2022年4月19日湯梨浜町にオープンした古着屋「庫」に行ってきました。
ショップと車庫の二面性を持つ「庫」は店主の好きが詰まった宝箱です。
「庫」の場所
▼場所はここ
〒689-0713 鳥取県東伯郡湯梨浜町旭122-2
東郷池の畔にあり、斜め向かいに旅館水明荘があります。
店内の雰囲気
夜は車庫として利用されており、無骨なカッコよさの中に可愛さも見え隠れしセンスの良さを感じます。
全面ガラス張りのドアを開けると、すばらしい開放感。
アメリカンヴィンテージからフランス、ヨーロッパなど男性女性に問わず店主が一つずつピックアップ仕入れされています。
値札はすべて服の袖に表示されており、値段を見るハードルがグッと下がり、店主の優しさを感じました。
商品
Tシャツ
右に寄ったボーダーは、着ていた人のクセを想像させます。
大胆にカットされたデザインは、最初から?それとも自分でカットしたのかな?と考えたりする楽しさも古着の良さ。
元気の出るカラーの他にも、黒や白など合わせやすいカラーも揃っています。
サイズや男女に分けず並べられており、服を楽しむ自由度を教えてもらうような感覚になりました。
ワンピース
入口近くに並んだ、白いワンピースはフランスヴィンテージが中心です。
1920年製と約100年前のワンピースは、何度も何度も丁寧に繕った跡が残っています。
今の時代はどうでしょうか?ファストファッションが主流になり、目まぐるしく変わる流行りを追い、1年で使い捨て。
「元の持ち主のクセや生活を想像し、また新しい場所で生きる服の旅を見送るのが好き」と笑顔で話す店主の手から旅立つ服は、きっと幸せになると思わせます。
100年前にこの服を着ていた人が、海を渡って日本という場所でまた誰かが着ているなんて知ったらビックリでしょうね。
パンツ
その他、パンツやトレーナー、帽子なども販売されています。
商品はすべて1点ものです。ご紹介した商品と同じものがあるとは限りませんので、ご了承ください。
アクセサリー
絣を使用した、ハンドメイドアクセサリーはヘアゴムやブローチなど。
和洋の組み合わせが新しく、幅広い年齢層に似合いそうなデザインです。
服と環境問題
昔を想像したり、幸せになってねと商品を見送るという店主の言葉に、昔そして未来へと移りゆく「服の旅」を感じました。
1つ1つ自分の目で選び、長い時代を静かに過ごしていた服たちを送り出し、そして自分だけの宝物を見つけ、うれしそうな表情のお客様。
物が溢れる時代そして環境問題に対する声があがる世の中、受け継がれてきた物の捨てない暮らしを身近に感じれるお店「庫」
店主が選び抜いた大切な宝箱の中から、あなただけの宝物を探しに行ってみてはいかがでしょうか?
「庫」のおすすめポイント
「商品が旅立つ時、仕入れた時の思い出が蘇ったり、どんな風に着るのかな?母から子へ受け継がれるかな?とか考えちゃうんです」とはにかみながら笑う店主。
今回の取材では出会えませんでしたが、「いつかここでお気に入りの1着に出会う」そんな気持ちになりました。
ご主人が設計し、手作りされた店内インテリアも必見です!
入荷情報、臨時休業などはInstagramにて更新されています。チェックしてみてくださいね。
「庫」の店舗情報
住所 | 鳥取県東伯郡湯梨浜町旭122-2 |
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営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 木曜日 |
駐車場 | あり |
公式HP | https://ko-i.earth/ |
SNS | Instagram Twitter |
※本記事の情報は2022年6月21日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
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