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インタビュー

ペットボトルよりおいしい水が蛇口から出てくる鳥取県。~鳥取県には生活を楽しむヒントがたくさん潜んでいる~

私たちが生きていくには欠かせない、水。

今では当たり前になりすぎて、その存在について考えることはほとんどないでしょう。しかし、皆さんは知っているでしょうか?

鳥取県は日本の中でも有数のおいしい水が蛇口から出てくる地だということを。

今回は、鳥取大学医学部 講師・医学博士として活躍する傍ら、鳥取県の水についても研究されている祝部大輔先生にお話を伺ってきました。大々的に取り上げられることの少ない、「水」という観点から鳥取県の魅力について、祝部先生のインタビューとともにお届けします。

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水の研究のきっかけは友人の一言

「13年前位に、大学のゼミの仲間とミルクの里で、牛を見ながらバーベキューしとって。『この大山の水はおいしくて、牛の乳がよく出るようになる』という話になったんですよ。その時に、そこにいた友人が何を思ったか、『じゃあ研究してみたら?』と。その一言が水を研究していくきっかけになったと思います。当時、正直に言えば、水に関して特段興味があったわけでもなかったと思います。」

鳥取県の水について研究し続け、13年以上。水に関する分厚い本まで出版している祝部先生ですが、水の研究を始めたきっかけについてお聞きするとそんな答えが返ってきました。

祝部先生は、大学時代は東京の大学に通い、薬理学を勉強してきました。当時、東京の水道水はおいしくない、と感じることはありましたが、水に関して特段興味があったわけではないと言います。また、現在の医学博士としての祝部先生の専門は、社会医学という分野で、薬物乱用の防止や治療薬開発に携わる研究をしており、直接的に水に関わるものではありません。

「それでも、その友人の一言がきっかけで、自分でちょっと調べてみたんです。すると、“おいしい水”や“健康にいい水”には数値として明確な指標があって、これならちゃんと調査ができそうだ、と思ってね。それに、当時、鳥取県の白山名水も有名になってきていたこともあって、じゃあ、やってみようかなー、と思った。気づいたらそれで論文を一本かいていましたね。」

まるでなんともないことのようにさらっと話す祝部先生。しかし、これまで13年もの間、調査し続けているということは、鳥取県の水には祝部先生をそれだけ魅了する要素があるということでもあります。

当たり前に蛇口を開ければおいしい水が出る

「鳥取の水のいいところは、水道水でも塩素が少なくて済むところだよね。基準があって、当たり前に、塩素が少なくておいしい水が蛇口をひねったら出てくる。それが鳥取です。」

※現在、日本の水道水は1957年(昭和32年)に制定された水道法によって、蛇口での残留塩素濃度を0.1mg/L以上保持するように定められています。また、その一方で、味やにおいの観点から、上限を1mg/L以下に抑えるという水質管理目標値も示されています。

水道水には水道法によって定められた基準によって、消毒のための残留塩素濃度が明確に決められています。鳥取県の水道水は、伏流水(34.4%)、浅井戸(31.0%)、深井戸(31.2%)など、豊富な地下水資源が使われており、塩素による消毒が少なくて済みます。(参照:http://www.pref.tottori.lg.jp/suidou/

「だから僕も普段は普通に水道水を使いますよ。実は、ペットボトルの水よりも水道水のほうが検査基準が厳しいので、十分そのまま飲むことができるんですよ。そのうえ、鳥取県は豊富な地下水に恵まれているので蛇口を開ければ、安全でおいしい水が出てくる環境なんです。」

近年、ウォーターサーバーやミネラルウォーターなどが普及し、水道水はそのまま使わない、という方も増えてきている中、鳥取県の水道水は安全でおいしい、と語る祝部先生。そのわけには、塩素が少ないことだけではなく、“おいしい水”たる明確な理由があります。

鳥取県の水は“おいしい”水

“おいしさ”はそれぞれ個人の主観で決められるものですが、実は水には明確なおいしさの基準が定められています。

「水のおいしさは、ミネラルのバランスによって決められます。そのバランスについて研究をされた方がいて、きちんと式として基準があるんです。この式で見ると、鳥取の水は、二酸化ケイ素(SiO₂)という要素が多くて、分子が大きくなるからおいしいんです。」

※水のおいしさ=(Ca+K+SiO₂)/(Mg+SO₄)。

分子がおいしくなる要素。分母がおいしさを損なう要素。

先述した塩素の少なさに加え、客観的にもおいしさが証明されている鳥取県の水。

普段鳥取県で過ごしている人にとっては当たり前すぎてあまり実感がないかもしれませんが、鳥取県はこの「水」という要素も隠れた大きな魅力でもあるのです。祝部先生も、きっかけは友人の何気ない一言だったかもしれませんが、鳥取県が秘めている「水」という要素にすっかり魅了され、研究を続けています。

つみ重ねで最後実を結ぶのが楽しい

「僕は山も好きで趣味でよく登山に行くんだけれども、水の研究もそれと似ているところがあるんじゃないかなあとは思っているね。」

「登山も水の研究も、一番は、つみ重ねで最後実を結ぶ瞬間が楽しい。水の研究に関しては、友人の言葉でたまたま水だったけれども、実際やってみたら鳥取県には尽きないほどのすばらしい水源がたくさんあって、突き詰めていくのが楽しかった、そんな感じだと思う。」

これまでの13年間を振り返るように話してくださった祝部先生。大変なことや嫌になってしまうことはないのですか?とお聞きしても、楽しいことだから、嫌になることはないよ、とさらっと即答。その迷いのない表情に、どれだけ祝部先生が鳥取県の持つ、「水」というコンテンツに魅了され続けているかは想像に難くありません。

生活を豊かにする素材が鳥取にはたくさんある

「ひとつ言えるのは、友人の一言で偶発的に始まった水の研究がここまで掘り下げられる、ということは、それだけ質の高い素材や要素が鳥取県にはあるっていうことでしょうね。」

祝部先生は、自身が、これだけ魅了され続けていることについて、そのように形容しています。

「僕の場合は水だったけれども、実際に足を運んで何かを感じてくれれば、鳥取県には生活を豊かにするヒントがたくさんあるんだと思いますよ。」

取材後記

私は鳥取に来て三年がたちますが、まさか、「水」という普段から接しているものにまで、鳥取県が持つ価値のある資源があるとは思いませんでした。

大学進学を機に鳥取県に来て、地元に帰らず鳥取での就職を考えている私も実際に思うことですが、鳥取県にはないものも多いけれど、鳥取県にしかないものもたくさんあるということです。

祝部先生がお話してくださったように、実際に足を運んでそんなことを、たくさんの人に体感してもらいたいと思います。今回は水という観点から鳥取県の魅力の一つをお伝えしましたが、まだまだ隠された素材やヒントが鳥取県にはある、そんなことを祝部先生のインタビューから感じることができました。

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ABOUT ME
けだま
けだま
鳥取大学農学部4年生。学生人材バンク所属(元だっぴプロジェクトメンバー)これまでに50人以上の社会人へのインタビューを経験。取材を通してその人の生き方や価値観に触れられる瞬間がたまらなく好きです。自分らしく生きていける人を増やしていきたい。就職関連情報や、鳥取で活動する人を紹介していきます。ブログ:けだまのブログ