鳥取県ではオミクロン株の感染拡大防止に向け、ワクチンの3回目接種を推進しています。
ワクチンの接種が2回終わった方でも、時間の経過に伴いワクチンの効果は徐々に低下します。
自分だけではなく、家族や友人、周りの大切な人を守るためにも、接種時期が到来した方は、ワクチン効果を高める3回目接種を早めにご検討ください。
今回の記事では、3回目接種が必要な理由や使用されるワクチン、接種会場などについて紹介していきます。
3回目接種について
接種の対象
2回目接種後6か月以上経過した鳥取県民(18歳以上)でお手元に接種券が届いた方。
接種を受ける際の費用
全額公費で接種を行うため、無料で接種いただけます。
ワクチン接種は本人の意思で決めるものです。病気や様々な事情でワクチン接種が難しいかたもおられます。接種していない方に対して、接種の強制や差別、不利益な取り扱いを行うことのないよう、ご理解とご協力をお願いいたします。
3回目接種による効果
予防効果
時間の経過に伴い低下していく発症予防効果、感染予防効果、重症化予防効果等が3回目接種により高まることが臨床試験等で確認されています。
早めの接種が重要
初回ワクチン接種により作られた抗体産生細胞は、次第に数が減り半年以上経過すると抗体濃度はピーク時の約4分の1に低下する事が確認されています。
そこで、3回目接種をすることにより高い抗体濃度を獲得することができます。
よって接種時期が到来した人は早めの接種が重要となります。
交互接種について
3回目接種に使用するワクチンは、1・2回目に接種を受けたワクチンの種類に関わらず「mRNAワクチン(ファイザー社製又は武田/モデルナ社製ワクチン)」が適当となります。
諸外国でも初回接種したワクチンの種類に関わらず「mRNAワクチン」を推奨しており、有効性及び安全性が報告されています。
1・2回目と3回目とで異なるワクチンを使用する「交互接種」も認められています。交互接種の場合、同じ種類のワクチンを使用するより高い有効性が確認されています。
接種会場について
県営大規模ワクチン接種センター
県営のワクチン接種センターを県内6会場に開設しています。(要事前予約。当日予約も可)
県営ワクチン接種センターでは、お住まいの市町村によらず、どの会場でも接種可能です。
※県営ワクチン接種センターのほか、医療機関や市町村の集団接種会場でもワクチン接種が可能です。
土日開設会場
東部 | 新日本海新聞社 本社5階ホール |
中部 | 倉吉シティホテル |
西部 | 米子しんまち天満屋 5階てんまやホール |
平日開設会場
東部 | 公益財団法人鳥取県保健事業団 本部・健診センター |
中部 | 公益財団法人鳥取県保健事業団 中部健康管理センター |
西部 | 公益財団法人鳥取県保健事業団 西部健康管理センター |
●土日会場
電話予約:0859-21-8682(9時~17時 土日も開設)
Web予約:鳥取県営ワクチン接種センター(大規模接種会場)
●平日会場
電話予約:0570-783-370(平日9時~17時)
Web予約:鳥取県営ワクチン接種センター(保健事業団)
使用するワクチン
県営ワクチン接種センターでの3回目接種には「武田/モデルナ社製ワクチン」を使用します。