鳥取市新品治町にある「玄忠寺(げんちゅうじ)」に行ってきました!
よく観光情報誌などで見かけるので、かなり前からどんなお寺なのか気になっていました!
今回は、鳥取市のおでかけや観光にとってもオススメな、見どころ豊富なお寺「玄忠寺」についてご紹介します。
玄忠寺の場所
玄忠寺は鳥取市新品治町にあり、鳥取駅よりバスで7分、「新品治」を下車後、徒歩5分ほどで到着します。
▼住所:鳥取市新品治町176
100円循環バスくる梨「赤コース」の近くでもあり、「寿町」下車後、徒歩3分ほど着けます。
また、お寺の横には大きな駐車場もあるので、車で行くことも可能です。
鳥取砂丘から車で10分くらいの距離にあるので、鳥取市を車で観光される方には特にオススメのスポットです。
玄忠寺の見どころ
多くの観光情報誌にも載っている玄忠寺には、本当に数多くの見どころがあります。
荒木又右衛門のお墓や、荒木又右衛門記念館、羅漢襖絵や泥仏、亀鶴庭など、本当に多くの見どころがあり、美術館に訪れた様な気分にさえなります。
全てをご紹介することはできませんが、今回はガイドして頂いて特に印象に残った「荒木又右衛門記念館」、「羅漢襖絵」、「亀鶴庭」の3つについてご紹介させて頂きます!
①知らなくても楽しめる!荒木又右衛門記念館
玄忠寺の境内には、日本三大仇討で有名な「荒木又右衛門」のお墓や、遺品館があります。
山門を入ってすぐ左側に墓所があり、右側が遺品館です。
荒木又右衛門が実際に使用していた刀や鎖帷子などが展示されているほか、江戸時代から現代に至るまでの「荒木又右衛門」を取り扱った漫画や小説、錦絵、浄瑠璃などの全国各地から集められた資料が数多く展示されています。
館内は撮影禁止となっているので、ぜひ実際に足を運んでじっくりと見学してみて下さい。
ちなみに、入館時にガイドの有無を選べるので、全く「荒木又右衛門」を知らない方でも安心です!わりやすく、そして楽しいガイドをぜひ聞いてみて下さいね♪
②44枚もの襖絵は圧巻!羅漢(らかん)襖絵
玄忠寺の庫裡には、44枚もの「羅漢の襖絵」が展示されています。
今は亡き鳥取県倉吉市の写真家・高木啓太郎氏によって1日半で描かれたそうです。
墨一色で力強く描かれた阿羅漢が、煩悩にまみえる人間を代弁していて、その言葉には鳥取の方言も用いられています。
絵からみえてくる本音と建前の違いや、1日半で急いで描いたことによる誤字など、ただ観ているだけでは見落としてしまいそうなところまで、ガイドでは細かく紹介してくれます。
独特の姿や表情をした、ユニークな羅漢の襖絵にきっと魅了されるに違いありません。
③今年の秋はライトアップされるかも!亀鶴庭
羅漢襖絵のある広間を奥へと進むと、「亀鶴庭(きかくてい)」と呼ばれる美しい庭園があります。
庭には蓮池の他、マツやもみじ、コケなどがあり、四季折々の景色を楽しめます。
紅葉の頃はさぞかしきれいだろうと思い、夜間のライトアップなどをされる予定があるかを伺ったところ、なんと今年はもしかしたら夜間拝観を実施するかもしれないとのことでした!
試験的なライトアップはもう行われているとのことなので、今後の情報をぜひチェックしてみて下さい。
おわりに
ご紹介させて頂いた以外にも、まだまだ見どころがたくさんあります!
「荒木又右衛門」や「羅漢」について全く知らない方でも、わかりやすく楽しくガイドして頂けるので、ぜひ足を運んでみてはどうでしょうか?
▼玄忠寺の場所(鳥取市新品治町176)
※本記事の情報は2019年8月26日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
※写真の無断掲載・使用を禁止します。