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[霊石山]車で山頂まで行ける!歴史と伝説と神話の謎に満ちた標高334mの山 – 鳥取市河原町

鳥取市河原町にある、千代川と八東川の合流点の北に位置する標高334mの山「霊石山」。

山頂まで車で行くことができ、ハンググライダー・パラグライダーの基地にもなっている頂上からは、鳥取平野や千代川、鳥取市街を一望できます。

今回は暑い夏でも気軽に山頂からの絶景を楽しめ、また歴史や伝説、神話にも触れられる「霊石山」についてご紹介していきます。

車で簡単に山頂まで!車での山頂コース紹介

タイトルや冒頭でも紹介したとおり、霊石山の山頂までは車で快適に行くことができます。

県道287号線を八頭方面へと走っていると、霊石山山頂まで4kmと示す看板が出てきます。

そこから林道に入り、ぐるぐるとカーブを続けながら標高をあげていきます。

途中、道が細いところや見通しの悪いところ、落石注意や路肩注意のところもあるので、注意して運転してください。

少し運転しづらい場所もありますが、運転が苦手な私でもそこまで苦なく山頂まで車で行けたので、大丈夫かと思います!

程なくすると、山頂が見えてきます。さすがは車!あっという間です!

頂上には、ハンググライダー・パラグライダーの基地があるほか、休憩にピッタリの東屋や、なにやら鉄塔がありました。

基地前にロープが張っていたので、ぎりぎりまではいけませんでしたが、ロープ前からも山々が見え、景色を楽しめます。

頂上はロータリーになっているので、そのまま来た道を戻っての下山となります。

車で山頂まで行けて景色を楽しめる山なんて、この暑い夏には特に魅力的。体力に自信がない方や、気軽に絶景を楽しみたい方は、ぜひ足を運んでみて下さい!

でも、やっぱり歩いて登りたい!歩いての登山コース紹介

サクッと車での山頂コースをご紹介させて頂きましたが、有酸素運動が大好きな私はやっぱり歩いて登りたいのです(笑)

とは言え、猛暑とクモの巣と蜂がダメな私は、やはり夏の山が苦手なので少しでも快適なコースがないかと探していたところ、ありました!

「道の駅 清流茶屋かわはら」のスタッフさんに教えて頂いた、霊石山を快適に歩いて登るオススメコースについて紹介していきます。

①歩きでの登山口はココがオススメ!林業試験場

ネットや霊石山登山マップなどを調べていると、多くが登山口を「霊石山登山道坂根口」を紹介しており、そのまま上坂コースを登っていき、林道に合流、頂上へというものでした。

こちらの登山口は民家の合間をぬって登っていく道で大変わかりにくいです。

更に、「道の駅 清流茶屋かわはら」のスタッフさんによると、上坂コースは近年の大雨などで一部土砂崩れがあるところもあり、今はあまり使われていないとのことでした。

上坂コースは途中で踏みならされた道もなくなり、先に進めなくなり断念しました

そこでご紹介して頂いたのが、今回の林業試験場を出発地点とするコースです。

駐車場もあるほか、21世紀の森を見学しながら快適に林道へと合流でき、そのまま山頂へと向かえます。

というわけで、今回は下記コースで霊石山山頂を目指します!

①林業試験場→②21世紀の森→③林道に合流→④御子岩→⑤源 範頼の墓→⑥最勝寺奥の院→⑦山頂→⑧パラグライダー基地(北面)

では、林業試験場内にある森林学習展示館横から、さっそく21世紀の森へと登っていきましょう!

②21世紀の森

21世紀の森には、野鳥の森や薬草の森など、様々な見どころあふれる森を楽しみながら歩いて行けます。

中には山道になっているコースもあるのですが、今回は快適な登山を意識していたので、いくつもある分岐点のなかで、常にアスファルトの道を選んで標高をあげていきました。

登山日当日は気温30度以上ありましたが、木々がちょうどよく日陰をつくってくれていて、そこまで暑さを感じずに登っていくことができます。

鳥の声や、風が通って草木をかすめる音、水の音など、本当に自然豊かで存分に森林浴を楽しめます。

途中、東屋もあり、適度に休憩もできます。山頂はまだまだ先ですが、東屋からの景色も良かったです。

快適なコースのまま、車での山頂コースの林道に合流です。

③林道に合流

林道に合流してからも、足元はアスファルトでとても歩きやすいです。

車で通れるくらいなので、そこまで足場が悪い道はありませんが、ところどころ落石注意の場所や、路肩注意の場所があります。

工事車両もいくつか見かけたので、そのような場所は注意して歩きましょう。

④御子岩

林道に合流し、山頂までの中間地点ちょっと前くらいまで歩いていくと、霊石山を訪れたのなら絶対に見ておきたいスポットの1つ「御子岩」があります。

道の脇に看板が出てくるので、矢印に沿って進むと、驚くほどの大きくて立派な岩が目に飛び込んできます。

御子岩は霊石山の由来にもなっている岩で、昔、天照大神行宮の道案内としておいでになった猿田彦の尊が冠を置いてお休みになったといわれています。

鳥取の「落ちない岩」としても有名で、不安定そうな場所にあるにも関わらず、鳥取大地震のときも不動だったといいます。

受験の時など、なにか「落ちたくない!」ものに立ち向かうときに祈願に訪れてもいいかもしれませんね♪

とにかく、人をひきつけるパワーがあるので、せっかく霊石山に訪れたのならぜひ立ち寄ってみて下さい!

⑤源 範頼の墓

更に頂上に向かって歩を進めていくと、次に登場するのは「源 範頼の墓」です。

伊豆から因幡に逃れてきた源 範頼は、教頼法師と名乗って最勝寺に入り、この地で死去したと言われています。

歴史を感じられるスポットなので、ぜひこちらも見学してください!

⑥最勝寺奥の院

山腹の八合目付近まで登ってくると、左の道脇に「最勝寺奥の院」の道標が出てきます。

最勝寺奥の院は、1,300年以上の歴史があり、その周辺には供御の水、三十三観音、上人墓地、水天宮、山王宮など、様々な史跡が点在しています。

これまでのアスファルトの道と違い、山道となりますが、比較的踏みならされている道なので、足場はそこまで危険ではないかと思います。

とはいえ、アスファルトの道に比べると、足元が滑りやすかったり、虫が多かったりなので、注意しながら史跡を楽しみましょう。

⑦山頂

最勝寺奥の院を過ぎると、何回かカーブの道を越え、すぐに山頂に到着します。まずは車で訪れた時と同じように、鉄塔や東屋が目に飛び込んできます。

車での登頂コースの時には紹介していませんが、実はこの地点より50mほど先に進んだところにもう1つ絶景ポイントがあります。

思わず見逃してしまいそうな看板ですが、こちらの「パラグライダー基地(北麺)」も絶対に見ておきたいスポットなので、ぜひ奥まで行ってみて下さい!

⑧パラグライダー基地(北面)

山頂から50mほど進むと、パッと視界が開けます。

こちらにはロープなどもなく、ぎりぎりまで行くことができ、絶景を堪能できます。

日本海から吹き込む風が山体に当たり、適度な上昇気流が発生することからハンググライダー・パラグライダーの基地として利用されているため、ここに立つと風がとても気持ち良いです。

スカイスポーツはただただ怖いものと思っていましたが、この開放感はたまりません!

「ここから飛び出せたらどんなに気持ちいいのだろう!」と、その魅力に少し近づけた気がしました。

多くの愛好者が訪れるスカイスポーツのメッカとしても有名なので、ご興味がある方はぜひ空中散歩にもチャレンジしてみて下さいね♪

おわりに

車でも徒歩でも山頂まで快適に行ける「霊石山」はいかがだったでしょうか?

道中には、ご紹介した以外にもまだまだ歴史・伝説・神話にゆかりのあるスポットがたくさんあります!

登山イベントなども開催されている人気のある山なので、ぜひ1度登ってみて下さいね。

▼霊石山の場所
鳥取県鳥取市河原町稲常

※本記事の情報は2019年7月17日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
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転勤族ライターで、鳥取県1年目♪ 旅・人との繋がり・お酒がとにかく大好き! 人様のご迷惑と赤ちゃんの安全を考慮した上で、「子育てママ」概念に縛られない自由旅を満喫中。グルメや観光地を中心に発信します!