2024年鳥取の新店舗まとめ

[や台ずし 末広温泉町店]魚の良さを活かした本格握り寿司梅9貫をテイクアウトしました – 鳥取市

や台ずし 末広温泉町店は、や台やグループが展開する寿司居酒屋チェーンの鳥取市2号店です。

昨年(2020年6月)にオープンしたばかりなので、木目がつやつやとまるで光るようにきれいな店舗でした。

コロナ対策として始まったお寿司のテイクアウトを末広温泉町店も実施中です。

海鮮丼や折り詰め、中には家庭用手巻き寿司セットもありました。ステイホーム中のちょっとしたお楽しみにもぴったりです。

今回は、伝統的な手法で作られる職人の握り寿司9貫をテイクアウトしてきました!

目次

や台ずし 末広温泉町店の場所

鳥取県鳥取市末広温泉町356−2

や台ずし 末広温泉町店の様子

オープンの16時頃の様子。ちょうど看板に明かりが灯って、営業中の看板が出るころに伺いました。

テイクアウトは電話予約すると、指定時間にきちんと準備してもらえるようです。実際16時でお願いした折り詰めは、板さんがすぐ取り出してくれました。

海鮮丼は持ち帰り価格になっているようです。お店の中にも、握りや海苔巻詰め合わせのメニューがありました。

カウンター席からは板さんの手元がよく見えます。お会計の間に、肉厚の青魚が素晴らしくきれいに捌かれるのが見えました。

はまちなどの魚には、腹骨の骨膜のわずかな切り残しからも寄生虫が見つかることがあります。丁寧に、かつ素早く包丁を入れていく技術はちょっと感動ものですね。

店内では握りの他に、長ネギやらっきょうを使った山陰の料理、名古屋名物手羽先などの人気メニューがいただけます。

手羽先もテイクアウト可能です

あまりにも美味しそうな手羽先揚げの写真をみて、おもわず

「これは持ち帰り出来ませんか?」

と聞いてみました。

すると、むしろ持ち帰り歓迎だそうです。

テイクアウトメニューの中には書いてありませんが、刺し身や惣菜など家で食べたいものがあればお店の人に聞いてみるといいですよ。

魚の特性が活きる!一貫一貫異なる味わいの握り寿司

きれいに包まれた寿司折り。粋な模様はどこかレトロな雰囲気もありますね。この包紙は。お寿司とは別途110円がかかります。

包を開けて蓋を取ると、楽しい言葉が出迎えてくれます。白地に深い紫のイカの絵。イカは神饌(しんせん)と言って神様のごちそうにも使われるお正月の縁起物。

それに白と紫は、昔から一番品のよい色調として珍重されてきました。伺った日は新年だったので、こういう格式のある絵柄が使われていたのかな?

でもイカの絵そのものはかわいいですね。

メインの握り。

内容はその日の仕入れによって変わるそうです。

左端の白身だけなんの魚かわからず、テイクアウトだと日替わりメニューの質問ができないのだな、と実感。

お酢か塩で軽く絞めたあとに、皮目を炙ったもののようでした。ふわっと崩れる身に沿って一緒にシャリが広がります。

シャリは酢が少し控えめ。ご飯の味がよく分かります。

鯛は歯を押し返してくるほど筋肉質。サーモンは「しとやか」と呼びたくなるほどなめらかに喉を滑っていきます。

魚の旬、持ち味を知り抜いているから、切り方握り方が微妙に違うようでした。魚を活かしたお寿司。とても美味しかったです。

や台ずし 末広温泉町店テイクアウトまとめ

メニューにあるものなら何でもテイクアウトできるかは、店舗によっても変わるのかもしれません。まずは電話して聞いてみることをおすすめします。

今の回転寿司チェーンのお寿司も工夫が凝らされて美味しいです。

しかし、人の手で握ったものは、ネタとシャリのバランスが抜群。あるものは包む、あるものは被せると言ったように、均一ではない握り方で魚本来の味が楽しめます。

そしてなによりリーズナブル!

かつて握り寿司は屋台で食べるもので、お財布の中の小銭でぱぱっと小粋に口に運ぶものだったそう。

気取ってはいない、しかし決して手抜きしない。お寿司の原点を体験できるテイクアウトでした。

や台ずし 末広温泉町店の店舗情報

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この記事を書いた人

鳥取市出身のウェブライターおよび2児の母およびノンプロの小説家です。子育て歴10年のキャリアを通じて鳥取の子育てに役立つ情報を発信中。ブログ / note

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