【鹿野とつながるプロジェクト】滞在者インタビュー① フリーランスの山口さん、伊賀さん

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さっけー

鹿野で取り組んでいる関係人口の滞在プログラム。

県外から鹿野に定期的な関わりを持つ人を増やすことを目的としていて、鹿野に仕事などで関わり滞在する方に滞在場所を準備し、地域の人の紹介などのサポートをしています。

今回は滞在プログラムを利用して大阪から来られたフリーランスの山口さんと伊賀さんからお話を伺いました。

なぜ鹿野に滞在しようと思いましたか?

山口
山口

大阪で映画の仕事をしたときにある現場で鳥の劇場の俳優が出演して、それをきっかけに鳥の劇場のことを知りました。そして鹿野に行くことになり、現地で鳥の劇場の素晴らしさを感じて、継続的に関わっています。

伊賀
伊賀

鹿野芸術祭のPR映像と記録映像の撮影を知人に頼まれたため滞在することになりました。今回が2回目の滞在となります。

鹿野で何をしましたか?

山口
山口

鹿野芸術祭のPR映像制作の演出担当をしました。台本を書いたり、とうすれば映像化することができるのかなどを考えました。

伊賀
伊賀

山口さんのサポート役やカメラマンとして活動しました。

外からみた鹿野の魅力を教えてください

山口
山口

観光的な文脈ではない暮らしの風景の綺麗さがあります。例えば、朝出勤するときの霧の張ってる様子や近くの溝の水の音、家と家の間から見える公園など、日常の風景がとても好きです。

伊賀
伊賀

鹿野の古民家が並ぶ町が好きで、またプライベートでも行きたいと思っています。あと人が皆生き生きしててとても面白かったです。

滞在システムについてどう思いますか?

山口
山口

もともと映画を撮りたいと思っていて、映画の現場はスタッフが多かったりすると、製作費が多くかかるので、今回のように宿泊費が安くなるとすごく助かります。今回のPR映像を作成しようと思ったきっかけにもなりました。

これから自分が色々と作っていこうとする中で、宿泊代が安いと気軽に滞在できるので、本当にありがたかったです!

伊賀
伊賀

すでに地域の人が主体になって動いている環境が整っているので、仕事がしやすかったです。地域の核となる方が町にいるので仕事のスピード感が早く、宿の手配などもとても助かりました!

滞在環境はどうでしたか?

山口
山口

車でなくても自転車があれば買い物には困ることはありませんでした。宿はお風呂が綺麗で、睡眠もしっかりとれて快適でした。ただ、ゴミ捨ての分別ルールが細かくて最初の頃は苦労しました。

伊賀
伊賀

古民家が好きなので古い街並みで滞在できてとても楽しかったです。観光だとちょっと移動するときにレンタサイクルみたいなのがあると、便利かなと思いました。

今後も鹿野町と関係を継続し、また滞在したいと思いますか?

山口
山口

大阪と比べて人が少ないので、特に人との関わりの密度が高くなりました。今回はPR映像制作で滞在しましたが、今後もずっと鹿野と関わっていきたいです。こちらから仕事を提案して、映像とか関係なく付き合っていけたら良いなと思っています!

伊賀
伊賀

今後も関係性を維持して、いずれはまた滞在したいと考えています!

鹿野がもっと良くなるためにはどうすればよいでしょうか?

山口
山口

いろんな人を紹介してもらいたいです。人を紹介してもらったら、あとはどんどん繋がっていくと思いますので。僕らは繋がりがあればなんとでもやっていけます。

撮影を進める中で、ピンポン押して、家に訪問することもあるので、特に人の協力の大切さを感じています。

伊賀
伊賀

人との繋がりで仕事をいただいているので、僕も色んな人を紹介していただきたいです。

これからの鹿野に期待したいことは何ですか?

山口
山口

全員ではなくてよいですけど、誰かは心の扉を開けていて欲しいです。

伊賀
伊賀

街並みや人が変わらないでほしいです。第2のふるさとのような、いつでも気軽にこれる今の状態が続いたら良いなと思っています。

この記事を書いた人

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さっけー

とっとりずむ編集長。1990年生まれ。鳥取の新店舗やカフェを巡るのが大好き。鳥取暮らしが楽しくなる情報を発信します!