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[光の鏝絵(みつのこてえ)]ミシュラン山陰版で1つ星の注目スポット!- 琴浦町

『ミシュランガイド山陰版』で星1つを獲得した注目スポット「光の鏝絵」。

琴浦町の光(みつ)地区内に一歩足を踏み入れると、歴史ある町並みと共に、次から次へと見事な鏝絵を観賞することができます。

国内外の観光客から注目を集めている「光の鏝絵」についてご紹介します。

目次

光の鏝絵とは?

「光(みつ)の鏝絵」の「鏝絵(こてえ)」とは、左官職人が鏝を使って、漆喰壁に福神や動物、植物などの浮き彫り模様を塗り、絵画的・装飾的に仕上げたものをいいます。

江戸末期から昭和初期にかけて、庶民の建築文化として全国的に流行していたといわれています。

琴浦町の光地区には、48戸の集落があり、そのうち24棟に鏝絵が施されています。

これだけ密集しているのは全国的にも珍しく、2017年にリリースされた『ミシュランガイド山陰版』では星1つを獲得しています。

国内外の旅行者からじわじわと注目を集めている琴浦町を代表する観光スポットです。

光の鏝絵を観賞しよう!

では、さっそく光の鏝絵を観賞しに行きましょう。

鏝絵が密集する光地区の前には、観光用の駐車場が設けられています。集落内は車の乗り入れが禁止されているので、車はこちらにとめて、徒歩で見学します。

駐車場には効率良く鏝絵が観賞できるように案内地図も用意されているので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

案内地図に従い、集落に入ると、鏝絵よりも先にまずは歴史が感じられる住宅や蔵が目に飛び込んできます。

情緒ある町並みを楽しみながら歩みを進めていくと、すぐに見事な鏝絵の数々が現れます。

住宅や蔵には、青や黄色を用いたカラフルな色が使われ、その模様に取り囲まれるように鯉や亀、打出の小槌などの縁起のいい鏝絵が描かれています。

他にも土蔵に彫られた家紋や色鮮やかな稲妻の門など、本当に次々と見事な鏝絵が現れ、かなり密集していることがよく判ります。

鏝絵によっては、邸宅内に入らないとよく見えないものも多いですが、個人の邸宅内に許可なく入ることは禁止されています。歩きながら無理なく観賞できる鏝絵を楽しむか、もしくは、どうしても近くで見たい際は許可をとってから見させて頂きましょう。

とは言え、遠くからの鑑賞でも色々な鏝絵を見ることができますし、随所に歴史が感じられる町並みは散策してみるだけでも十分に楽しめるので、ぜひじっくりと観光されていって下さいね。

おわりに

『ミシュランガイド山陰版』で星1つを獲得している琴浦町の「光の鏝絵」はいかがだったでしょうか?

鏝絵についてあまり知らない方や、今回初めて知ったという方でも、実際に光地区を歩いてみれば、次々と目に飛び込んでくる色鮮やかな鏝絵の数々にきっと魅了されるに違いありません。

旅行やお出かけで琴浦町を訪れる際には、ぜひ「光の鏝絵」もプランの1つに加えてみて下さいね。

光の鏝絵の基本情報

住所:鳥取県東伯郡琴浦町光
アクセス:JR赤碕駅より路線バス約5分「光」下車 / 山陰自動車道「琴浦船上山IC」から車で約10分 / 駐車場、トイレあり

※本記事の情報は2018年12月7日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
※写真の無断掲載・使用を禁止します。

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この記事を書いた人

全国転勤を楽しみながら先々の情報を発信!トラベルライターとしても活動中♪ トリップノート / ブログ

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