2023年10月21日にオープンした「Cafe Cocotte(かふぇ ここっと)」は、スペシャルティコーヒー専門の移動販売カフェです。
コーヒー豆の中でも最高品質である「スペシャルティコーヒー」と、カレーやスコーンなどの軽食もいただけます。
美味しいコーヒーができあがるまでの丁寧な生産管理・栽培方法など、産地からここに届くまでのストーリーも一緒に楽しみください。
「Cafe Cocotte」の基本情報
キッチンカーでの移動販売になるため、出店場所により営業時間も変わります。
Instagramで、営業場所・時間が記載されたカレンダーを月初めに投稿されますので、そちらをご確認のうえお出かけください。
お店の様子
取材日は、JR米子駅前のだんだん広場で営業されていました。
周辺にあるベンチや階段では、お昼ごはんを食べる学生や、休憩中のサラリーマンで賑わっていましたよ。
キッチンカーの横には、日差しを遮るパラソルもあるので、気温が高くなっても安心ですね。
メニュー
島根県大田市にある「山羊コーヒー」のスペシャリティコーヒーを主軸に、カフェモカやレモネードなどの甘い系もあります。
ハンドドリップコーヒーを注文される際は、酸味系のエチオピアとグアテマラ、苦味系のマンデリン、ブラジルの4種類の豆からお好みの物をお選びください。
新メニューのカレーは、コーヒーが隠し味とのこと。単品または、ドリンクセットにすることもできます。
営業日によって変わりますが、ベーグルやスコーンなどの軽食の販売もありますよ。
実際にいただいたメニュー
ハンドドリップコーヒーとカフェモカ
「優しい苦味と甘みとコクを兼ね備えた非常に良質なコーヒー」の文言に惹かれ、「ブラジル トミオフクダ ドライオンツリー 」を選びました。
“樹上で完全に乾燥させ完熟されたコーヒーチェリーだけを摘み取る”という手法のこちらのコーヒー豆。
この手法は、コーヒーの木に大きな負担がかかるため、収穫後2年間は十分な収穫ができないそうです。
産地からここに届くまでのストーリーを想像すると、待ち時間も楽しくなりますね。
しっかりしたコーヒーが飲みたい気分だった筆者にぴったりの苦味、温度が下がると爽やかな酸味の広がるコーヒーは、まさに至福の1杯。
ふわっふわのフォームミルクが、たっぷり乗ったカフェモカは、普段コーヒーを飲まない同伴者のチョイス。
風が冷たい日でしたが、おいしいコーヒーのおかげで、ほっこり温まりました。
米粉スコーン
コーヒーのおともにぴったりのスコーンは、ざくざくチョコチャンクと抹茶ホワイトチョコの2種類。
米粉を使用されているので、アレルギー体質の方でも安心してお召し上がりいただけます。
ほろほろと崩れ、口の中で溶けていくようなしっとり系のスコーンです。
米粉100%のためか、思っていたよりずっしりとお腹にたまり満足感がありました。
「Cafe Cocotte」のおすすめポイント
1番のおすすめポイントは、栽培方法など、丁寧に生産管理されたスペシャルティコーヒーをいただけることです。
グレードの高いコーヒー豆ですので、嫌な苦味や雑味が口に残ることのないスッキリとした後口。
熱々の状態では苦味、温度が下がるにつれて出てくる酸味も楽しむことができます。
米子市、島根県松江市を中心に出店されていますので、見かけられたらぜひお立ち寄りください!
美味しいコーヒーにきっと癒されますよ。
※本記事の情報は2024年3月7日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
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