今回ご紹介する「朴訥/BOKUTOTSU」は、大通りに面しているものの知らなければ見逃してしまいそうなカワイイお店。
そんなひっそりと佇むお店の中には、店主が選んだとっておきの商品が並んでいました。
「朴訥(BOKUTOTSU)」の場所
〒689-0713 鳥取県東伯郡湯梨浜町旭３０
「朴訥(BOKUTOTSU)」は、県道沿いにある元歯医者の店舗を改装したお店。
湯梨浜の人気パン屋さん、ぱにーにのお隣にお店があります。
駐車場は店舗前に3～4台程度停める事が可能です。
「朴訥(BOKUTOTSU)」の雰囲気
お店の営業は不定期。
店舗営業日は、公式HP又はInstagramで確認することが可能です。
入り口に電気が灯り、マネキンのディスプレイがあればopenの目印になります。
ドキドキしながら、暖簾をくぐると奥の方から『いらっしゃいませ～。靴のままでどうぞ！』
と可愛らしい声が聞こえてきました。
初めて入るお店ってどうしてもドキドキしてしまうのですが、一気に緊張がほぐれました。
店内はゆったりとしたディスプレイがされています。
古着屋さんと言えばたくさんの物がある中から、宝探しをするようなイメージがあるのですが、コチラは店主が選び抜いた商品が厳選されて並べられているという印象です。
「朴訥(BOKUTOTSU)」の商品
店内入ってすぐには、ＳＡＬＥ商品と古道具も販売中でした。
奥へ進むと、古着屋アクセサリーなどがキレイに並べられています。
アンティークのアクセサリーは、しっかりとした重厚感がありつつもお値段はお手頃。
店主オススメのコチラのアクセサリーは、現在は外国に移住されたそうですが、元鳥取在住の作家さんの商品だそう。
シーグラスと金継ぎを組み合わせてあり、一つ一つが宝物のような作りになっています。
海を流れて削られたガラス達が新しい形として生れ変り、誰かのお気に入りの一つになる。
そんなストーリーを想像すると不思議な感覚になります。
写真手前は、コンクリートとゴールドカラーを合わせたピアスで、人気商品。
満月と半月をイメージした、2種類がありどちらも全く違う雰囲気。
金具部分はプラスチック製で金属アレルギーにも対応。
びっくりする程軽く、つけている事を忘れちゃう位なんだとか。
最近販売を始めたばかりの鹿野の作家さんが製作されたカトラリー類。
現在はココでしか買えない商品となっています。
お値打ち価格のＢ品は、スプーンが売り切れ中。
口に入る部分は漆を塗ってあるそう。
帽子を被っているような雰囲気が可愛らしいですね！
実際購入した商品
まだまだ作家として駆け出しという、鹿野の作家さんの商品を応援も兼ねて購入。
鳥取県産や、手作りって言葉に弱いんです。
木べらのように使ったり、取り分けにも使える万能選手です。
早速オムライスを作る際に使ってみました。
まずは、ご飯を炒める時にヘラ代わりに。
木製なので、フライパンを傷つけません。
そのまま、卵を焼いた上にご飯を乗せる時にも使えます。
ヘッド部分は小ぶりですが、思ったよりたっぷり乗りました。
木の優しい手触りと、作り手の方の繊細な気持ちが表れた無駄のないフォルム。
キッチンに置いてあるだけで、ちょっと気分が上がるのは私だけでないはず！
誰かが心を込めて作った品である事が背景にある道具を持つと、丁寧に使う事、愛着が湧く事、そして長く使い続けて行くことの大切さを感じます。
おわりに
お店の入り口の雰囲気に良い意味で期待を裏切られたお店でした。
愛くるしいという言葉がピッタリの店主は、声をかけてくるタイミングも絶妙。
自分が気に入った物、本当にオススメしたものを置いていらっしゃるんだな。
と感じられる商品の説明にも関わらず、自分の思いを押し付けない優しさも感じられる接客でした。
この雰囲気は、是非お店に足を運んで体感していただきたいと思います。
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