境内では、本殿や拝殿に施された見事な彫刻の数々が見られるほか、パワースポットとしても楽しむこともできる「神崎神社」に行ってきました!
2024年は辰年!拝殿向拝の天井に彫られた龍は必見です。
今回の記事では「神崎神社」の成り立ちや、見どころなどについてご紹介します。
「神崎神社」の基本情報
住所 | 鳥取県東伯郡琴浦町赤碕210(MAP) |
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営業時間 | 参拝自由 |
電話番号 | 0858-55-0598 |
駐車場 | あり |
HP | 神崎神社公式ホームページ |
Googleマップのナビで行くと、敷地内にある駐車場へと案内されます。
国道9号線にも看板が出ていますので、迷うことはないでしょう。
神崎神社とは?
正確な創建由緒は判っていませんが、室町時代末期に創建されたといわれています。
地元では「赤碕の荒神(こうじん)さん」の愛称で親しまれており、海上安全や、牛馬の守護神として県内外から厚い信仰を集めている神社です。
本殿は鳥取藩のお抱え宮大工・小倉園三郎によって嘉永6年に建立され、その孫である小倉平次郎により明治12年に拝殿が建築されました。
本殿と拝殿の扉・向拝は県の文化財にも指定されており、芸術品と思えるほどの彫刻が随所に施され、国内外の旅行客やメディアからも注目を集めているスポットです。
パワースポットとしても人気!迫力満点の龍
では、さっそく参拝と合わせて、見事な龍の姿を拝んでみましょう。
豪快な刀法で彫られた龍は、向拝の天井にいるとのことです。大注連縄を通り過ぎると、拝殿の台の貼り紙がすぐに目に入ってきます。
貼り紙に促されるように天井を仰いでみると、今にも飛び出してきそうな龍の彫刻が、ギロリと睨みをきかせています。
豪快で荒々しさも感じられますが、よくよく見てみると鱗や目など細かい部分までしっかりと彫られていますね。
この龍は、海から幸せを運んでくれる龍神で、龍が握っている玉は「幸せの玉」と呼ばれているそうですよ。
この玉の真下で家内安全や、縁結びなどの幸せを願うとご利益があるとされていて、パワースポットとしても注目を集めています。
龍が持つ玉の下には判りやすく「宝珠の真下」と示されているので、こちらの真上に立って、ぜひ見事な彫刻の龍神様に幸せを願ってみてくださいね。
その他の彫刻にも注目!
前述したように、神崎神社では龍以外にも数多くの素晴らしい彫刻を楽しめます。
拝殿正面の大注連縄の上には、亀に乗った浦島太郎の姿がありました。
浦島太郎の横には乙姫様、そして竜宮城もあり、昔話の世界が彫刻により再現されています。
また拝殿の扉には、功皇后の子(後の応神天皇)を抱く武内宿禰や、第14天皇・仲哀天皇の皇后である神功皇后のお姿も。
拝殿だけでも数多くの彫刻を見ることができるので、参拝と合わせてぜひじっくりとご鑑賞ください。
本殿の方は少し距離があり見づらいのですが、こちらには、牛・馬・鶴・蝶などの生き物のほか、あやめ・菊・牡丹など彫刻を見ることができます。
外から眺めていると「どうぞ中もご覧ください」と声をかけてくださったので、遠慮なくお邪魔させていただきました。
こちらも、頭上から足元近くまで見事な彫刻が施されています。
上を見上げれば、鳳凰・龍・獏。パンフレットを片手に、柱の隅々まで見ていると、いくら時間あっても足りないくらいです。
どの角度から見ても美しく、このような彫刻を見れる神社はそうそうないかと思います。
鳥取県内には、このようにあまり知られていない、素晴らしい財産がたくさん眠っています。
2024年の干支「辰」にちなんで、ぜひ彫刻鑑賞を楽しみながら、参拝してみてくださいね。
※本記事の情報は2023年12月12日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
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