鳥取県では、新型コロナウイルス感染拡大予防対策を行なっている施設を「鳥取県新型コロナ安心対策認証店」として認証しています。
今回は認証店の「ペペネーロ イタリア館」さんにて、感染防止対策やお店の現状などについてお話を伺ってきました。
コロナ禍でも安心してお客さんに来店していただくための取り組みや新しい挑戦などについて紹介していきます。
新型コロナ感染防止対策
【入店】手指消毒・非接触検温
お客様の入店時には、アルコール消毒、非接触による検温が実施されていました。
37.5度以上の発熱や咳、咽頭痛等のある方は来店をお断りしています。
【店内】換気対策
店内においては、換気扇による換気が行われています。
場所の都合で撮影できませんでしたが、換気扇をコロナ禍をきっかけに性能の良いものに買い替えたそうです。
また、玄関や窓の定期的な開放による換気やサーキュレーターも設置されており、換気対策がしっかり行われていました。
換気が十分に行われているかどうかを確認するために、二酸化炭素濃度を測る機械も設置。
濃度は1000ppmを超えないこととされています。
【店内】定期的な消毒
お客様が入れ替わる都度、テーブル席やカウンター席、メニューなど、消毒を積極的に実施していました。
【食事】パーテーション・ついたてを設置
他人との距離が近くなるカウンター席は、ひと席空けることで、フィジカルディスタンスを確保。
取材当日はこちらの席で料理を注文しましたが、ついたてがあることで、個室に近い感覚で食事ができました。
テーブル席には飛沫防止のためのパーテーションが設置されていました。
新型コロナウイルスは、主に飛沫感染と接触感染で拡大すると言われており、パーテーションは、咳やくしゃみによる唾液などの飛散を防ぐことに、とても効果的です。
アクリル素材で透明度が高いため、設置されていても、圧迫感はありませんでした。
【会計】ビニールカーテンを設置
また対面での接客となるお会計は、レジに透明のビニールカーテンが設置されていました。
PayPay、楽天Pay、auPay、LINEPayなどの電子決済も対応しているので、非接触で支払えるので便利です。
店長インタビュー
認証店取得のために力を入れられたこと
認証店取得のために、県から店舗の換気改善と飛沫防止のためのパーテーション設置などの指摘がありました。
そこで、店舗の換気を改善するために、玄関に網戸を設置しました。
テーブル席にはパーテーションを設置するなど、飛沫防止に取り組み「新型コロナ安心対策認証店」として登録することができました。
認証を取得して良かったこと
認証店のシールを貼ることで、お客さんがより安心してお店に入れるようになったと思います。
また、認証店のみが対象となるお得なキャンペーンなどに参加できたのも良かったです。
新型コロナウイルスによる客足の状況
鳥取東部でコロナ警報が出されていた頃は、お客さんが大幅に減っていましたが、現在ではコロナが落ち着き、日常を取り戻しつつあります。
ただ、コロナ前に比べて年末の忘年会シーズンの予約が少なく、コロナの影響を感じています。
コロナ禍の新しい取り組み
お家でもお店の味を楽しんでいただくために「パエリアキット」の販売を開始しました。
炊飯器に香り米と具、ペペネーロ特製パエリア用ブロードを入れてスイッチを押すだけなので、誰でも簡単に作ることができます。
他にもテイクアウトも強化しており、今年夏に鳥取市瓦町にオープンした「鳥取グルメステーション」では、当店のお弁当を気軽に購入することができます。
最後にひとこと
今回紹介させていただいた感染防止対策以外にも、店舗の人数制限や会計の場所を分けて行うなど、色々と取り組んでいます。
お客さんが思った以上に、認証店は対策していますので、安心してお越しください。
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