2024年鳥取の新店舗まとめ

【24時間365日相談受付】性暴力被害者支援センターとっとり「クローバーとっとり」の取り組みを紹介

毎年4月は「若年層の性暴力被害予防月間」です。

新年度の始まりは、進学・就職に伴い、生活環境が大きく変わり、特に10代・20代の被害にあうリスクが高まる時期ということで、予防月間として国が定めています。

みなさんは、鳥取県内で性暴力被害にあわれた方の支援活動をしている「クローバーとっとり」をご存知でしょうか?

性暴力被害にあわれた方やご家族等のご相談を、24時間いつでも受付けています。

東部、中部、西部の県内3箇所に拠点があり、ご相談を受けて必要に応じて、病院・警察署等他機関の情報提供や、付き添いを行うなど、徹底したサポートを行なっています。

「恐怖や不安で混乱し、どうしていいか分からない」「怒りや悲しみが押し寄せてきて、つらくて助けがほしい」

そんなときは「クローバーとっとり」に相談してみてはどうでしょうか?

\24時間365日・相談無料/
0120-946-328

目次

クローバーとっとりの特徴

24時間365日・相談無料(0120-946-328)

相談は無料です。電話相談は24時間365日受付しています。

性暴力被害によるつらさをひとりで抱えていませんか?まずは電話で相談することができます。

被害直後、「どうしていいかわからない」「病院に行きたい」などの緊急支援を行うとともに、「被害にあって、何か月も、何年もたったのに、こころもからだも調子が元に戻らない」「ずっと前の被害の事だけど話を聞いてほしい」という方の相談もお受けしています。

安心できる場所で話をすることが、回復につながっていきます。

専門スタッフのコメント

話は必ず2人で聞き、お話を正確に聞き取り、何度もつらい話をされなくてもよいようにしています。

・相談は匿名ですることができます。
・秘密は必ず守ります。
・専門的な研修を受けた女性支援員があなたの話をお聞きします。ご希望により男性支援員が対応できる場合もあります。
・被害後まもない方も、被害にあってから何か月・何年たった方もご相談いただけます。
・年齢・性別・セクシュアリティに関わらず、どなたからの相談もお受けします。

他機関と連携(医療機関や弁護士会、臨床心理士会など)

鳥取県をはじめとした、協力医療機関や弁護士会、臨床心理士会など、関係機関・団体と連携することで、より手厚いサポートを行なっています。

「どこに相談すればいいかわからない」「伝え方がわからない」など、性暴力被害を受けると、パニックになりどうしたらいいかわからなくなります。クローバーとっとりでは、被害後、不安や恐怖によりそい、どうしたらいいのかを一緒に考え、希望により付き添いをしたり、本人に代わって被害のことや体の症状、気持ち、今困っていること等を関係機関に伝えたりしています。

専門スタッフのコメント

医療機関、弁護士会、助産師会、臨床心理士会、母子生活支援センター、それから警察、婦人相談所、児童相談所、教育委員会など様々な関係機関がメンバーとなり協議会を構成して、「クローバーとっとり」を運営しています。そのつながりを大切にして日々の支援活動を行っています。

\24時間365日・相談無料/
0120-946-328

クローバーとっとりの活動内容

クローバーとっとりでは、性暴力被害にあわれた方への支援活動を行うとともに、皆様のところに出向いて「学習会」・「出前講座」を積極的に行なっています。

今後も「学習会」・「出前講座」をしていく予定となっていますので、ご興味のある教育機関や団体の方は、ぜひ一度お問合せください。

専門スタッフのコメント

クローバーとっとりは、支援活動と並行して、啓発にも力を入れています。学校以外にも、企業や地域の人権研修などでも無料で実施しています。ご連絡、ご相談をお待ちしています。

専門スタッフに伺ってみました

どのような相談がありますか?

性暴力といえば、レイプのイメージだけが先行するかもしれませんが、幼い子どもへの性暴力、SNSで出会った人に画像を送ってしまった、画像を拡散されてしまったなどの相談も増えてきています。

どのような人からの被害が多いですか?

クローバーとっとりの相談では、知っている人からの被害がほとんどです。これは全国の状況と同じです。

レイプなど知らない人から被害を受けたという記事は、新聞とかニュースで見聞きされることはあると思います。しかし、よく知っている人からの被害は声をあげにくく、声をあげたとしても記事にはなりにくいです。

普段から心がけていることはありますか?

本人の話を聞き、心と体の回復のためにどうしたいか本人の希望・選択を尊重して支援することを心がけています。性暴力というのは、性的な行為をするかどうかということを本人の同意なく行われる行為で、自己決定を奪われるということです。ですから、回復に向けてどうしたいかを一つひとつお聞きしています。

気持ちが揺れ動いたり、判断するのが難しかったりすることも多いため、本人のペースを大切にしながら支援をおこなっています。

今後の活動についての課題はありますか?

性暴力とは何か、そして安心して相談できる場所があることを知ってもらえるよう、認知度や性暴力に対する意識を高めていく必要があると思っています。「性暴力」という言葉を聞くだけで身構えたり、遠い話とか、うちには関係ないと思われたりする方もいるかもしれません。しかし、コロナの対策をするのと同じように、「日常の安全を高める」と思ってもらえたらいいのかなと。若い人にも伝わりやすいように、何が性暴力になるのかを漫画で紹介もしています。

読者の方に向けてメッセージをお願いします

“性暴力”は、私たちのすぐそばにある身近な問題です。
被害にあった時に安心して声をあげられる、被害者の声を聴く力がある社会、そして被害者・加害者・傍観者を生まない社会をみんなで一緒に作っていきませんか?

この記事を読まれて、「これって性暴力なのかな?」とか「忘れたいけど忘れられない」など気持ちがザワザワされた方もあるかもしれません。
いつでもクローバーとっとりへご相談ください。

\24時間365日・相談無料/
0120-946-328

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この記事を書いた人

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