2024年10月27日に鳥取県の米子鬼太郎空港から香港への直行便が就航し、より気軽に香港旅行が楽しめるようになりました!
今回は実際にこの便を利用し、快適な空の旅を経て香港を訪問。
グルメ、観光、ショッピングを存分に満喫してきましたので、香港の魅力を紹介していきます!
米子鬼太郎空港から香港へ直行!快適な空の旅
米子から香港への定期便就航

2024年10月27日から、米子空港から直接香港へ行ける定期便がスタートしました。
この便はグレーターベイ航空が運航するもので、火曜・木曜・日曜の週3回運航されます。
非常にリーズナブルで所要時間も短く、気軽に利用できる便となっています!
機内の様子
米子鬼太郎空港からの約4時間半の空の旅。地方空港発の便ということもあり、搭乗手続きはスムーズに進みました。


機内ではミネラルウォーターが配布され、喉が渇きがちな機内でも快適に過ごすことができました。
機内食は、アジアンテイストのメニューが中心で、香港到着前からグルメへの期待が高まります。
香港に到着!

香港国際空港に到着すると、バスで市内へ向かいました。
香港の道路は日本と同じ左側通行ですが、高速道路の速度制限は時速110kmと、日本よりもスピード感のある運転が印象的でした。

移動中には、世界最長の吊り橋「青馬大橋」を渡りながら、現地ガイドのマーさんから香港の歴史や文化について話を聞くことができました。
歴山酒店(ホテルアレクサンドラ)に宿泊

今回の旅ではホテルアレクサンドラに三泊しました。ここは39階建て、部屋数840部屋のとても大きなホテルです。
ホテル内に入るととても煌びやかで高級感のある内装のロビーが迎えてくれます。

部屋も清潔で快適に過ごすことができました!
香港グルメを堪能!
香港はグルメの宝庫であり、ローカルフードからおしゃれなカフェ、映える飲茶、スイーツまで幅広く楽しめる魅力的な都市です。
忠記粥品

朝食に訪れたのは、地元の方々に愛される「忠記粥品」です。

とろみのある優しい味わいのお粥が特徴で、豚肉とピータンが入った定番メニューを注文しました。

自家製の豆乳は湯葉のような風味があり飲みやすく、揚げパンをライスロールで巻いた「炸两」は新感覚の味わいでした!
また、かぼちゃを使用したお粥などもあり、ヘルシーで朝にぴったりの一品が揃っているイチオシのお店です。
半路珈琲

散策の途中で立ち寄った「半路珈琲」は、レトロでおしゃれな雰囲気のカフェです。
店内は落ち着いた空間で、メニューはコーヒーと相性の良いスイーツが揃っていました。

アメリカーノと濃厚なブラウニーとレモンタルトを注文!
濃厚なブラウニーと爽やかな酸味が効いたレモンタルトと珈琲との相性がとてもよく、楽しいカフェ時間を過ごすことができました。
このお店は特に食器がかわいらしく、写真映えする空間でした。海外のお客さんも他のお店よりも多く、外国人観光客に人気のお店です。
Yum Cha

ランチタイムには、話題の飲茶レストラン「Yum Cha」を訪れました。

プーアル茶、ジャスミン茶、鉄観音の3種類を飲み比べできるサービスもあります。

豚やキャラクターの形をしたユニークな肉まんが名物で、中から熱々のスープが溢れ出します。
写真映えするだけでなく味がどれも本格的で、大満足の飲茶タイムとなりました!
港久新街

ディナーには地ビールと広東料理の老舗「港久新街」へ足を運びました。

地元のクラフトビール「少爺大啤」は軽やかで飲みやすく、広東料理との相性も非常に良かったです。

ビールにぴったりのメニューが豊富で、特にニンニクが効いた空芯菜炒めは絶品でした。香ばしく炒められた野菜はクセになる味わいで、食欲をそそる一品でした。
STAY BAR HK

香港のスターフェリーを拠点にした浮遊式のバー「STAY BAR HK」。
船は出航しませんが、水面に揺られながらお酒を楽しめるおしゃれなバーです。

この日はジンベースのカクテル「Stay Foolish」を注文。フルーティーで飲みやすく絶品の一杯でした。
店内は多くの人でにぎわい、歌を歌うアーティストの方がいたりと活気にあふれていました。船のゆったりとした揺れが心地よく、一日の締めくくりにぴったりの時間を過ごせました。
半島冰室

翌朝の朝食には、香港式のファミレス「半島冰室」でモーニングを楽しみました。

粒々がたっぷりのピーナッツバターがたっぷり塗られたトーストを注文!見た目よりも甘さが控えめで食べやすかったです。
練乳をつけるとさらにコクが増し、ミルク入りのコーヒーとの相性も抜群でした。

コーヒーはかわいらしい柄のカップで、朝から癒されるひとときとなりました。
均香餅家

ふらっと立ち寄った老舗の中華菓子ベーカリー「均香餅家」。長年愛される中華菓子の老舗です。

種類豊富なお餅の中から、今回はピスタチオ餅を注文しました。
もっちりとした食感とナッツの香ばしさが絶妙で、日本では食べたことのないような一品でした。
劉森記麺家

ランチには、日本でも話題になっていた香港の老舗麺店「劉森記麺家」を訪れました。

名物の広東風ワンタンメンを注文!エビのワンタンがぷりぷりで美味しすぎました。
パリッと揚がった魚の皮をトッピングして味変を楽しみました。スープはあっさりとしていましたが、醤油を加えるとさらにコクが出て、最後まで飽きずにいただくことができました。
店内のローカルな雰囲気を感じながら、香港ならではの麺料理を楽しめます!
泰昌餅家(中環店)

香港スイーツの定番、エッグタルトを求めてローカル感あふれる名店「泰昌餅家」を訪れました!

今回はチーズエッグタルトをいただきました!サクサクの生地に、とろけるカスタードが詰まった濃厚なチーズの風味と甘みのバランスが絶妙でした。
エッグタルトはその場で手軽に食べられるので、散策中のおやつにぴったりでした。
満記甜品

旅の締めくくりには、香港スイーツの名店「満記甜品」に立ち寄りました。
ここで食べられるのは「糖水」。糖水とは、香港で伝統的な、食後にたべる温かいデザートスープです。

マンゴーゼリーがトッピングされた糖水をいただきました。甘さは控えめでさっぱりとした味わいで、食後にぴったりのデザートです。
香港の観光名所を巡る!
香港には歴史ある寺院や最先端の金融施設、ローカル感あふれる市場や絶景スポットなど、多彩な観光名所が点在しています。
今回の旅では様々な観光スポットを巡り、香港の歴史や文化、経済などに触れることができました。
文武廟

香港最古の道教寺院である「文武廟」を訪れました。
線香の煙が立ち込める堂内には、学問の神「文昌帝」と武の神「関聖帝君」が祀られており、受験や商売繁盛を願う参拝者が多く訪れます。
今回は旧正月とかぶっていたので長蛇の列ができており、残念ながら入るのは断念しました。またの機会に訪れたいと思います。
香港金融管理局展覧館

「香港金融管理局展覧館」は、香港の金融の中心地である国際金融センター(IFC)ビルの55階に位置しています。
ここでは香港の経済や通貨に関する展示が充実しており、香港経済の歴史を学ぶことができてとても楽しかったです。

また展望スペースからは香港中を一望でき、視界いっぱいに広がる香港の街を眺めることができました。
さらに香港金融管理局展覧館は入館料が無料なので、気軽に行くことができます。
前深水埗排水庫

2020年に発見された話題の観光スポット「前深水埗排水庫」にも足を運びました。
100年以上の歴史を持つ地下貯水池で、まるで地下神殿のようなアーチ構造が特徴的な美しい建造物です。

先着100人の制限付きの見学となっていて、30分前に並ぶと余裕を持って入ることができました。実際に現物を見て貯水池の歴史や構造について学ぶことができました。
春回堂薬行

香港の伝統的な漢方薬店「春回堂薬行」に立ち寄りました。
ここでは自分の体調に合った漢方を処方してくれます。(病院での処方箋が必要です)

今回は24種類の漢方薬をブレンドした漢方茶をいただきました。漢方茶は苦味がありながらも飲みやすく、体が温まる感覚がありました。
廟街(テンプルストリート)

夜になると活気に満ちるナイトマーケット「廟街(テンプルストリート)」へも足を運びました。
通りには屋台がずらりと並び、海鮮料理やローカルグルメ、雑貨などが所狭しと並んでいます。

香港らしいエネルギッシュな雰囲気を楽しむことができました。地元の人々と観光客が入り混じるこのエリアは、歩いているだけでもワクワクする場所でした。

露天で小籠包と餃子を注文!本場の中華街で食べ歩きをすることができました!
アベニュー・オブ・スターズ

香港屈指の絶景スポット「アベニュー・オブ・スターズ」では夜景を見ることができます。美しく輝く香港のビル群を、海を挟んで対岸から見ることができます。あまりの美しさに息を呑まれます。
また遊歩道にはジャッキー・チェンの手形やブルース・リーの銅像が並んでいます。香港映画の影響力の大きさを感じました。

夜の20:00には毎日ライトアップショーが行われます。今回はたまたま時間ぴったりに訪れたので見ることができました。大迫力の音楽の中で見るライトアップショーは圧巻です。
ショッピング&お土産探し
旅行の醍醐味は観光スポットやグルメを回るだけではなく、市場でローカルの食文化に触れたり、お土産やショッピングも楽しむことができます。
日本とは違う雰囲気や発見がたくさんあり、旅の楽しさが一層広がります。
石硤尾街市(市場)

香港の活気あふれるローカル市場「石硤尾街市」。
ここでは、新鮮な野菜や肉、魚が所狭しと並び、香港ならではの食文化を感じることができます。店頭で丸出しのカエルの肉や、店先で豪快に解体される魚などから、かなり地元の雰囲気を感じました。

日本の市場と似ている部分もありますが、売られている食材や調理の仕方には大きな違いがあり、異文化を肌で感じられるスポットです。
シティゲート・アウトレット

香港唯一のアウトレットモール「シティゲート・アウトレット」は、ショッピング好きにはたまらないスポットです。

世界的なブランドはもちろん、日本ブランドの商品も多く取り揃えられています。ここで見つけたのが、香港限定味の出前一丁。ローカルの味を気軽に楽しめる一品で、日本ではなかなか手に入らないレアなアイテムです。
Wellcome(24時間営業スーパー)

旅先でのお土産探しにぴったりな香港ではおなじみの地元のスーパー「Wellcome」。
24時間営業なので、時間を気にせずゆっくりと商品を選べるのも魅力です。特におすすめなのが、香港ならではのミルクティーの素。紅茶文化が根付くこの地ならではの本格的な味わいが、自宅でも楽しめます。
地元のスーパーは香港の食文化を持ち帰るのにぴったりのお土産がたくさん揃っていました!
グレーターベイ航空CEOインタビュー

米子〜香港便の就航を記念して、グレーターベイ航空CEOのリザ・ン・ショウ・ラン(Liza Ng Shiow Lan)氏に直接お話しを伺いました。香港旅行の楽しみ方について、おすすめのポイントを伺いました。
香港といえば、グルメやショッピングのイメージが強いですが、CEOによるとそれだけではないとのこと。香港スイーツの定番であるパイナップルパンとエッグタルトをいただきながら、雑談形式でインタビューが進みました。
香港の新たな楽しみ方:CEOが語る3つの魅力

① アウトドアアクティビティが豊富
「香港には山や海があり、ハイキングやカヤックなどのアクティビティも充実しています。都会のイメージが強いかもしれませんが、実は自然を満喫できるスポットがたくさんあります。」



② 文化・アートの魅力も!
「香港はグルメやショッピングだけでなく、アートや展示などの文化的な魅力もたくさんあります。コンサートやイベントも随時開催されています。」



③ 四季が楽しめる&穴場スポットが豊富
「香港にも四季があります。冬は涼しく過ごしやすく、夏はビーチでのんびりするのもおすすめ。観光地として知られていない穴場スポットも多いので、リピーターの方も新たな発見ができるはずです。」
米子〜香港便の就航により、より気軽に訪れることができるようになった香港。定番の観光地だけでなく、アウトドアや文化、四季の移り変わりを楽しみに香港へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
鳥取・米子空港発の直行便を活用しよう


今回の香港旅行を通じて、鳥取・米子空港からの直行便の利便性を改めて実感しました。
約4時間半で到着し、グルメ・観光・ショッピングを存分に楽しむことができる香港は、週末旅行にもぴったりなスポット!
鳥取県民にとって、これまでよりも気軽に海外旅行ができるようになったことは嬉しいです!
鳥取・米子空港発の直行便を利用して、香港旅を楽しみましょう!