鳥取県を訪れて、初めて大山登山に挑戦しました。
山登りを今までしたことがなかったので、不安とドキドキの初登山です!
自然が豊かな大山は、春夏秋冬どの季節に訪れても違った景色をみせてくれる山です。
この記事では、大山の1合目から山頂までの道のりをご紹介していきます。
ぜひ、最後まで読んで大山登山の参考にしてみてください!
大山ってどんな山?
大山は中国地方最高峰の山であり、海抜1709mの山です。
また北西側から見た姿が富士山に似ていることから別名「伯耆富士(ほうきふじ)」とも呼ばれています。
豊かな自然、さまざまな動植物が観察できることから「大山隠岐国立公園」として国から認定を受けています。
登山初心者にオススメ!夏山登山コースの1合目〜山頂までの道のりをご紹介
今回はさまざまなコースの中から、大山登山のメインコースである「夏山登山コース」についてご紹介します。
このコースは大山を初めて登る方、お子様から登山初心者の方にオススメのルートです。
1合目・2合目
スタート地点から山道に入ると、比較的整備が行き届いており登りやすくなっています。
1合目までは緩やかな階段が続いているので、危険だと思うこともありません。
10分ほど歩くと1合目が見え、ここは道幅も広いため余裕を持って歩くことができます。
1・2合目は丸太階段が続いており、足場の心配はありません。
階段の歩幅も小さく各自のペースで登っていくことができます。
このように丸太階段が続いており緩やかな傾斜です。
3合目・4合目
3合目・4合目も丸太階段が続いていますが、1・2合目に比べ急な傾斜のところが増えてくるので足元に気をつけてくださいね。
足場も丸太階段は続いていますが、大きな石もあるので、足元に注意しながら登っていきましょう。
5合目
5合目になると大きな石があったり、急に道幅が狭くなってきます。
足場が階段より悪く、石が濡れていて滑ることもあるので注意が必要です。
また5合目あたりまで来ると、階段を登ることによる足の疲れがでてきます。
休憩をはさみながら進みましょう。
少し座って休憩するだけで、随分足が軽くなりますよ。
6合目・7合目
6合目に到着し、大山の半分を登ることができました。
足の疲労感も溜まっていると思います。しっかりここで休んで後半の登山に備えてくださいね。
コンクリート製の避難小屋が建てられており、広さは3畳程度で水やトイレはありません。
天気がよく晴れていると、日本海から山頂まで見渡せるビュースポットです。
登った当日は山頂付近にガスが多く、残念ながら景色を眺めることができませんでした。
7合目からは、急な登り坂です。
そのため足場も悪くなり、落石に注意して進んでいく必要があります。
また登山道の石を落とさないように気をつけてくださいね。
登山道も狭いので、下山してくる人と道を譲り合いながら登っていきましょう!
8合目・9合目
8合目からは、木道を進むことができる穏やかな登山道です。
また木道の周りには、大山キャラボクの群生が見れます。
左右にあるのが大山キャラボクです。
大山キャラボクに囲まれた緩やかな木道を進んで行くと、山頂の避難小屋が見えてきます。
山頂まであともう少し、ゆっくりと進んでいきましょう!
山頂
山頂には、大きな避難小屋があり中で休憩することができ、トイレも設置されています。
中の空間も広く、登山での疲れを癒すのに最適です。
売店も設置されているので飲み物を購入できます。
避難小屋をでて少し進むと、登ってきた木道を見下ろせます。
天気がよければ米子平野や中海、また島根半島を眺めることができ絶景です!
山頂でお弁当を食べたり、コーヒを飲んだりと、外の気持ちの良い空気を吸いながら登山の疲れを癒しましょう。
山頂は夏場でも涼しい風が吹いているので、薄手の羽織があると体温調整がしやすくオススメです。
大山の自然と山頂からの眺めを堪能し、下山に向けてゆっくりと体力を回復させましょう。
下山時は登りに比べ早く降りることができますが、足元が濡れて滑りやすいです。
のんびりと気をつけながら下山してくださいね。
おわりに
登山初心者で山頂まで登れるか不安でしたが、そんな私でも登頂できました。
スニーカーでも登れなくはないですが、初心者の方はトレッキングシューズが安心です。
また、途中休憩のときにドライフルーツや塩分補給の飴などがあると、体力の回復を手伝ってくれるのでオススメです。
夏山登山道は、小さなお子さんからご年配の方まで、幅広い年齢の方が登っておられました。
国の天然記念物大山キャラボク、西日本最大級のブナ林など、自然を満喫できるのも魅力的です。
年間900万人が訪れる海抜1709mの山の登山にぜひチャレンジしてみてください!