2024年鳥取の新店舗まとめ

鳥取にUターンして地域に新しい体験を!目標に向かって邁進する福田美智さんの日々

移住先として人気の高い鳥取。

それは子供の頃に慣れ親しんだ地元へ帰ってくる方にとっても同じのようです。

今回はUターンして、鳥取にはなかった「カラーガード」の魅力を広めるべくひたむきに突き進む福田美智(ふくたみさと)さんにインタビューし、仕事のこと、鳥取での暮らし、今後の目標などについてお話していただきました。

鳥取へのUターン、地方移住を検討されている方の少しでも参考になれば幸いです。

目次

夢を叶えるために岡山に

鳥取市出身。小さな頃から音楽に触れながら育ち、高校卒業後は楽器とマーチング(カラーガード)を学ぶため岡山の音楽大学へ。

その前に…
カラーガードとは、マーチングバンドの中でカラフルな旗や手具を使って音楽に合わせて演技する(踊る)こと。
福田さんが初めてカラーガードを見たのは小学生のとき、テレビの中でした。

テレビに映るカラーガードがカッコよくて、それ以来カラーガードに魅せられ、マーチングやカラーガードのある高校への進学を決めましたが、なんと入学した年にカラーガードパートがなくなってしまうという悲運に見舞われます。

ですがここが福田さんらしさ!
そのことで「カラーガードをやりたい!マーチングを学びたい!」という気持ちに拍車がかかったといいます。

インタビューにこたえる福田さん

小学校からピアノを習い、中学では吹奏楽部でホルンを始め、中3の時に出会った先生から楽器の演奏を褒められたことが自信に。
高校に入ってからも吹奏楽部でホルンを続けて、吹奏楽部としてマーチング活動に参加します。

そしてカラーガードが学べる岡山のくらしき作陽大学進学を目指して、高2の頃から音楽レッスンを受けるため、月1回〜半年に1回、楽器を持って岡山や米子に通う生活。
ご両親は福田さんのやりたいことにいつも積極的に協力してくれていたと話します。

「誰よりも上手になりたい」
当時この想いが福田さんを突き動かしていました。

さらに高3のとき、志望する大学のマーチングバンドが米子に来て見に行ったことが、福田さんの意欲をますます漲らせる、まさに運命を感じる機会となりました。

人生の分岐点となった選択肢

大学入学後は楽器の演奏だけではなくさまざまな角度から音楽に関する知識を鍛えられました。

さらにずっと憧れ続けたカラーガードも始めることができ、充実した大学生活を送っていました。

大学時代

とくに福田さんが在籍していたコースでは『マーチング指導ライセンス』を取らなければ卒業できないことから、在学中に取得できるライセンスはすべて取得。

この指導員のライセンス取得に至るまで、音楽だけでなく教育学もみっちり学ばれました。

大学時代はホルンの練習に励みマーチングの練習にもとことん取り組み…。とにかく土日もなく過ごしていたといいます。

当時を振り返り「好きだったからこそできた」と話す福田さん。続けてその頃の全力の日々の副作用として今でも休みの日の過ごし方がわからない、と笑いながら話されました。

それから大学卒業後の進路について考えたとき、
鳥取に帰って音楽の先生になるか、(大学でも専門にしていた)カラーガードを仕事にするか。
これまでひたむきに歩んできた福田さんならではの二つの選択肢。

そこでともかく面接や試験を受け、鳥取で音楽の先生をするというのはとても狭き門なのだと実感していたとき、たまたま大学の掲示板で見かけた福岡の北九州市消防音楽隊カラーガード隊員募集の案内。調べると、隊員の人たちの素敵な姿にすぐに「ここに行きたい!」と思い、その日からカラーガードの練習、練習の日々でした。

転機を迎えた30歳

2013年4月から2020年3月までの8年間、そのうち1年はIT系の仕事に就いていましたが、福岡でとうとうカラーガードが仕事になり追い続けた夢をその手にします。

北九州市消防音楽隊にて

さまざまなイベントやコンサートに出演し沢山の貴重な体験をする中、転機は30歳目前の時でした。

30を機に人生を変えてみたいなという思いと同時に、当時カラーガードのチーム内で最年長だった福田さんは「やりきった」という大きな達成感を得ていました。

この先、今までやってきたことをこなすのではなく変化のある年にしたいと考えたことから福岡でのカラーガードの仕事を辞めます。

そして鳥取にいる母とも相談しつつ、ひとまずリセットするためにも鳥取へ帰ることに。

長かった髪もバッサリ切って心機一転、鳥取での生活が始まります。

鳥取での新たな出会い

鳥取へUターンしまずは仕事探しから。
そしてハローワークで見つけた病院の受付事務の仕事を始めた頃、なんととっとりずむも関係する巡り合いが!

それはとっとりずむで紹介した本格的チアリーディング教室開講の記事。
その講師の方がたまたま当時同じ職場の人で「カラーガードは鳥取にないからやってみたら?」と背中を押されたことが新たな転機となりました。

とっとりずむでも2021年の秋に、『鳥取初!ジュニア向けのカラーガード教室体験レッスン参加者募集』という内容の記事で福田さんのことを紹介しています。

コロナ禍という環境下でもその反響は大きく、その時30人の生徒さんが集まりました。
カラーガードは珍しいだけではなく、子どもの頃福田さんが興味を持ったように子どもたちを惹きつけるものがきっとあったのですね。

カラーガードのレッスン風景

それからは職場である病院にも説明をして、病院の仕事とカラーガード教室の講師というダブルワークを持ち前のやる気で現在も続けています。

さらに病院側も上記のチアリーディングの講師の方が同じようにダブルワークをされていたこともあり、すでに前例があることから、福田さんの働き方についても理解が早く順調なスタートが切れました。

またチアリーディングの講師の方にはカラーガード教室を開くにあたり、さまざまな相談にのってもらったりアドバイスをもらったりしたことで、福田さんにとってもその前例があったことで今がある!と話すほど感謝されています。

得意分野を活かした副業

2022年1月、カラーガード「Ribbon」がチームとして成り立ち、この1年はラジオ出演やテレビ取材などメディアで取り上げられることも増え、イベントなどで踊る機会もありました。

イベント出演

まだまだコロナ禍でしたが「子どもたちに自分ができなかった分のきっかけ作りが少しでもできたらいいな」という福田さんの想い以上のチャンスに恵まれた年となりました。

現在3歳から小学生の25人の生徒さんのレッスンをしたり、最近では幼稚園の先生にレクチャーすることもある福田さんの働き方について伺いました。

福田さんの働き方
基本的に月曜から金曜は病院で働き(土曜の午前中にシフトが入ることも)、土曜の午後はカラーガードのレッスン。日曜日はイベント出演など。

仕事の比重としては病院の仕事が本業、カラーガードは副業ということになりますが、福田さんの場合の副業は自分の得意分野を活かした起業ということになるので、一般的に言われている副業とは少し趣が違っています。

平日は仕事が終わるとカラーガードで使う旗を縫ったり、週末のレッスンのために家の玄関で踊って自分のレパートリーを増やしたり、イベントに向けて衣装を手縫いしたり。

毎日カラーガードのことを考え、子どもたちに実際に教える(伝える)ことで新たな発見があり、生徒さんたちと一緒に歩みながら学んでいることが、福田さんの日々の生活や仕事にも活かされているようです。

その分休みがなく参ってしまったときもあったそうなのですが、もともと学生時代から土日もなく過ごしていたのでそれも楽しい!と笑い飛ばされます。

鳥取を拠点にカラーガードを広める

忙しい福田さんの心落ちつく場所は体育館。例えばレッスンの後の静まり返った体育館はとても贅沢な空間なのだと話します。また気分転換に一人で楽器を練習することも。

学生時代から目標に向かってストイックに取り組むと同時に悩みを抱えたり挫折も経験してきました。

それでもカラーガードに憧れてカラーガードに夢中で心が折れきることはなかったそうです。ちょっと折れたくらいの時が心の着火点になる!というのが最後まで福田さんらしく、感嘆するばかりです。

今後は、現在鳥取東部のみで教えているカラーガードを中部・西部にも展開していくことを考えています。

中学・高校生向けにカラーガードのワークショップをしたり、幼稚園など教える立場の方々にも何かできることがあればいいなぁと、鳥取の、そして子どもたちの明るい未来を描く福田さんの顔には希望があふれていました。

またご自身もプレイヤーとしてまだやりたい気持ちがあるといいます。現在レッスンに来ているお子さんの親御さんの中で子供の頃カラーガードをやっていた方もいて、大人向けのカラーガードもやってみようかなと思っているそうです。

なんだか鳥取でカラーガードのネットワークが広がる予感がしますね。

鳥取はチャンスが多い

音楽の世界、カラーガードの世界、筆者もこれまでに知らなかった世界の話を沢山伺うことができ、今回もとても良い刺激を受けました。

福田さんによって鳥取になかったものを知ることができ、学ぶ機会もできました。

もしも何かのスキルを持っていてそれが鳥取にまだないものであれば、福田さんのように起業し躍動感あふれる豊かな日々が過ごせるのではないかと感じた今回のインタビュー。

そして、まだまだプレイヤーが少ない鳥取では、新しい取り組みが注目されやすく、メディア出演につながりやすかったりとチャンスが多いです。

今後移住を検討されている方へ、地方選びの参考に人口のいちばん少ない鳥取はいかがでしょうか?

執筆者:吉井秀三

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この記事を書いた人

鳥取市鹿野町在住。東京で20年間IT関係の会社を経て、鳥取にUターン。
鳥取の魅力的な働き方ができる会社や、面白い働き方をしている個人の情報を発信していきます。

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