今回ご紹介する「月よう日」は、店名通り月曜日のみ営業しているお店。
ずっと気になっていたお店だったので、ドキドキしながらお邪魔してみました。
カフェ以外の情報もゲットしたので合わせてご紹介します。
「月よう日」の場所
〒689-0601 鳥取県東伯郡湯梨浜町泊941−1
民家の立ち並ぶ隠れ家的存在のお店です。
駐車場がないとの事だったので、泊漁港の駐車場に停めて歩いて行きました。
このような広場があり、天気の良い日は釣りを楽しむ方達も駐車場として利用されている場所です。
マナーを守って利用しましょう。
民家の立ち並ぶ路地を歩いて進みます。
道なりに少し歩くと、左手に細い路地がありました。
歩かないと分からない、地元の人が通る道という雰囲気でワクワクしてきました。
路地を入り、真っすぐ進むと小さな交差点があるので右折します。
撮影日は、あいにくの雨で看板が濡れないよう奥に入っていましたが、天気の良い日は右折した時に見える位置に看板が出ているようです。
のんびり景色を見ながら歩けば、見つける事ができると思います。
「月よう日」の雰囲気
玄関に看板が出ていました。
看板を覗いていたら、入り口の奥から「どうぞ~」と優しい声が聞こえてきました。
入口を入ると、大きな土間の広がる懐かしい雰囲気。
築90年以上の建物との事ですが、それを感じさせない清潔感と、センスの良さを感じる店内です。
お席は、土間スペースを囲うように4席程とカウンター席が2席。
『近所の方がちょっとお茶をする場所を提供したい』という思いから誕生したお店なんだそう。
席に座って外を眺めていると、子供の頃近所の方がお裾分けを持って来られた際、そのまま母と玄関で長話~なんて光景を思い出しました。
昔の家は段差が多いですが、ちょっと玄関先に腰かけて話をするのには良いんですよねぇ。
「月よう日」のメニュー
まずは、ドリンクメニューです。
定番のコーヒー、紅茶にちょっと変わったホットジンジャーミルク、冷たいドリンクはソーダ系も充実していました。
フードメニューは、ベーグルのみですがベーグルの種類がたくさん!!
定番メニューは、プレーンベーグルやチーズベーグル他計4種類。
ベーグルサンドは定番が4種類と限定メニューがあります。
取材日の限定サンドメニューはコチラ。
ベーグルフレンチトーストやタンドリーチキンサンド、りんご焼芋きんとんなどのそそられるメニューに目がウロウロしてしまいました。
実際いただいたメニュー
冒険できない筆者・・・。
そして、あんこ大好きだからココはやっぱり『あんバタ』でしょ。
後で伺った所、一番の人気メニューなんだそう。
ドリンクは、寒かったので久しぶりにチャイをいただく事にしました。
チャイからも良い香りがふんわり。
チャイは好みで甘さを足すスタイルのようで、甘いチャイが苦手な方にピッタリ。
しっかりと噛み応えのあるベーグルは、口の中で優しい甘さに変わります。
全粒粉でしょうか?生地にツブツブが見えますね。
チャイはスパイシーだけど飲みやすく、ふわっと口に残る甘みが美味しかったです。
オーナーに伺った所、「寒い時には体が温まるチャイはオススメ。温かさが持続するようオイルをちょっぴり足してるんです」との事。
身体のメンテナンスを本業とするオーナーだからこその気づかいに、心も身体も温まりました。
カフェ+○○
「月よう日」には、カフェ以外にも楽しむメニューがあります。
実は、そちらが本業のようでオーナーはエステと着付け教室。
相方さんは、ネイリスト。
どちらも予約制、詳しくはホームページをご覧ください。
オーナーは、着物に割烹着スタイルで接客してくださいましたが、堅苦しくなくどこか懐かしい実家に帰ったような気持ちになりました。
オーナーは湯梨浜町出身のUターン、相方さんは東京生まれの東京育ちでIターンされました。
「鳥取での暮らしはどうですか?」と伺った所、「東京にはもう帰れない」と即答でした。
ワンコ3頭も一緒に移住されたそうで、マンション暮らしからお庭で広々遊べる暮らしにシフトした途端、病気もしなくなり毛ツヤも良くなってきたとか!?
そんな話をしていたら、あっという間に時間が!
昔母が、玄関先で長話していた気持ちがちょっとだけ分かった気がしました。
おわりに
はじめてのお店だとは思えない、居心地の良い空間「月よう日」
人にも動物にも優しい暮らしを満喫されているのを感じました。
来店されるお客様も、オーナーとの時間を楽しみに来られてるのかもしれません。
お店の情報はInstagramでもされてますので、チェックしてみて下さいね。