怨霊系 クリエイターアイドル有村あるる。自分のできること全てで、全自分を表現したい!

「ずーっと自分に自信がなくて。そういう自分が嫌だったけん、変わりたかった。」

綺麗な黒目がちの瞳で、恥ずかしそうにはにかみながら、アイドル活動を始めた想いを教えてくれた、有村あるる(@ArimuraAruru)さん。一般的なアイドルのような自信に満ち溢れキラキラと輝く様子とは違う、控えめな感じ。でも、強く、「変わりたい、自分を表現したい」という思いが伝わってくる眼差しでした。

そんな彼女は、『怨霊系クリエイターアイドル』として、活動中です。

なぜ、アイドルなのに、怨霊系なのか?なぜ、クリエイターなのか?冒頭の言葉とともに、一見、アイドルとはかけ離れたもののように感じられますが、そこにはあるるさんの想いが込められていました。

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自信のない自分を変えたくて

鳥取県米子、境港市で活動を始めて現在7年目のあるるさん。

「もともと歌うことや踊ることが好きだったってこともあるけど、一番は、自信のない自分を変えたかったから。ずーっと自分に自信がなくて。そういう自分が嫌だったけん、変わりたかった。」

高校を卒業し、普通に働いていたあるるさんですが、歌うことが好きだったこともあり、貯まったお金でボイストレーニングを始めます。

そこで初めて人前で歌うことを経験。ボイトレの先生や周りの応援もあって、小ホールでの身内だけの開催からはじまり、とんとん拍子で毎年夏に行われていたコンベンションで投票一番に選ばれます。

そして、歌手役で自主制作映画に出演することを機に女優、歌手と名乗リ始めました。

それから、一年間活動したのち、改めて有村あるるに戻る際にアイドルと名乗ることを決意。妖力堂を始めてからは、怨霊系 クリエイターアイドルと名乗り活動しています。

活動拠点の妖力堂 (鳥取県境港市末広町42)

怨霊系 クリエイターアイドル誕生のきっかけ

しかし、アイドルとして活動していくなかで、あるるさんにある葛藤が生まれていきます。

「私が理想としていた二人組のアイドルの子たちがいたんですけど、その子たちはすごくキラキラしていて、そういうものを私もやりたい!って思ってたんです。でも、なんか自分には向いてなくて。でも、キラキラしているものがアイドルだよなあ、という思いもあって、自分はやっぱりアイドルじゃないのかも…ってずっと悩んでたんです。」

そんな時、芸術をモチーフにした舞台をつくる話があがり、その舞台のプロモーションもかねて絵をかいたりものをつくったりする機会に出会います。

「絵を描くのも昔から好きだったんですが、この舞台をきっかけに本格的にやり始めたんです。絵と言っても、工作に近いものが多くて、例えば衣装なんかも自分で作ったりもします。その中で、『あ、自分はこっちだな』と。ものづくりあって、そこにアイドル活動を混ぜることが自分の中の活動のイメージになりました。」

ここから、怨霊系クリエイターアイドルとしての活動が始まります。

しかし、なぜ、クリエイターだけではなく、怨霊系が付くのでしょうか。

もともとそういった世界観のものが好きだったのですか?と聞くと、予想外の言葉が返ってきました。

拒否反応が活動の原動力

「こういう世界観は嫌いだから、苦手だから愛したい。」

しっかりとした口調で伝えてくれたあるるさん。

前はこういった世界観のものを受け入れることができなかったそう。高校生の頃も、周りが彼氏の話などで盛り上がっていることに嫌悪感を抱いてしまうこともありました。しかし、あんまり得意じゃないからこそ作ることができる、とあるるさんは語ります。

「苦手なものだからこそ、自分が響くものがわかるから。拒否反応が強いってことは自分の中で強い感情、衝撃があるってこと。自分がバチンって来るものを作っているんですが、バチンとくるということは、苦手なんだろうなって。」

「でも、自分の作ったものは、かわいいなあ~、、、と思う。」

すごく愛おしそうな声であるるさんは話してくれました。

「私は、逆説的につくっていくことが多いんだと思います。『自信がないからアイドル』っていうのもそうだし、『苦手だからつくる』のもそう。それから、常に、『たった今死んでもいい』と思えるように活動しています。それも、逆説的ですよね。」

今でも、人と関わることは本当は苦手だというあるるさん。しかし、自分の世界観を作って自分なりに活動していく中で、もっといろんな人と関わって、色々なことを知り、自分のことも知ってほしい、と思えるようになってきたそうです。

アイドル活動は自分を表現するための手段の1つ

あるるさんの活動目的は自分のできること全てで、全自分を表現すること(、クリエイター共に)

「「傷」劇団 アリムラ」では、お悩み相談、ツボ押し、タロット占いなどをする保健室や、自分のできることで足りてないところを埋める係(例えばメイク、演出など。演者としても使える何でも屋さんでいたい)などを行なっています。

「人に言えない悩みを抱えている人や誰を頼りにしていいかわかんない人を救っていきたいなって。自分がすごく抱えてしまうタイプで、人と話すことも苦手だからこそ、そういう人の話を聞いてあげたい。自分も本当に自信がなかったし、そういう人間だからこそ、本当の意味で解ってあげられるよって。自分と同じような人に寄り添ってあげられる存在になってあげたいです。」

逆説的にアプローチしてきたあるるさんだからこそ、寄り添い、わかってあげることができるのではないでしょうか。アイドル活動は、そのための一つの手段なのです。

最後に

自信がもてないと語るあるるさんですが、自身の活動や作品について教えてくれる姿はとても楽しそうで、可愛らしい笑顔で一生懸命に話してくれたことがとても印象的でした。

世間一般でイメージするアイドル像とは少し違った世界観をもつあるるさんですが、そこには、同じ思いを持った人たちに寄り添いたい、というあたたかな気持ちが込められていました。陰と陽の両面を持つあるるさんだからこそ、たくさんの人に響く表現ができるのだなあと感じます。

お知らせ

11月30日発売の「IDOL FILE Vol.6」にて、「CHUGOKU SHIKOKU IDOL QUEEN」を開催中です。

中四国のご当地アイドルのナンバーワンを決める投票。1位の特典は「表紙と8ページほどの特集」です

鳥取でひたむきに頑張る、有村あるるさんをこの機会にぜひ、応援してください!

IDOL FILE Vol.6」の巻末にあるはがきに一推しから二推しまで記入して投票することができます。(※2月10日消印まで有効)

有村あるるさんの活動をもっと詳しく知りたい方は以下のリンクからどうぞ!

ブログ:金魚鉢の心臓。

Youtube:有村あるるチャンネル

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ABOUTこの記事をかいた人

けだま

鳥取大学農学部3回生。学生人材バンク所属(元だっぴプロジェクトメンバー)これまでに50人以上の社会人へのインタビューを経験。取材を通してその人の生き方や価値観に触れられる瞬間がたまらなく好きです。鳥取での就職を目指す学生を増やしていきたい(自身の就活中)。就職関連情報や、鳥取で活動する人を紹介していきます。ブログ:けだまのブログ