2024年鳥取の新店舗まとめ

[船通山]神話「ヤマタノオロチ」の舞台として知られ絶景を楽しめる標高1,142mの山 – 日南町

鳥取県西部の日南町にある「船通山」に行ってきました!

有名な神話「ヤマタノオロチ」の舞台として知られ、山頂からは360度の大パノラマも楽しめます。

この記事では、鳥取県側から登る「船通山」の登山コースについて詳しくご紹介していきます。

目次

船通山の場所

船通山は鳥取県西部の日南町にあります。

鳥取県日南町と島根県奥出雲町の県境に位置する山で、鳥取県側からも島根県側からも登山コースが整備されています。

毎年4月下旬には山頂をカタクリの花が彩り、7月28日には奉納神賑行事「宣揚祭」が行われ、県内外の多くの人々が訪れる人気の山です。

船通山の登山コース紹介

船通山には鳥取県側からも島根県側からも登れる複数のコースがありますが、今回は鳥取県側からの登る「一般コース」についてご紹介します。

コース詳細は下記の通りです。

①緑のふれあい空間(登山口・スタート地点)→②休憩所→③丸太階段の道→④烏帽子岩→⑤船通山のイチイ→⑥山頂(ゴール地点)

では、さっそく出発しましょう!

①緑のふれあい空間(登山口・スタート地点)

今回ご紹介するコースのスタート地点は、県道15号横田多里線を進んだ先の「緑のふれあい空間」にあります。

目印となる写真の看板から、林道船通山線を進んでいくと、登山口前の駐車場に着きます。

駐車場から少し歩いた先に登山口があるので、道標に従い進んでいきましょう。

②休憩所

登山口から沢沿いに緩やかな登山道を登っていくと、お手洗いも備えた休憩所に到着します。

この少し先から、コースは「健脚コース」と「一般コース」の2つに分かれます。

今回は小さいお子さんからご年配の方まで歩きやすい「一般コース」をご紹介します。道標に従いコースを右にとり、歩いていきましょう!

③丸太階段の道

変化に富んだ「健脚コース」に比べ、「一般コース」は丸太階段の道と緩やかな坂道が交互に出てくる登山道をいきます。

健脚コースに比べると見どころは少ないですが、歩きづらい場所や危険な場所などもなく、ゆったりとハイキング気分で登るには最適のコースです。

ところどころに休憩用のベンチも配されているので、のんびりとした気分の登山にオススメです。

④烏帽子岩

丸太の道と緩やかな坂道を繰り返し登っていくと、中腹を過ぎたあたりに「烏帽子岩」と呼ばれる立派な岩があります。

樹木越しに見ながら進んでいくと、ほどなくして健脚コースとの合流点に出ます。ここまでくると、山頂まであと少しです。

⑤船通山のイチイ

健脚コースと合流後、山頂へと向かって歩いていくとすぐに「船通山のイチイ」と呼ばれる大イチイのある場所に到着します。

国の天然記念物にも指定されていて、とても立派です。

ちなみに大イチイは2本あり、上の方の大木が天然記念物に指定されているとのことです。

⑥山頂(ゴール地点)

イチイの大木から数分歩いていくと、すぐに船通山山頂に到着です。山頂は半円形の広場のようになっていて、360度の大パノラマが広がっています。

また、頂上の中央には「天叢雲剣出現之地」の碑とスサノウを祀る祠があります。

「アメノムラクモノツルギ(クサナギノツルギ)」はスサノウノミコトがヤマタノオロチを退治した時に、大蛇の体内から出現したといわれていて、船通山はその出現地として伝えられています。

山頂避難小屋もしっかりとあるので、伝説と絶景をゆっくりと楽しめます。休憩を終えたら往路を戻って下山です。

おわりに

360度の大パノラマの絶景と、神話『ヤマタノオロチ』の舞台を楽しめる「船通山」のご紹介はいかがだったでしょうか?

健脚コースも一般コースもどちらも歩きましたが、そこまで危険な場所もなく、どちらも楽しみながら楽に登れます。

四季折々の景色が楽しめる山なので、ぜひ登ってみて下さいね!

※本記事の情報は2019年11月30日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。

※写真の無断掲載・使用を禁止します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

全国転勤を楽しみながら先々の情報を発信!トラベルライターとしても活動中♪ トリップノート / ブログ

目次