趙園。
ぜひ、みなさんも訪ねてみてくださいね。
※本記事の情報は2023年12月16日時点のものです。
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