国道53号線沿いに4月にオープンした新しいカレー屋さんです。
豊富なメニューの中にはお子様カレーもあり、辛さも段階で選べるなど、幅広い層の好みを満足させてくれるサービスが特徴です。
ですがこちらのカレーはかなり刺激的!かつなかなかの激辛!刺激的な味を求めている方にはおすすめのお店です。
カレー食堂ボヌールのある場所
住所:鳥取県鳥取市国安234-1
国道53号線沿い、鳥取市水道局の近くにあります。
市街地方面から来られる場合は、29号線と42号線の交差点服部信号から南に進み、源太橋を東に渡るとアクセスが楽です。
カレー食堂ボヌール 外観
オレンジが印象的な木の外装と、看板の代わりをしてくれる紫ののぼりが目印です。
きれいな紫ののぼりには、店名とシンボルの小鳥が描かれています。何かいいこと運んできてくれそうです。
カレー食堂ボヌール 店内の様子
お店に入ってすぐの板壁に沿って4人がけのテーブルが2席。その反対側、窓側にも同じく4人がけが2席用意されています。
板壁の向こうにも4人席が2つあり、プライベート空間のようになっています。友達と落ち着いてランチしたいとき、空いているか確認してみるのもいいですね。
お店の奥は厨房越しのカウンター席になっています。何種類ものスパイスの容器が並んでいました。
カレー食堂ボヌール メニュー
チキン、ポーク、牛筋、ツナ、海老などさまざまな種類から選べます。トッピングの数も豊富で、付属の福神漬けも常備。
ご飯の量や辛さも選べるので、この日だけの、今日一番食べたいカレーを自分で作ることが出来ます。
こちらはサイドメニューです。
から揚げやビール、デザートやソフトドリンクと充実していますね。カレーで一杯というのもなかなか良いもの。カレーにビールは合いますし、そこにから揚げもあれば最強ですね。
カレー食堂ボヌール いただいたもの
おすすめメニューは骨付きの鶏肉をじっくり煮込んだチキンや、豚バラ軟骨煮込みのパイコ。
今回はコラーゲンたっぷりのパイカの2辛に小ライスと目玉焼きトッピングをお願いしました。ライス小でもなかなかのボリュームです。
玉子をとろりと。外はぱりぱり、黄身はとろとろ。理想の焼き加減に期待は大です。
辛さは甘口の0から青唐辛子増し増しの10まで11段階ありますが、私が頼んだのは2辛です。なのにこれが辛い!
一瞬のどがヒヤッとするくらいの刺激的な辛さ。そのあとをスパイスの複雑な香りとスープのコクが追いかけます。
辛い!でも一口食べるとまた食べたくなる。
豚バラ軟骨煮込みはスプーンでほろりと崩れます。部分によっては噛まなくても飲み込めるくらい柔らかな食感。でも肉のしっかりした食べ応えは残っていて、スパイスの刺激と香りによく合っています。
ルーはさらさらとしていていわゆる日本のカレーとは少し違います。ご飯はカレーに理想の固め炊き。何もかもしっかりバランスを取っています。あっという間に食べ終えてしまいました。
これはどこの国のカレーなんだろう?
でも、メニューにはおうちカレーというのもありました。こちらも気になるところです。
カレー食堂ボヌール お店の方のお話
「少し引くくらいを心がけています」
と言うのはボヌールの店長さんの言葉。調理を一手に引き受けていらっしゃいます。少し引く、というのは、美味しく作り過ぎない、もうあと一味、というところで止めておくと、お客さんがその足りないところを自分の好みに作れるのだそうです。
「でも時々美味しく作りすぎちゃうんですけどね」とのこと。ちょっと納得のいかないご様子でした。
いつ来ても美味しく食べてもらえるように、安定したおいしさを追及。スープはコクや旨みを大切にする日本人の味覚を意識して、鶏がらを調理されています。
でも、大切なのはこだわりすぎないこと。完璧に美味しくするより、いつでも美味しく、誰もおいしくを目指して、国籍もインドや日本にこだわらず、どこにもない、このお店だけのカレーが仕上がっていました。
カレー食堂ボヌールまとめ
辛いものには耐性があるはずなのですが、2辛でほとんどノックアウト!それほどの辛さを誇ります。激辛大好きと言う方は是非さらに上の辛さに挑んでいただきたいですね。
でも、いつまでも残るしつこい辛さではなく、すっと消えるさわやかさがなんとも癖になります。スパイスも独自の調合で、薬膳的な風味があり胃がすっきりしました。
甘口やお子様向けもありますし、テイクアウトメニューも揃っています。1人で、みんなで、いろいろなニーズに応えてくれるのが魅力のお店でした。
カレー食堂ボヌールの基本情報
2018年11月30日現在の営業時間は11:00〜22:00(l.o21:30)となっています。
この情報は2018年10月26日のものです。