「氷ノ山自然ふれあい館 響の森(ひびきのもり)」へ行ってきました!
氷ノ山や鳥取県の自然を紹介していたり、自然体験プログラムが開催されています。
赤ちゃんから大きな子どもまで、また大人も一緒に鳥取の自然を楽しめる施設です。
屋内なので、雨の日や暑い日にもおすすめです。
※記事中に昆虫や動物、両生類・爬虫類の写真が出てきます。苦手な方はご注意ください。
「氷ノ山自然ふれあい館 響の森」の基本情報
住所 | 鳥取県八頭郡若桜町 つく米635-175(MAP) |
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営業時間 | 9:00~17:00 |
入館料 | 無料 |
休館日 | 4月~9月 月曜日 10月・11月 月曜日、火曜日 12月~3月 月曜日~水曜日 ※夏休み期間中は無休 ※12月~3月は展示室閉鎖 |
電話番号 | 0858-82-1620 |
駐車場 | あり |
HP | 氷ノ山自然ふれあい館 響の森 |
SNS | Instagram , X , Facebook |
鳥取市中心部から車で約1時間のところにあります。
標高827mの場所にあるので、鳥取市内と比べて気温差が2~4℃あります!
氷ノ山の登山届を提出できる場所なので、家族連れのほか登山帰りの方も多くいらっしゃいます。
「氷ノ山自然ふれあい館 響の森」の遊び場
館内は2階建てで、1階に展示室や遊びの広場などのエリアがあります。
森のジオラマは1階から2階にかけての吹き抜けに展示されています。
2階には展望ルーム、くつろぎコーナーがあります。
1階の展示・遊び場
エントランスホール
エントランスホールには、施設の近くに生息する生き物の展示や、手作りの釣りゲームなどがあります。
釣りゲームは磁石で魚を釣ることができ、横にあるボードで釣った魚や生き物がどこに展示されているか分かるようになっています。
時期によって展示されていないものもあります。
生き物展示では、スタッフさんが施設近辺で捕まえた生き物たちが並んでいます。
普段家の近くではお目にかかれない生き物を間近で見られるので、大人も興味津々です!
エントランスホールの壁沿いには氷ノ山の情報がたくさん展示されています。
登山をする方々の情報交換のボードなども設置されていました。
大きなオルゴールもありました!
定期的に音が流れるようになっているので、行った際に是非聞いてみてください。
森の遊び広場
森の遊び場は、自然界の生き物の生態や習性を遊びながら学べるエリアです。
マットのエリアもあるので、赤ちゃん連れも安心です。
小さなお子様でも遊べるように、子供目線で仕掛けが作られています。
抱っこをしなくても子ども達が遊べる高さに仕掛けがあるので、親としてありがたいです。
色々な仕掛けがあり、大人もついつい必死になってしまいます。
氷ノ山登山すごろくがありました!
台が低いので、小さなお子様も一緒に遊べます。
珍しい生き物のぬいぐるみがたくさんあります。
なんの生き物かわかりますか??
へ~ん~し~んコーナーでは、着ぐるみを着て、生き物になりきれます。
クワガタムシやモモンガなどに変身できます!
大人でも着れますよ~♪
3~8歳用のボルタリングも設置してあります。
雨の日でも体を動かすことができます!
ヤマネルーム
ヤマネルームは、土足厳禁の部屋の中で「KAPLA(カプラ)Ⓡ」というブロックで遊べるようになっています。
「KAPLA(カプラ)Ⓡ」は1種類のブロックを用いて、様々なものを作る知育玩具だそうです。
ヤマネルームに造形例やパンフレットが置いてあります。
家族で一緒に遊ぶ方が多く、一度作り出すと長時間遊んでいることが多いそうです。
「KAPLA」「カプラ」はKAPLA考案者トム・ブリューゲン氏がEU・日本ならびにその他の国において所有する登録商標です。
ネイチャーラボ
ネイチャーラボでは、スタッフの方が昆虫や骨格、植物の標本づくりをしている姿が見られます。
シカの解体などをしている時もあるそうです。
標本づくりやシカの解体は不定期で行われているので、見ることができたらラッキーです!
学習展示ルーム
学習展示ルームでは、氷ノ山の歴史や文化、地形・地質、動物や植物が、子供にもわかりやすいように展示・解説されています。
氷ノ山の名前がついた昆虫の説明などもあり、自由研究におすすめです!
森のジオラマ
森のジオラマは1階から2階にかけての吹き抜けに展示されています。
ジオラマの迫力に圧倒されました!!!!!
写真と文章では伝わらないのが悔しいです。
土の中のトンネルがあったり、各所に色々な生き物が隠れています。
森のジオラマ内は望遠鏡で見渡せるようになっています。
森のどこかにリスやサワガニがこっそりと隠れているそうなので、是非探しに行ってみてください!
2階の展示・遊び場
くつろぎコーナー
くつろぎコーナーの中にキッズスペースがあります。
木馬や木製のおもちゃが置いてあり、赤ちゃん連れも楽しめます。
おままごとセットや木製ジグソーパズルでも遊べます。
展望ルーム
展望ルームでは、大きな窓から山の景色を見ることができます。
壁にはクルー(各種専門家のボランティア)さんが作成した、氷ノ山の花暦や写真が展示されています。
アナグマのおうちも展示されています。
中に入って遊ぶことができます。
「氷ノ山自然ふれあい館 響の森(ひびきのもり)」のアイドル、「ヤマネ」のスタンプもありますよ♪
ヤマネすごろく
1階と2階の間にある階段では、ヤマネすごろくで遊べます。
なかなかゴールができない、難易度が高くて足腰が鍛えられるすごろくです!
屋外の遊び場
イモリの隠れ家
施設から少し歩くと、イモリの生息地があります。
イモリは観察のみで採取はお断りします。
イベントでイモリの調査をした際は500~600匹も確認できたそうです。
オスとメスの見分け方や、ヤモリとの違い・覚え方を教えてもらいました。
興味のある方は、スタッフさんに場所を教えてもらいましょう!
ベンチ
施設の入り口の外はテーブル&ベンチが並んでおり、休憩できるスポットになっています。
イベント・工作
イベント
土日や長期休みにイベントが開催されています。
ヘビの観察やイモリの調査などの自然観察イベント、大人の趣味講座、焚火カフェやくるくるスネークパンのクッキングイベントなど、様々なイベントがあります。
ヘビの観察会は人気でキャンセル待ちだそうです。
イベントは参加費等が必要です。
詳しくは、ホームページのイベント情報をご覧ください。
イベント申し込みは、ホームページイベント情報の各イベントページの申し込みフォーム、または電話で受付けているそうです。
工作
有料で工作ができます。
工作の種類・価格は受付けでご確認ください。
ミュージアムショップ
1階の受付横にミュージアムショップがあります。
氷ノ山に関するグッズや鳥取の藍染めの手ぬぐいなどが販売されていました。
大人気のヤマネのグッズコーナーもあります。
ヤマネマグネットがめちゃくちゃ可愛かったです!
子連れに嬉しい設備
自動販売機
1階2階共に自動販売機が設置してあります。
売店、レストランなど食料品の販売はないので、お弁当やおやつを持参するのをおすすめします。
飲食スペース
2階に飲食スペースがあります。
氷ノ山を眺めながら、贅沢な時間が過ごせます。
晴天時は屋外のベンチでお弁当を食べるのも良いですね!
授乳室・ベビーベット
1階に授乳室があります。
授乳室内にベビーベットがあり、おむつ替えができます。
授乳室横には床スペースもあり、小さなお子様が自由に動けるようになっているので赤ちゃん連れにありがたいです。
ベビーカー・車いす貸出し
ベビーカーと車いすの貸し切りサービスがあります。
赤ちゃん連れや3世代でのお出かけも安心です。
1階と2階の移動はエレベーターが利用できます。
「氷ノ山自然ふれあい館 響の森」のおすすめポイント
1つ1つの展示もとても興味深かったのですが、何と言っても「森のジオラマ」の迫力がすごかったです!
鳥取県内で類を見ない、自然の展示施設です。
子供の遊ぶスペースや種類も豊富で、長時間滞在できると感じました。
イベントも参加してみたいですが、まずは常設展示を子供たちと楽しみたいです!
お弁当とおやつを持って、小旅行気分で行ってみるのも良いですね♪
※本記事の情報は2024年5月8日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
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