本日10月6日(金)より、鳥取県の最低賃金が「時間額738円」に改正されました。
改正前の「時間額715円」に比べて23円アップ。
上昇率は全国的に平均です。
ちなみに、僕がバイトを始めた学生の頃(平成22年)の時給は630円でした。
社会人になってから時給を気にすることはありませんでしたが、当時と比べて100円も上がっていたとは驚きましたね。
鳥取最低賃金について
鳥取県最低賃金は、年齢に関係なく、パートや学生アルバイトなどを含めて、鳥取の事業所で働く労働者すべてに適用されます。
鳥取最低賃金が適用される労働者については下記のとおりです。
1.18歳未満又は65歳以上の者
2.雇入れ後6月未満の者であって技能習得中のもの
3.清掃又は片付けの業務に主として従事する者
4.電子部品・デバイス・電子回路、電気機械器具、情報通信機械器具製造業については、手作業により又は手工具若しくは小型動力器を用いて行う「組線」、「取付け」、「包装又は箱詰め」の業務に主として従事する者参照元:厚生労働省HP
また、下記の産業に該当する事業所で働く労働者には、それぞれの「特定(産業別)最低賃金」が適用されてます。
特定(産業別)最低賃金 | 時 間 額 | 発効年月日 |
鳥取県電子部品・デバイス・電子回路、電気
情報通信機械器具製造業最低賃金 |
764円 | 平成28年12月22日 |
鳥取県各種商品小売業最低賃金 | 738円 | 平成29年10月6日 |
※派遣就労中の労働者については、派遣先事業所に適用される最低賃金が適用されます。
鳥取の最低賃金の推移
鳥取県の最低賃金はグラフの通り、年々上昇しています。
テレビや新聞などで労働者の労働環境や賃金の改善について注目されていることが原因に挙げられます。
田舎暮らしはお金がかからないと言われることが多いですが、車の維持費やスーパーの食品が意外と高かったりと出費はあります。
少しでも時間額があがるのは嬉しいですよね。
しかし、全国平均の時間額と比べるとまだまだ低いので、今後も更なる労働環境の改善に期待しています。
鳥取県に仕事はある!!
ちなみに「鳥取は仕事がない」とよく言われていますが・・・
平成28年平均の鳥取県の有効求人倍率は1.36で、平成21年から改善傾向にあります。
つまり、選ばなければ仕事はあるんです。
仕事を探すには、ハローワーク鳥取のHPをチェックしてみてくださいね。
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