2024年鳥取の新店舗まとめ

地域住民が集うきっかけ作り!鳥取環境大学の学生が考案した智頭町歴史トランプ – 智頭町

智頭町の歴史や文化などが学べるトランプをご存知ですか?

鳥取環境大学4年生の中西さんが考案したご当地トランプです。「世代を問わず地域住民が集まって話せる商品・サービスを作りたい!」という想いから作成されました。

考案者の中西さん自ら主催して、ご当地トランプを使って楽しめるイベントを智頭町の公民館などで定期的に開催しています。

今回の記事では智頭町歴史トランプの詳細や中西さんがトランプを作成しようと思った経緯などについて紹介してきます。

目次

智頭町歴史トランプとは?

鳥取環境大学4回生の中西さんが考案・作成した智頭町のご当地トランプ。

智頭町の歴史や文化、偉人などについてトランプを通じて学べます。

智頭町が地元の中西さん

特に歴史や文化などは、なかなか自分から学ぶことは難しいですが、トランプゲームで使うことで、楽しみながら学べることが良いですね。

智頭町だけで54枚(ジョーカー含む)どうやってネタを集めたのか聞いたみたところ「図書館に通いつめて智頭の郷土資料を参考に情報収拾しました」と話してくれました。

そのため、地元の人でもわからないようなニッチな情報も学ぶことができますよ。

ご当地トランプはあくまでも地域活性化の手段の1つ

トランプゲームの集合写真

智頭歴史トランプをつくろうと思ったきっかけは、大学の授業にあったそうです。

トランプの製作はあくまでも目的を達成するための手段の1つ。詳しい経緯はFacebookページに書かれていました。

新連載【智頭歴史トランプができるまで!】第1話 智頭駅前カフェ

『智頭歴史トランプ』を作ってからよく聞かれる質問がある。
「なんで作ったの?」
この質問は、実に困る。
なせなら、ある日突然、「智頭歴史トランプを作ろう!」と思った訳ではないからである。

話は大学2年生の秋に遡る。

当時の僕には、やりたいことがあった。
”世代を問わず地域住民が集まって話せる拠点づくり”
智頭町の街づくりのワークショップでも、よくその話は出ていたし、僕自身も欲していた。

ちょうどその頃、大学で「商品開発」という授業があったこともあり、
僕はこれをテーマに商品・サービスを考えてみることにした。

まず、僕はある場所に注目した。
智頭駅前カフェである。駅前の空き地が芝生の広場で、カフェではない。パラソルと机とイスが置いてあるだけの空間だ。

駅前という最高の立地にもかかわらず、あまり利用されていなかった。

”このスペースをどうにか利用したい。”

僕は”智頭駅前カフェ”を使った
”世代を問わず地域住民が集まって話せる”商品・サービスを商品開発のテーマに定めた。

≪つづく≫

こちらの投稿は連載物となっているので、続きが気になる方は投稿を遡ってチェックしてみてください。

Facebookページ:智頭歴史トランプ&因幡歴史トランプ

地域住民が集まる!トランプゲームに参加してきました!

参加者は近くに住んでいる方がほとんどでしたが、岩美町から来られている方もいました。

今回は「ポーカー」のトランプゲームがメイン。普通のポーカーとは異なり、役を自分たちで決めることから行いました。

経済人(安住伊三郎、石谷源蔵、米原章産)、産物(柿の葉寿司、板井原ごう子、黄連)
などとジャンルに分けてランク付けを行いました。役の強さをジャンルによってランクもつけるなど、参加者全員でルールを決定。

まず手持ちのカードは、どの分類に当てはまるのか。そして、どういう組み合わせにすれば手札が強くなるのかなど、考えることが多く脳トレにもなりました。

遊びながら智頭について知ることができ、地域の方とも交流ができて有意義な時間を過ごせました。

今回はポーカーの会でしたが、イベントごとに内容は異なります。毎回楽しみ方が変わるので、リピーターも多いそうです。

因幡歴史トランプを鋭利作成中

現在は、因幡エリア(鳥取東部エリア)のトランプも作成中です。

智頭だけではなく、もっと大きなエリアで歴史や文化を学べるのは面白そうです。中西さんは「在学中に完成させたい!」と意気込んでいました。

将来的には商品を販売する可能性もあるとのことだったので、ぜひ実現して欲しいですね。

中西さんの今後の活動が楽しみです!

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この記事を書いた人

とっとりずむ編集長。1990年生まれ。鳥取の新店舗やカフェを巡るのが大好き。鳥取暮らしが楽しくなる情報を発信します!

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