2024年鳥取の新店舗まとめ

鳥取の未来に変革を!とっとり起業女子フォーラムに行ってきた感想

とりぎん文化会館で開催されたとっとり起業女子フォーラムに行ってきました。

起業に向けての考え方、モチベーションの維持の方法など、これから起業に向かって取り組んでいく人に参考になる内容でしたね。

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目次

主催者(平井知事)の挨拶

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平井知事からの挨拶から始まりました。

「スナバカフェのように身近にビジネスのチャンスがあります。最近の若狭のピンクSLで人が集まりました。さらにピンク醤油をつかった料理が人気となりました。女子たちの発想がビジネスの鍵を握っています。だからこそ、起業女子にチャンスがあると思っています」

と知事はおっしゃっていました。確かに「流行りものは女子から」とよく言います。

女子がマーケットの鍵を握るといっても過言でもない時代となってきます。その感度をよく知っている女子だからこそ起業のチャンスがある!!

基調講演(堀木エリ子)

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新たな可能性に挑む、原点回帰による進化。

株式会社堀木エリ子&アソシエイツ代表取締役、堀木エリ子さんによる基調講演。堀木さんはオリジナル和紙の制作で、世界的に活躍する和紙クリエーター。

どうして起業することになったのか。そこからどうやって成功に至ったのかなどについて。

特に、堀木さんが人生や仕事において大切にしている2つのことが参考になりました。

一つはご縁。
二つは腹の底から湧き上がるパッション。

「パッションがあるからこそ、ご縁が広がるものがあります。でもパッションはなにかあったら、折れたり萎えたりします。いかにパッションを持続していけるかが重要です。」

常に情熱を持って物事を取り組んでいくからこそ、ご縁が広がるということですね。

「人を動かすのは情熱。未来を動かすのは情熱。なにかあったら原点にもどる。考え方を見直して前にすすめる」

課題にぶちあたったときは一度原点に戻って考えてみると案外解決するものです。原点回帰ってこういうことなんですね。

「夢は語ることが大切。私利私欲がないものほど広がっていきます。夢を語ることで協力者がでる場合もある。誰かの役に立てるなら事業ならなおさらです」

夢を人に語るってなんだか恥ずかしいですよね。でも言葉には力があります。言わないより言ったほうが絶対いい!!

鳥取で起業を目指しているとっとりずむライターのあゆちゃんも自身のブログで書いていました。

参考:10人に夢を話せば叶う! 1年でワープ!20代鳥取県民女子の起業レシピ集

ご縁とパッション。夢を語って原点を見つめ直すことで無限の可能性が広がっていくのだと思いました。

参考:株式会社堀木エリ子&アソシエイツ

米良はるか-日本初のクラウドファンディングサービス事業

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起業女子の方々による講演。

日本初のクラウドファンディングサービス事業「READYFOR(レディーフォー)」を立ち上げた米良はるかさんの講演からスタート。

参考:クラウドファンディングとは?

独立を目指す人にとってめちゃくちゃ役に立っているサービスの一つ、クラウドファンディング。ホンバコや最近オープンしたBASE8823などでも利用されています。

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今では日本でもかなり認知度が高くなっていますが、立ち上げ当時は「日本で事業を展開するのは難しい」と言われていました。

それでも事業が成功したのは米良さんの夢を叶えたい、人を応援したいという熱い思い。

「お金がなくて夢が叶えれない人がいます。チャレンジしたい人をインターネットを通じてサポートしたい。思いを実現したいことを協力したい。」

さらに時代の変化も成功の要因ともなりました。

マスメディアから個人の人が発信できる時代になりました。小さい思い出も意図があつまれば実現できる時代。

そう言えばLIGのセミナーに行った時も同じようなことを言っていましたね。

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マラソンと起業は一緒。この例え好きです。

マラソンと起業は似ています。ずっと走るのはしんどいけど、声援があるからこそ頑張れます。走っていると沿道を走っている人がいますよね。これは自分でもできるんじゃないかと思って走っています。周りを巻き込む力が重要です。

確かにこのブログも外部ライターや、ロゴを制作してくれたデザイナーさんなどの協力者ができてから、かなりモチベーションが上がりました。Facebookのいいねの数が増えるごとに「頑張るぞ!」と思えます。応援があるからこそ、ブログが続いています。

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ちなみにクラウドファンディングは女子の方が成功率が高いそうです。男性に比べ女性の方がコミュニケーション能力が高く、協力してもらいやすいという理由から。

起業を目指し女子の皆さん。クラウドファンディング始めてみませんか?

参考:クラウドファンディング READYFOR

端羽英子-株式会社ビザスク

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最初の一歩を踏み出す勇気。女性起業家の未来像。

株式会社ビザスク代表取締役端羽英子さんによる講演。

株式会社ビザスクとはスポットコンサルを行っている会社。15,000名が登録するビジネス版の知恵袋。コンサルディングサービスを展開しています。実名や対面だったり手軽に信用のある情報を得る事ができるということで人気急増中。

日本ではまだ誰もやったことのない事業。だからこその苦労があったみたいです。

「新規ビジネスは誰にフィードバックをもらったらいいのか分かりません。最初の1年は全然立ち上がりませんでした。でもこのシステムは絶対役立つと思って続けていったらメディアに取り上げられるようになりました」

起業家の皆さんは共通して自分のしていることに自信を持っています。「本当に良いこと、社会の役に立つことを自分はしているんだ!!」と思い常に自覚を持つことが大切ですね。

さらにキーワードかけ算で一番なれるという話。

キーワードのかけ算でオンリーワンになれます。自分の強みを生かし、自分が一生懸命になれる仕事をみつけましょう。

各分野のナンバーワンを目指すことはとても難しいです。才能が必要な場合だってあります。しかし組み合わせによって誰にも負けないオンリーワンの自分をつくることができます。

参考:株式会社ビザスク

フリートーク(テーマ:鳥取の未来に変革を!とっとり起業女子の活躍)

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鳥取出身の起業家も交えてのフリートーク。「鳥取出身でもやればできる!!」と勇気づけられました。2人の起業家を紹介します。

麻田 恵-株式会社MY HONEY

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蜂蜜を使った新しい加工食品を研究開発。「ナッツの蜂蜜漬け」が2014年美食女子グランプリにて金賞を受賞きっかけに注目を集めるようになりました。

最近では「マツコの知らない世界」でも取り上げられました。現在は販路を広げ取り扱い店は600店にもなっています。

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食生活が見直されている現在、天然のサプリメントであるハチミツが特別なものになっていくと思いますね。

参考:株式会社MY HONEY

神戸貴子-N.K.Cナーシングコアコーポレーション合同会社

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介護・育児をサポートする「わたしの看護婦さん」の事業を鳥取県西部を中心に展開中。

出産や育児などで職場を離れた看護師や保育士など医療や福祉の専門家による病院受診や、看護パトロールなどの専門性を活かしたサービスです。

高齢化や核家族化が進む現在。介護する人たちの負担を減らすためにとても必要なサービス。これによって雇用も新たに生まれます。

一度職場を離れた人たち仕事をすることで「また社会のために、誰かの役に立てる」と実感できるので「社会に出ていく女性の心と生活を豊かにする事業」と言えますね。

参考:わたしの看護婦さん

起業女子への質問コーナー

インタビュアーは、株式会社日本政策投資銀行女性起業サポートセンターセンター長の原田文代さん。

ーー どうやって独立したときの困難を乗り越えたのですか?

堀木:
困難というか会社を辞めて独立するとき、失礼のないようどうすれば良いか悩みました。円満に退職することが今後のご縁を繋げることにもなります。

1年は教えてもらう年
2年は自分から仕事をする年
3年は自分が教えて育てる年

3年間は仕事を続けることで会社に対する恩返しをすることが会社のためにも自分のためにも大切だと私は思います。

ーー 事例のないサービスを理解してもらうときの苦労について教えてください。

米良:
まずはこういう価値観があるのかをいろんな人に知ってもらうことが難しいですね。なので私は登壇ができるチャンスがあったら一人でどんどん進んで行きました。でも困難だと思ったことはないです。ふむふむと知ってもらうことで良いと思っていたから、ある種ポジティブでしたね。

新しいことは割と批判的な意見が多いですが、チャレンジすること事態は良いとです。批判に関しては、半分聞いて半分聞かないくらいが良いんじゃないでしょうか。

ーー 鳥取で事業をする上でのメリットやデメリットはありますか?

麻田:
地元で子育てをしながら、東京にも行けるからそこまで困っていません。ただ人選が困ります。絶対数が少ないからなかなか自分の想像を超える人に出会えないですね。

田舎から全国に広めれるやりがいがあります。また家族の応援を直に感じれることがメリットです。

神戸:
メリットは住民がとても親切。人の繋がりが多い。Facebookの共通の繋がりの人が異常に多い。
デメリットは人がしないことに手を出さない。みんな必要だと思っても1番目は嫌だ。10番目だったらやっても良いかなって感じですね。

ーー 起業を考えている方へ一言をお願いします

堀木
大人とはなにか。20歳は体が大人。気持ちとしての大人は40歳。大人は社会からみた自分の立ち位置。変化していく社会に沿っていって社会の役目を果たしているのか。夢を語ることが大切です。口辺にプラスとマイナスで吐く。口とプラスと口で叶うと言いますからね。

米良:
チャレンジできる環境があるなら、すぐにでも飛び込んだ方が良いです。

端羽:
チャレンジしないと続けれるかどうかわからない。とりあえずやってみることが大事。5年以上続くものを見つけてほしいです。

麻田:
愛をもって人に接していく。もっと楽しくやっていく。提案型で愛を持って接することが大切です。

神戸:
自分ができることで、社会をハッピーできるなら起業してもいいと思います。

原田:パッションをもってモチベーションを維持して頑張る。イベントに参加したことが皆様(来場客)のチャレンジの一歩だと思います。

鳥取は女性のストレスが少ない県No1

鳥取の良さは、行政との距離が近く、顔の見える関係にあることです。

さらに鳥取県は、女性のストレスが少ない県No1に輝きました。特に女子が起業しやすい環境にあると言えます。

女性が働くことが当たり前となってきているので、今後も起業女子がどんどん増えてくると思います。女性ならではの視点でどのように地域に貢献できるかが重要ですね。

今回のフォーラムは県が取り組む「とっとり起業女子応援プロジェクト」の一環です。今後は起業を目指す女性を募集する予定らしいです。

夢を語るときは利己ではなく利他

堀木さんがおっしゃっていた締めのセリフがかなり印象に残ったので紹介させていただきます。

夢を語る人が下手な人が多いそうです。本当もったいない。

夢を語るときは利己ではなく利他。大義名分ってすごく大事です。大義名分が血肉となります。
目的は利他でないといけません。根底にある社会のために役立ちたいという気持ちが大事です。
夢を語って人に助けてもらう。そして自分も人を助ける。自分の言葉をしっかりと伝えていきましょう!!

起業を目指す、すべての人に知ってもらいたい心得。

とっとりずむでは鳥取で起業する人を応援します!!

とっとりずむでは鳥取で起業を目指す人を応援したいと考えています。

最近起業した、これから起業を起業を考えている!という方がいましたら、直接お会いしてインタビューしたいと思っていますので、お問い合わせまでお願いします。

まだまだ影響力の少ないメディアですが、事業や取り組みについてをブログで紹介して、少しでも力になれればと思います。

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鳥取で起業して、どんどん鳥取を盛り上げていきましょう!!!

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この記事を書いた人

とっとりずむ編集長。1990年生まれ。鳥取の新店舗やカフェを巡るのが大好き。鳥取暮らしが楽しくなる情報を発信します!

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