鳥取市富安のローソン跡地に、2023年11月1日鳥取市初の保護猫カフェ「Wald baden(ヴァルトバーデン)」がオープンしました!
障がい者の福祉サービスを行う会社が運営する、新しいカタチのカフェ。
猫ちゃんと触れ合うなかでお家に迎えたいと感じた方は、2週間程度のトライアル(お試し飼育)もできます!
トライアルや譲渡について、人と動物が触れ合うことで生まれるメリット、カフェオープンに込められた思いをご紹介します。
「Wald baden(ヴァルトバーデン)」の基本情報
住所 | 鳥取市富安2丁目92-3(MAP) |
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営業時間 | 11:00〜19:00 |
定休日 | 12/30まで無休 |
駐車場 | あり |
公式HP | Wald baden |
SNS |
ローソン鳥取富安店の跡地、お隣にはauショップ 鳥取扇町があります。
元コンビニということもあって、駐車場の出入りもスムーズです。
メニュー
料金
おとな、中高生、小学生以下で料金が異なり、4歳から入店が可能です。
料金は前払い制ですので、必要に合わせて後ほど延長しても良いでしょう。
支払いを済ませ、早速猫ちゃんの待つお部屋へ行きましょう。
ドリンクバー
お部屋の手前には、手洗いとドリンクバーがあります。料金にドリンクバーも含まれていますので、ドリンクを選んでからの入室がおすすめです。
ジュースは、好みの量が選べるタイプと、懐かしの瓶タイプがありました。
氷の中で冷やされていると、より一層おいしそうに見えますね!
挽きたてコーヒー、紅茶などの温かい飲み物もありますよ。
ホット、アイスともに蓋付きのカップが用意されているため、猫ちゃんが近づいてきても安心です。
店内の様子
ここで暮らす子はすべて、野良猫や飼育できなくなった家庭から引き取った保護猫です。
遊びたい子、お部屋から出たい子が、それぞれ自由に出入りできるよう設計されています。
猫ちゃんの大好物、チュールを手に持つと膝の上に乗ってねだってくる子もいれば、座ってじっと見つめてくる子もいて性格の違いがわかりますね。
おもちゃにもしっかり反応してくれ、必死に取ろうとする姿が愛くるしいです。
遊んでいたつもりでしたが、もしかしたら遊ばれていたのかも……と思うほど、こちらも夢中になりました。
そして最近子猫も仲間入りしたそうで、仲良く遊ぶ姿、じゃれ合う姿など子猫ならでは可愛さも堪能できます。
安心してスヤスヤ眠る姿は、まさに癒し!まったり落ち着いた雰囲気が、成猫の良さですね。
カメラのレンズに臆することなく、グイグイ近寄ってくる子も多く1時間があっという間でした!
トライアル(お試し飼育)と譲渡について
ペットを飼いたいけど、不安で踏み切れない方はいらっしゃいませんか?
「Wald baden」では、触れ合いだけでなく、猫ちゃんたちの新しい家族を募集されています。
トライアル(お試し飼育を2週間程度)では、実際にお家で一緒に過ごせるため、家族との相性や触れ合いだけでは分からなかった性格を知ることができます。
ただ、その子が天国へと旅立つ日まで、家族として過ごしていただけるお家へ繋ぎたいという気持ちから、譲渡をご希望されてもすぐに連れて帰れるわけではありませんので、ご了承ください。
人と動物が触れ合うことで生まれるメリット
カフェオープンに込められた思い
障がい者の福祉サービスを行うなかで、これまで就職しても辞めてしまう人がいる、障がいのある人の仕事の選択肢が限られているという課題があったそうです。
そこで、動物に関わる仕事がないことに着目し、人と接することが苦手な人でも動物と接する仕事ならできるのではと思い、保護猫カフェオープンへとつながりました。
実際に人慣れしていない猫は、人と接することで手のあたたかさを知り、人は少しずつ心を開く猫に日々癒されています。
筆者自身、保護猫カフェを利用し「こんなにも甘えてくるのか!」と驚きました。これは、スタッフの方が1匹1匹の性格に合わせたケア、愛情をたっぷり注いできた証。
里親募集では、譲渡して終わりではなく「人も猫も幸せにしたい」という思いが感じられ、相談しやすい雰囲気がありました。
取材時に会ったお部屋に出ている子だけでなく、まだ人に慣れておらず出られない子も控えています。
カフェを利用する人はもちろん、運営するスタッフの方々、猫ちゃんたちが幸せになれる「Wald baden」の応援をよろしくお願いします!
※本記事の情報は2023年11月23日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
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