2024年鳥取の新店舗まとめ

[せかいのまんなか]毎日がNo.1 自由奔放な店長さんが作る日替わりカレー屋 – 鳥取駅前

鳥取駅の風紋広場に屋台を開いているカレー屋さん「せかいのまんなか」さんに行ってきました。

店名の通り世界中を旅した経験をお持ちの店長さんです。特にインドではラクダ市でラクダを購入、それに乗って旅を続けたという話も伺いました。

インドカレーをベースに完全オリジナルで作られるカレーを日替わりで提供。

だからこそ「毎日が一番おいしいと思うんです!」と話していました。現在はテント営業ですが、店舗を構えるために100万円貯金にチャレンジ中です。

達成したらお店をオープンされるそうです。ぜひ達成してほしいと思いました!

目次

「世界のまんなか」のある場所

場所はここ↓
鳥取駅前風紋広場

現在は鳥取駅前風紋広場に、軽トラックとテントを利用した屋台形式で運営しています。

力強い筆致が世界の壮大さを感じさせる!

初見ではなにごとか、と思ってしまうインパクト抜群の手書き看板(?)が目印です。

力強い筆致が、世界の壮大さを感じさせてくれますね。

常連さんとにぎやかなに会話しながら作業を進める店長さん。テントには鮮やかな装飾がついていて、無国籍の趣がありますね。

こちらは、お客さんたちが手作りした小冊子やCDを販売されています。個性的なデザインが目を引きます。

ちなみに店長さん自身の小冊子もありました。冒頭の、インド旅行の紀行です。

サンプルを読ませていただくと、ラクダ市で4万円でらくだを購入したこと、(高いのか、安いのか…。中古車なら安いけど、中古車ほど融通が利かないことを考えると高いのだろうか…。よくわからなさが面白い)

そのらくだを1週間で調教したことなど、思わず笑ってしまうエピソードが続きました。

若干主張しすぎな椅子も待っている間の目を楽しませてくれます。

メインのカレーは毎日日替わり

伺った日のメニューです。テイクアウトのカップ入りカレーという変わり種もありました。

メニューは日替わりで、理由を伺うと、

「飽きてしまうから」

という返事に、なぜか納得。

取材した日のカレーはヤングコーンとエビのココナッツミルクカレーでした。

こちら、なかなか辛いです。スパイスの扱いがかなりお上手。

辛いものは辛く、香るべきものは薫り高く、性質を知っている人の作るカレーです。当然かなりおいしいです。

辛さの中にエビと思しき魚介のうま味と風味が満載。エビの殻と玉ねぎの皮で出汁をとり、頭や味噌まで余すことなくルーに使用しているのだそう。

具として入っているエビは煮込んであるのにしっとり柔らか。余熱で火を通しているからだそうです。

ターメリックライスの上にはフライドオニオン、乾燥ハーブのフェネグリーグ、インド風福神漬けのアチャール(茄子とレンコン)、オクラなどが添えられていて、刺激的な味から舌を休めてくれます。

素材の扱いも、味付けのセンスもかなりのものなので、きっとインドでたくさん修行なさったのでしょう、とおもいきや、

「カレーを作り出して1年くらい」というから驚きです。

「カレーの教科書」なる書籍1冊を参考に、全くの独学でレシピを考案されているというのですから、なかなかの天才肌ですね。

同席した常連さん曰く、「余計な知識が入っていないから逆にいい」。なるほど。頭でっかちではないということですね。

食後にいただいたスパイスビネガーです。

砂糖とローズマリーを加えて煮たてたお酢にリンゴを投入、余熱でとろシャキな食感に仕上げています。

お酢もローズマリーも年齢肌にいいですから、女性の方にはぜひおすすめです。

わくわく感でまた行きたくなるお店

「テーマパークのようなカレー屋さん」

という印象を受けました。次に行ったら誰に会えるかな、どんなものが食べられるかな、前よりおいしいかな、自分の好きなものがあるかな。

そんな、わくわく感が最大の特徴ともいえるお店です。

お店に出す以上、毎日のカレーは毎日が「今日が一番おいしい!」と自信をもって言えるのですが、

「何日か経って考えると、やっぱりランキングができてしまう」

とやや苦笑いの店長さんでした。

お店の最新の営業情報は店長さんのInstagramで更新されているので、行くときには事前にチェックしておきましょう。

https://www.instagram.com/masaurabayashi/

この情報は2019年5月16日のものです。

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この記事を書いた人

鳥取市出身のウェブライターおよび2児の母およびノンプロの小説家です。子育て歴10年のキャリアを通じて鳥取の子育てに役立つ情報を発信中。ブログ / note

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