2024年鳥取の新店舗まとめ

移住の不安を全部解決!鳥取市の移住相談員に現場のリアルを聞いてみた

鳥取市に移住を考えている方の相談窓口に「移住相談員」という方々がいるのを知っていますか?

鳥取の魅力を伝え、移住者の方が安心して鳥取で暮らせるように、親身になって対応してくれます!

今回はそんな移住相談員の方々の、鳥取市移住者への熱い想いや日々のお仕事について伺いました。

\オンライン・電話相談もOK/
移住相談はこちら

※とっとりずむと鳥取市によるタイアップ記事です。

目次

鳥取市移住相談員の紹介

山田さん(画像右)

2022年4月から相談員になりました。

移住者の話をしっかりと聞き、移住者の方々に寄り添って移住・定住のお手伝いをしています。

不動産関係や建築関係の知識を活かして様々なご相談に対応します。

竹井さん(画像中央)

2011年から相談員をしています。

相談窓口にお問い合わせいただく方は、何かしら気になることや悩みを抱えておられる方が多いと感じていますので、「即対応」をモットーに、移住者の方と共に鳥取市移住にむけて動いています。

本城さん(画像左)

2019年から相談員をしています。

日々移住者のことを考えてアドバイスしています。

私もUターンで鳥取市で子育てをしているので、自分の経験を活かして移住者の方々のお手伝いをしています。

移住相談員の仕事とは?

本城)窓口、電話、関連機関からの紹介等でいらっしゃる方々やオンラインでご連絡いただいた移住希望者の方の対応をしています。

ーみなさん予約をされて来られるのですか?ー

本城)オンラインの相談には予約をいただきますが、電話やメールでの相談に予約は不要です。移住相談専用のフリーダイヤルがあるのでそこからご連絡いただくことが多いです。

竹井)初めてご連絡いただいた方とは、15分程度のお話しとなることが多いです。2回目以降は、相談者のご希望に合わせて電話やメール、窓口での対応をしていきます。

ーフリーダイヤルにかけるとすぐに移住相談員の方につながるのですか?ー

竹井)はい。相談者から電話をいただいて、初めに対応した相談員がその後も担当します。

山田)担当以外の相談員にも情報を共有しているので、もしも担当がいない場合でも対応できる状態にしています。相談員は公用携帯を持っているので、いつでも気軽に相談できるようにしています。

ー相談内容やその対応にはどのようなものがありますか?ー

竹井)そうですね。移住相談で多いのはお仕事、住まい、子育てに関することですね。その他にも相談窓口には様々なご相談が寄せられます。私たちはそうした相談内容に応じて情報提供やアドバイスを行っています。

山田)移住に関する具体的な手続きについては、市役所の担当部署や関連機関などにお繋ぎすることが必要になるので、相談内容に応じて適切なご案内ができるよう心掛けています。空き家を一緒に見学に行くこともありますね。

本城)相談者によってニーズは様々で、私たちだけですべてを解決することはできませんが、移住に関する相談をワンストップで受け付けて、各機関につなげる「移住者と鳥取市をコネクトする」ことが私たちの役割だと思います。

移住相談員をやろうと思ったきっかけは?

山田)初めは50代でもOK!という求人に惹かれました(笑)。実際に働いてみると、単純な事務作業ではないこの仕事にやりがいを感じています。不動産や建築の知識があるので、空き家相談など住まい探しに活かしています。また、24年間県外で働いており、全国各地に転勤経験があるので、県外の方々とのお話に共感できることが多いです。

本城)市役所が建て替え後でとてもキレイだったので、こんなところで働けたらモチベーションも上がるだろうなと思いました(笑)。私も鳥取市へUターンした経験があるので、そのとき感じたことなどを相談者と共有できると感じています。また、自身の鳥取市での子育て経験や知識を活かして対応しています。

竹井)私が入る前の相談員は男性がお二人でした。女性が入ることで、違う目線での移住のお手伝いができると思いました。また、移住相談員になる前は市役所の保育や福祉部門で働いていたので、その時の知識が活かせると思ったからです。入った当初が震災の対応もあったので、そのときの経験が今とても役に立っています。

どのようなアドバイスを心掛けていますか?

山田)じっくり長時間かけて相談者の話を聞くようにしています。急いで進めることはしていません。移住以外の世間話なども寄り添って耳を傾けていく中で、信頼関係を築き、良い雰囲気で相談できるように心掛けています。そうすることで移住に向けてスムーズに動いているように感じています。

竹井)山田さんと同じく相談者のお話をよく聞く、そして一緒に確認して、一緒に考えていくことを大切にしています。相談者がどうされたいのかを明確にし、その方の人生を考えて慎重にアドバイスするようにしています。例えば高齢者の場合は、鳥取市の気候や交通事情を正確にお伝えし、またご家族の同意等も得られているのか確認します。特にIターンの方には一度来ていただいて、鳥取市を知ってもらってから移住を検討していただいています。移住後に「こんなはずでは・・・」とならないようにしっかりと相談者と話し合い、検討を重ねています。

本城)もちろんたくさんの方に鳥取市に移住していただきたいです。しかし、現実も知っていただきたいので、デメリットもきちんとご説明しています。また、相談者それぞれのニーズに合わせて、いくつもの暮らしの選択肢を準備するよう心掛けています。そして、移住を色々な角度から見て、第2、第3の生き方も考えた上で鳥取市に移住するのが良いとなれば話を進めるようにしています。多くの方にとって移住は大きな人生の決断のひとつとなるので、移住者にとって良い移住となるように、良いことも悪いこともお伝えし、納得のいく判断をしていただけるよう心掛けています。

今までどんな相談がありましたか?

就職編

竹井)今までの経験を活かせるお仕事を探される方、新しい仕事にチャレンジしようとされる方など様々なお問い合わせをいただきます。鳥取市として無料職業紹介事業を行っているほか、公共職業安定所や鳥取県立ハローワーク、ふるさと鳥取県定住機構などとも連携して就職支援を行っています。

本城)最近はみなさんハローワークなどネットの情報を見た上でご相談されることが多いです。「ハローワークに載っている以外にもっとお給料が高いところはありますか?」や「今のお給料から落としたくないです」といった相談がありました。

ーそういった相談はどのように回答されていますか?ー

本城)鳥取の給与水準や求人状況について、実情をそのままお伝えしています。

竹井)鳥取市は共働きが多いことを伝えたり、鳥取県と東京都の生活に関わる費用の比較の資料を提示したりします。未経験の業種への転職となると初任給からになることもありますし、県外で働いていた時より下がってしまう場合があることもお伝えします。

山田)既に移住された方にご協力いただいて、移住前後の暮らしの変化をお伝えしてもらうこともあります。移住を進める上で生活の基盤となる仕事探しは非常に重要なので、特に気を使ってサポートしています。

過去に開催された移住相談会の様子

ー起業したい!という方はいますか?ー

本城)「古民家でカフェをしたい!」という相談がよくありますね。オープンまでの道のりには、物件探しから起業に向けての資金集めなど様々なハードルがあり、もうすぐオープンされるお店も物件探しと資金集めで3年間かかりました。

竹井)自然のものを使って、カフェをしたいという方も多いです。カフェ経営の収入で暮らしていけるのかなどをイメージしていただけるよう、実際にカフェ経営されている方のところへ一緒に伺うこともあります。

山田)起業の支援にあたっては商工会議所や商工会をご紹介したり、鳥取で行われる起業イベントをご案内するなどして準備を進めてもらうことが多いですね。

本城)他には就農を検討されている方も多く、鳥取市に移住して就農されている方をご紹介して現状を聞きに行くこともあります。

ー就農希望者にはどういったことを紹介していますか?ー

本城)鳥取市にはとっとりふるさと就農舎という、農業未経験でも2年間農業を学べる機関があるので、市の担当課と一緒に話し合ったり面談をしたりした上で、体験の計画を組むなどしています。

竹井)そのほか、鳥取県立農業大学校を紹介しています。「この作物を作りたい!」と決めている方は話が進むのが早いです。逆に漠然と農業やってみたいなという方は、まずはイメージの具体化からですね。

本城)家庭菜園程度にやりたいのか、農業で生計を立てたいのかによって全く違った方向のアドバイスが必要になるので、どういった形で農業がしたいのかをきっちりと聞き取ることを大切にしています。

住まい探し編

竹井)鳥取市には中心市街地から中山間エリアまで様々な地域があります。地域の特徴などをお伝えしたり、相談者の希望をしっかりお聞きしたりした上で、関係機関と連携して具体的な住まいの提案をしています。

山田)田舎の空き家に住みたい!というご相談は多いですね。鳥取市には、地域団体と連携して運営している空き家バンクがあるので、その地域ごとの担当の方と一緒に空き家の案内をしています。

本城)普段から地域団体と連絡を取って空き家の情報を共有しています。相談者の希望する地域や条件を照らし合わせて紹介しています。相談者を地域とお繋ぎすることも大事な仕事です。

竹井)空き家希望の方には一度見学してもらって、空き家は一般の賃貸物件とは違うということを確認してもらいます。特に不動産事業者が介入していない物件の場合、そのままでは暮らせる状態にないものもあります。

ー空き家の見学の際はどういった説明をされますか?ー

山田)「空き家で安く住みたい」という方が多いです。しかし、空き家はまず修理しないと暮らせないので初期投資がかかるということを理解していただきます。家財道具などが残っている場合もあるので片付けをして、水回りなどの修繕をして、といった準備が必要な物件も多いといったことも正直にお伝えしています。

竹井)よく想像されている古き良き古民家にめぐりあうのは正直難しいですが、希望に合った物件が見つかれば移住に向けて大きく前進することができます。

本城)実際に、地域とのマッチングも上手くいって、中山間地域の空き家に住むことを決める方は多数いらっしゃるので、希望する空き家のイメージや住みたい地域などの情報を遠慮なく教えていただきたいです!

ー賃貸物件に住みたいという方にはどういった対応をされていますか?ー

本城)イエとち鳥取というサイトをご紹介しています。これは、鳥取県宅地建物取引業協会が運営されていて、県内の会員業者が扱う物件情報が多数登録されています。そこのとっとり暮らし相談員と連絡を取って相談者に物件を見てもらっています。

イエとち鳥取ホームページ

竹井)はじめに相談者と相談員ととっとり暮らし相談員とで面談をします。そこから相談者の希望や条件を伺って、後日とっとり暮らし相談員に物件を紹介してもらいながら進めています。

山田)物件の情報はもちろんですが、その立地や地域の特徴など、生活全般に関する情報もしっかりとお伝えするようにしています。

保育園・小学校編

山田)公立の保育園や小中学校に関するお問い合わせに対しては、市役所内の各担当課へおつなぎし、担当者と連携して支援します。鳥取市には森のようちえんなどの特徴的な教育を行っている機関もあり、その問い合わせもよくいただいています。

本城)学校に関するお問い合わせがあった場合は希望の学校規模やどこに住みたいのか、習い事をさせる予定はあるのかなどの条件を確認し、希望の条件に合った地域をご紹介しています。

竹井)「前の小学校と同じような規模の学校がいいです」や「児童数が少なければ少ない方が良い」という方もいました。規模だけでなく、その地域の雰囲気や交通事情などの情報もお伝えしながら紹介しています。

本城)保育園、小学校だけでなく、その後の中学校、高校までも視野に入れてご説明しています。エリアによっては通学等ずいぶん変わってくるということをお伝えします。また、すぐに保育園への入園を希望される方もいらっしゃるので、保育園の入園申込期限や空き状況を常に把握するようにしています。

子連れでお越しの方の移住相談

竹井)防災について関心のある方が増えているように思います。移住して子育てをする上で重要な視点ですよね。相談資料には防災マップも必須です!保育園や防災、就職などあらゆる情報を網羅していないといけないのと、関連機関とのやり取りが重要になってくる仕事ですね。

山田)本当に色々な相談があるので、常に情報収集を心がけ、あらゆる相談に対応できるようにすることが大切ですよね。

移住を成功させる秘訣を教えてください!

竹井)移住の目的や移住後の暮らしをしっかりとイメージして準備を進めることが大切だと思います。

本城)それが最初から整っていれば私たちの出番はないのですけど(笑)ご自身やご家族だけでは難しい面もあると思います。相談窓口とつながっていただければ、お話を伺いながら目的を明確にすることや、鳥取市での暮らしをしっかりイメージできるようお手伝いをさせていただきます。

山田)お仕事や子育て、のんびり田舎暮らしなど移住の目的は様々だと思います。イメージする生活が鳥取市で実現できそうかどうかなど、たくさん心配事があると思います。先ずは私たちにご相談ください。移住の近道です!

本城)なぜ鳥取市に移住したいのか、相談者がイメージする田舎暮らしは本当に鳥取市にあるのか。旅行で鳥取市に来たことがある人でも、イメージをはっきりさせるために、一度は移住目線で訪問されることをおすすめします。そのためのお試し体験施設などもご用意しています!。

ー鳥取市に移住した後の支援はどのようなものがありますか?ー

竹井)地域の自治会長のところへ一緒に伺ったり、地域の行事に参加したりして、地域との関わり方を前もって知っておけるようにお手伝いすることもあります。

本城)また、移住・交流情報ガーデンという施設があるので、そこをおすすめしています。移住者向けのおたよりの発行や、移住者交流会などのイベントもあるので、移住者同士のつながりも広がります。

竹井)相談に来られていた方々が移住後に「近くに来たからちょっと寄ってみた」と窓口に来られることもあります。移住後の暮らしのことを教えてくださったり、あの時は相談に乗ってくれてありがとうと言っていただけたりすることもあって、移住された方に元気をもらうこともあります。

山田)移住された方からも色々教えていただくこともあり、日々勉強です。移住相談も同じ内容がないので新たな経験になります。相談しながら私たちもレベルアップしています。

本城)Iターンの方にとっては、相談員が最初に出会う鳥取市民であることが多いので、私たちから交流の輪が広がるようにも心掛けています。相談員とつながることで、一人じゃないという安心感を与えられるようにしています。

鳥取市に移住を検討中の方へメッセージをお願いします

山田)「鳥取市は良いところ」と言い切れます!

鳥取市は人が良い、個人を大切にしてくれる。上手にコミュニティに入れると住みやすいです。

また自然豊かなので四季を感じられますし、人が少ないことが良い面でもあります。

ぜひ鳥取市へ!まずは見に来て感じてください!

本城)鳥取市は海も山も身近にあって、一日中遊びつくせます。

少しでも気になったら、まずは来てみてください!

鳥取市に住みたいなと感じたらお試し住宅などでさらに体験してください。移住ビジョンが見えたら、是非ご相談ください。

一緒に考えて、より良い移住になるようにお手伝いします!

竹井)移住の進め方がわからない方、不安な方、移住の形がUターン・Iターンに関わらず、まずはどんなことでもご相談ください。

そして、繰り返しになりますが、特にIターンの方は、ぜひ一度お越しください!

観光としていらっしゃっても大歓迎です。鳥取市を好きになってからゆっくりと移住を考えていただくのも良いと思います。

また、県外に出たご家族のUターンについてのご相談もOKです!

「まぁえぇけぇ、一回来てみんさいなぁ~^^」

【相談無料】オンラインでもOK

「現地まで行くことが難しい…」という方でも、電話やオンライン(zoomなど)で、自宅にいながら相談することもできます。

「移住に興味があるけど不安なことが多い」「仕事や住まいのことが知りたい」「地域についてもっと深く知りたい」という方などは、まずは気軽に移住相談員にご連絡ください♪

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この記事を書いた人

農業をするため2017年に大阪から夫婦で鳥取に移住。切り花と白ネギを栽培しつつ、5歳の娘と3歳の息子を育てています。ベビー&キッズの子育て目線で発信します!

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